2月17日(日) ジェノア0 - 1サンプドリア(@スカパー)

 前半途中まで劣勢だったサンプドリアが、攻め手を見つけると、ジェノアに退場者を出させた末に終盤に先制し、ダービーに勝利。

ジェノア
[試合前]中団9位をキープ。勝てば最大のライバルを勝ち点で上回ることができる。
 3-5-2の布陣かな。ボリエッロとディ・バイオの2トップ。スクッとサントスが出場停止。
[試合内容]懐の深いボリエッロのポストプレーが効いて、やや優勢。出足でもやや優って、ボエッロが前線に起点を創ると、前に出る勢いも見える。序盤には、(?)のクロスにディ・バイオがヘッドを合わせたが、好セーブに阻まれた。しかしその後は、ゴール前に迫りながら守備を崩す工夫や精度がもう一つ足りず、チャンスに至らない。
 前半途中までは厳しい対応で相手の攻撃を封じていたが、前半中頃にオフサイドを取れずに2列目からの走り込みを許して決定的なピンチを迎えると、やや流れを押し戻された様子。その後も、中盤に下がったカッサーノからのパスの供給や2列目からの飛び出しを許してしまう。ついに後半には、2列目からの走り込みで裏を取られたダニーロがファウルで止めて2枚目のイエローで退場し、状況が悪化。
 その後は守備を整えて、カウンターやセットプレーでチャンスをうかがう構え。CKからは、途中出場のフィゲロアがヘッドでつないで【追記:途中出場のボボ】がヘッドを叩くが、またしても好セーブに阻まれた。終盤のカウンターのチャンスは、コンコがファウルで止められてしまう。
 しかし他方で、引き続き2列目からの飛び出しに対応できず、決定機を含めてピンチを迎えている。そして終盤、右サイドをカッサーノに個人技で崩され、その折り返しからシュートを決められて、とうとう先制点を失った。反撃実らず敗れた。
[試合後]勢いのままに先制して守備を落ち着かせたかったところ。

サンプドリア
[試合前]中団の中、ジェノアより上の7位。
 3-5-2の布陣かな。カッサーノとベッルッチの2トップ。ガスタルデッロが出場停止。
[試合内容]前線にボールが収まらず、一方的ではないものの流れが悪い。カッサーノは、抗議でイエローをもらった後もファウルをもらえない度にいらだち、危険な状況。
 それでも、やはりカッサーノにボールが収まると、攻撃の形ができそう。前半中頃には、そのカッサーノが中盤に下がってタメを作り、2列目からマッジョが飛び出したが、GKを交わそうとしてGKに止められた。これをきっかけにやや流れを押し戻したか。カッサーノが中盤に下がって起点を作り、マッジョ等2列目からの飛び出しを引き出すパターンという、攻め手を見つけた様子。何度かこの形で相手の守備を脅かすと、後半には、(ベッルッチ?)のパスから飛び出そうとしたマッジョがファウルで止められ、相手に退場者を出させることに成功した。
 優位に立ってペースを握ったが、シュートを決められなかったり相手の粘りにあったりして、先制するまでに手こずった。カッサーノのパスから抜け出したフランチェスキーニは、自ら打たずに横のマッジョに渡したが、マッジョがシュートを決められず。終盤には、途中出場のボナッツォーリが落とした所をマッジョが拾って抜け出すが、守備に入られてシュートできず。それでも、左サイドから仕掛けたカッサーノが3人に囲まれながらこれを振り切ってクロスを送ると、ファーサイドでフリーのマッジョが、最初のヘッドは決められなかったものの、跳ね返りからシュートを相手に当てながらねじ込み、ようやく勝ち越した。
[試合後]カッサーノがキれずに調子を維持すれば、今の辺りの上位を保てそう。

■ビッグチャンス
 ジェノア:   前半1回 後半2回 =3回
 サンプドリア: 前半1回 後半6回 =7回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ジェノア:○ボリエッロ(特に前半、ポストプレー)
 サンプドリア:○マッジョ(サイドの仕掛け、2列目からの走り込み、ただし決めるべき時に決めて欲しかった)、○カッサーノ(キレのあるテクニック復活、中盤に下がったプレーはトッティのよう)