1月13日(日) ミラン5 - 2ナポリ(@スカパー)

(ミランの布陣)

         パト      ロナウド
 
              カカ    
   セードルフ           アンブロジーニ
              ピルロ

マルディーニ  カラーゼ   ネスタ   ボネーラ

              ジーダ

 新生ミランが、守備の疎かなナポリに快勝、ようやくホーム初勝利。

ミラン
[試合前]年が変わってホームの悪い流れを断ち切ることができるかどうか。
 ロナウドがやっと復活したので、2トップ+中盤ダイアモンド型の4-4-2の布陣に変更。しかもようやく登録可能になったパトが、ジラルディーノを差し置いていきなり先発。ガットゥーゾは出場停止のため、引き続きアンブロジーニがピルロの脇を固める。ヤンクロフスキーは負傷のため左サイドバックにマルディーニ。右サイドバックも、なぜかオッドではなく守備的なボネーラ。インザーギは負傷中。
[試合内容]ボールを支配するものの、全体的には動きの少ない立ち上がり。左のマルディーニは上がるがボネーラの攻撃参加はほとんどない。それでも相手も攻撃に出てくれるおかげで、得意のカウンター気味の攻撃が可能で、前線にボールが入りやすい。負傷明けのロナウドも初先発のパトもボールに絡みやすく、攻撃のリズムは上がっていった。そして案の定カウンターから、ロナウドとパトのワンツー崩れのこぼれ球を拾ったピルロのパスを受けてロナウドがシュートを放つと、GKにセーブされながらも詰めるパトの前にゴールラインを割り、早い時間帯で先制に成功。
 守備の方は、ボネーラのクリアミス等はあったものの相手の攻撃を無難に交わしていると思われた。しかし前半中頃、カラーゼが相手陣内でパスカットできずに展開からカウンターを受けると、守備の対応が間に合わずにあっけなく同点に追い付かれてしまう。
 それでもその数分後、やはりカウンター気味の攻撃から、ロナウドのパスでゴール前の決定機をパトは決められず、そのこぼれ球を拾ったロナウドのパスから再びパトが決められなかったものの、こぼれ球に詰めたセードルフはしっかりシュートを突き刺し、即座に再び勝ち越し。ところが前半終盤、またもカウンターから中盤のチェックなくPエリア内サイドにパスを送り込まれると、カラーゼが前に入られた相手を不用意に倒してしまい、PKでこれまたあっけなく同点に追い付かれた。
 しかし後半開始早々、セードルフのショートクロスにマークを外したロナウドがヘッドで合わせ、これまたあっさり3度目の勝ち越し。今度は追い付かれる前に、後半中頃にカカが反転からミドルシュートを決め、ようやく2点のリードを築くことができた。さらに、途中出場のファバッリのロングフィードをうまく受けたパトが、テクニックで守備を交わしてついにシュートを決め、駄目押しに成功。その後もパトが惜しいシュートで見せ場を創りつつ、快勝。
[試合後]攻撃力を十分に発揮できて、ようやく今季ホームで初勝利。この試合を観る限りは、パトの獲得は大きな武器(ジラルディーノの心境は?)。なお、ピルロは次節出場停止。

ナポリ
[試合前]7位とまずまずの順位だが、アウェイで安定した結果が出ていない。
 いつもの3-5-2の布陣。サラジェータが出場停止のため、ソサがラベッシと2トップを組んだ。その他、ブラージが出場停止、コンティーニが病欠。
[試合内容]ボールは支配されながらも攻撃の意識が高い。高すぎて、カウンターを受けた時に人数が足りない。よく動き回っているラベッシあたりにボールは入っているが、相手の守備を打開できないまま、逆に相手の前線にPエリア手前で簡単にくさびを受けさせてしまっている。でやっぱり、カウンターからオフサイドを取れずにシュートに結び付けられ、先制点を失った。
 それでも前半中頃、逆にカウンターから、ドミッツィのサイドチェンジをラベッシが折り返した所をソサがワンタッチ・シュートで沈め、きれいに守備を崩して1チャンスで同点に追い付いた。ところがその3分後には、またもカウンターを食らって最終ラインの門を通されて決定機を立て続けに創られた末、あっけなくまたリードを奪われた。しかし前半終盤、パスカットしたドミッツィのパスからラベッシが守備に走り勝ってボールを確保すると、後ろから倒してくれてPK獲得、再び同点に持ち込んだ。
 ところが後半開始早々、ハムシクがクロスを簡単に許すと、ドミッツィがマークを外されてフリーでヘッドを許し、またまたあっけなく勝ち越しを献上。今度は即座に同点に持ち込めないまま、後半中頃に反転ミドルシュートを許し、2点差を付けられてしまう。さらに、ロングフィードからドミッツィが相手に交わされてシュートを許し、3点差となって勝負あり。
 後半は、攻撃の可能性が前半以上に薄れた。終盤にはガルガノが2枚目のイエローで退場する味噌まで付いた。守れず惨敗。
[試合後]守備的な中盤がガルガノ1枚では厳しそうだった。もっと普通に守備重視で臨むべきだったのでは?

■ビッグチャンス
 ミラン: 前半6回 後半4回 =10回
 ナポリ: 前半1回 後半2回 =3回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ミラン:○パト(巧みなテクニックと動きでチャンスに絡み、ようやく後半に待望の初得点)