1月20日(日) ローマ2 - 0カターニア(@スカパー)

 ローマが、攻撃のリズムは不安定だったものの順当に勝利。

ローマ
[試合前]インテルとは7つの勝ち点差を付けられ、2位で追走中。
 トッティとペロッタが病欠、フアンが負傷、パヌッチとトネットは出場停止、と主力を欠く。ブチニッチが1トップ、ジュリがトップ下、右サイドバックにシシーニョ、左サイドバックにカッセッティ、センターバックにフェラーリ。
[試合内容]トッティ不在の影響か、攻撃にリズムが出て来ない立ち上がり。しかし、思い切ったタッデイのミドルシュートがポストを直撃した跳ね返りから、いち早く反応したジュリが押し込み、守備を崩すことなく幸運な形で序盤のうちに先制点が取れてしまった。
 すると、攻撃の流れが良くなって追加点を取れそうなチャンスが創れるように。タッデイのくさびをブチニッチがヒールで戻した所をジュリがつないでマンシーニがシュートに持ち込むが、シュートはGKに止められた。また前半中頃には、相手のパスミスを拾ったブチニッチのパスからマンシーニが決定機を迎えたが、これも決められず。後半序盤にPエリア内で粘ったブチニッチのパスからマンシーニが狙うが、シュートは外れ。
 しかし追加点を取れずに相手に粘られているうちに、前半終盤には再びミスが増えて攻撃の流れを失った。逆にセットプレーからシュートに持ち込まれる場面が出始め、1点差では分からない展開に。後半序盤には、ピサーロとデ・ロッシの間のパスミスから際どいシュートに持ち込まれる場面も。
 それでも、仕掛けたタッデイがいったん相手にボールを奪われながらも取り返した所で倒されてPKをもらい、ようやく追加点を確保。その数分後にも、ジュリがドリブルで切れ込んで決定機を迎えるが、シュートは決められず。さらにカウンター等から駄目押しできそうに観えたが、ブチニッチの雑なポストプレー等で逃し続けた。マンシーニや途中出場のエスポージトの惜しいシュートも決まらなかったものの、相手の反撃を無失点でしのいで勝利。
[試合後]主力を欠きながらもしっかり勝ち点3を確保したことを良しとすべきか。

カターニア
[試合前]下位とも差がないが、中位には位置。アウェイで結果が出ない。
 4-3-3の布陣かな。スピネージは負傷を抱えてベンチスタート、ストビーニは出場停止。シルベストリがセンターバックに回り、右サイドバックにサルド。マルティネスが出場停止明けから復帰。マスカーラが3トップの中央。森本は負傷欠場。
[試合内容]互角に近い展開で悪くはない立ち上がりだったが、ミドルシュートがポストに当たった跳ね返りを押し込まれ、守備は崩されていないのに先制点を失ってしまう。すると、勢い付いた相手の速い展開で守備を崩されて追加点も失いそうな状況。バイオッコのパスミスから決定機を与える場面もあった。
 他方で攻撃のリズムはなくなり、流れの中からチャンスを創る可能性が薄まった。長いボールが増え、マスカーラにボールが入らない。となると、セットプレーを生かすほかない。前半中頃のショートCKから(?)がヘッドを合わせたが、好セーブに阻まれた。またFKのオプションから、マスカーラが戻した所をシルベストリが狙ったが、これもGKに弾かれた。
 粘って1点差のまま後半を迎えると、ようやく流れの中からもチャンス。イスコのフィードからマスカーラがボレーで狙うが、シュートは外れ。バルガスのパスから再びマスカーラのシュートは外れ。
 ようやく盛り返し始めてスピネージを投入しようとしたところ、ところが、ロングフィードからボールを失ったテルリッツィが、いったん相手からボールを奪ったはずだったのに再び取り返されてしまい、後ろから倒してPK献上、追加点を失って反撃ムードに水を差された。おかげで後半中頃を過ぎると攻撃の勢いすらなくなり、まるで週中のカップ戦に意識が移ったように観える。マスカーラは守備に下がりっ放し。終盤、バイオッコのクロスに途中出場のテデスコがヘッドで合わせるも、これも外れ、あえなく敗れた。
[試合後]悪いタイミングの失点でリズムが出なかった。

■ビッグチャンス
 ローマ:   前半5回 後半5回 =10回
 カターニア: 前半3回 後半4回 =7回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ローマ:●ブチニッチ(たまに良いプレーは見せたが、雑なポストプレーの方が目立つ)