1月27日(日) ミラン2 - 0ジェノア(@スカパー)

(ミランの布陣)

        カカ       パト
 
            セードルフ   
  アンブロジーニ         ガットゥーゾ
             ピルロ

マルディーニ  カラーゼ   ネスタ   オッド

             カラチ

 特に前半はリズムの悪かったミランが、後半に流れを取り戻して勝利。

ミラン
[試合前]消化の遅れていた1試合を落とし、まだ2試合消化少ないとはいえ10位にとどまる。
 週中の前節から3人変更。休養明けのアンブロジーニ、風邪明けのマルディーニが先発に復帰、右サイドバックには久しぶりにオッドが先発(ボネーラは負傷?【追記:休養】)。また、2節連続で不発のブラジリアン・トライアングルは、ロナウドがまた負傷しやがったため結果的に解体、カカとセードルフのダブル・トップ下というよりは、カカがパトと2トップを組んでいる様子。ジーダは負傷中でGKは引き続きカラチ。そのほかインザーギやヤンクロフスキーは負傷中。セルジーニョも?【追記:負傷】
[試合内容]連戦による疲労の影響か、リズムが悪く、特に序盤はペースすらも握れない入り方。徐々にペースを奪って行ったものの、攻撃のリズムは上がらない。テンポよくパスが回ることはほとんどなく、むしろ長めのボールでサイド等に起点を作る場面が目立つほど。他方で中盤でボールを取り返すことができず、ゴール前まで攻撃を受けてしまい、とにかく悪い内容。
 それでも少ないチャンスで先制点を取れればいいが、決めることができない。セードルフのパスでサイドに飛び出したオッドが戻してパトが狙うが、ミートしないシュートは外れ。さらに、アンブロジーニが戻してカカが放ったボレーシュートのこぼれ球から、たまたまパトに決定機が訪れたのに、これを決められない。
 ところが後半になると、より圧力を掛けられるようになって中盤を支配、攻め立てる時間が長くなった。中盤でボールを取り返しまたこぼれ球を拾い、波状攻撃も増えた。しかし決定力が低いままで、チャンスで決められない。後半序盤のオッドのクロスからゴール前フリーのセードルフはシュートをふかす。オッドのパスからうまいトラップで収めたカカも決定機で決められない。セードルフ→カカ→アンブロジーニとワンタッチでつないで決定機も、アンブロジーニのシュートは外れ。
 それでも後半中頃、ピルロとのパス交換からマルディーニがクロスを入れると、そのこぼれ球をパトがヘッドで決め、ようやく先制に成功。さらにその直後のカウンターからアンブロジーニのパスでパトが抜け出すと、相手GKのPエリア外のハンドを誘って退場に追い込み、楽な展開に。ピルロのパスがフリーのパトに通ったが、トラップミスで逸機。そして終盤、カウンターからセードルフのパスでパトが抜け出すと(オフサイドくさい?)、最初のシュートを決められなかったものの、こぼれ球を押し込んで追加点、勝負を付けた。
[試合後]後半はホームらしい戦い方ができて良かったが、相変わらず勝ち味が遅い。前半から畳み掛けてもっと楽な試合をして欲しいところ。そうすれば、控え選手も十分に活用することができるのに。なお、次節はアンブロジーニが出場停止。

ジェノア
[試合前]しぶとく中団グループに食らい付いている。3連勝と好調を見せる。
 いつもの3-4-3の布陣だろう。ミランから期限付移籍中のボリエッロが3トップの真ん中で古巣相手に先発。クシートは出場停止。
[試合内容]自信を持って、特に序盤は積極的に仕掛ける勢い。徐々にペースを奪われたものの、攻撃の意識は十分に保ち、ボリエッロに起点を作ったりしてゴール前に迫ることはできている。その分、相手にもカウンターのスペースを与えてしまっていることが気がかり。守備のバランスはまずまず。前半終盤、(?)のパスから(ダニーロ?)のクロスにボリエッロが飛び込むが届かず、これを拾ったロッシが戻すが(?)のシュートは空振り。後半序盤には、ロングフィードから競り勝ったボリエッロがシュートに持ち込むが、ミートせず。またCKからボリエッロがボレーシュートを放つが、これは外れ。
 しかし後半が進むにつれて、相手の勢いに押されて守備に追い込まれてしまう。そして何度かピンチを迎えた末、後半中頃にクロスのこぼれ球を押し込まれ、先制点を失った。さらにその直後にカウンターから決定的なピンチを迎えると、GKルビーニョがPエリア外でハンドを犯して一発退場、さらに厳しくなった。終盤にはカウンターから決定機を許し、途中出場のGKスカルピがシュートを止めたものの前にこぼしてしまい、これを拾われて追加点を失い、勝負あり。
[試合後]攻守ともまずまず健闘したが、一歩及ばず。それでも、残留するだけの資格は十分にありそう。

■ビッグチャンス
 ミラン:  前半3回 後半7回 =10回
 ジェノア: 前半3回 後半2回 =5回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ミラン:○アンブロジーニ(特に後半、ゴール前への絡み)、○●パト(動き出しの速さと質、他方で数試合で決定力が低いことも分かった)、●ピルロ(特に前半、パスやセットプレーの精度が雑)