12月5日(水) ローマ2 - 0カリアリ(@スカパー)
※「アレッツォ事件」で延期された試合

 カリアリの時間帯もあったものの、セットプレーで先制できたローマが、その後はほぼ完勝。

ローマ
[試合前]前節から2人変更。トッティが負傷明け後初先発。ブチニッチと共存させ、ブチニッチを左サイドに回し、1トップにトッティ。マンシーニが右サイドに回ってタッデイがトップ下、と前線の並びも変えた。カッセッティが負傷したため、右サイドバックにパヌッチ。デ・ロッシの出場停止は次節に持ち越し?
[試合内容]立ち上がりは、トッティが早速絡んでチャンスを連発、すぐにでも先制できそうな勢いだった。ピサーロのロングパスからブチニッチがオフサイドぎりぎりで抜け出す決定機もあったが、トラップでGKも交わしたが、シュートは外した。
 しかし、フォッジャへの対応に苦労して攻め込まれる場面が増え、チャンスも許して流れを変えられた。ロングフィードからフアンがクリアミスを犯し、絶体絶命の決定的なピンチまで招いたが、シュートを外してもらえて助かっていた。
 ところが前半中頃、FKからタッデイがフリーでヘッドを叩き込むことができ、逆に先制に成功。これで流れを掴むと、再びトッティが起点になって攻撃のリズムを取り戻した。そして、守備を引き付けたブチニッチのパスからマンシーニが抜け出すことに成功、いったんは止められたが、そのこぼれ球を拾ったタッデイが再びシュートを決め、大きな追加点が入った。後半序盤にもゴール前の速いパスワークからチャンスを創り、マンシーニのパスを受けたトッティが戻した所をブチニッチが狙うが、これは外した。
 攻守の切り替えが早くなり、多少ミスはあっても大きなピンチにはつなげさせず、カウンターからチャンスを狙うこともできている。トッティを60分過ぎに下げてからは、攻撃がやや弛緩したかも。終盤にマンシーニが切り返しで守備を交わしてシュートに持ち込むが、これは惜しくもバーを叩いた。後半の決定的なピンチは、再びロングフィードの展開からトネットが交わされた1回だけで、これもGKドーニが止めて無失点で勝利。
[試合後]単独2位の座を固め、首位インテルを追走する体勢に持ち込んだ。

カリアリ
[試合前]降格圏内に低迷。4-4-1-1の布陣かな。1トップにアックアフレスカ、トップ下にフォッジャ。
[試合内容]相手の速いパスワークに対応できず、苦しい立ち上がり。ロングパスからラインコントロールに失敗して決定的なピンチもあった。攻撃では、フォッジャ以外には前にボールを運びことも難しそう。
 それでも、そのフォッジャを起点に右サイドから攻撃を仕掛け、チャンスを創ることはできていた。フォッジャのパスを受けたフェッリが反転からシュートを放つが、相手に当たってわずかに外れ。直後のCKのこぼれ球から、ブデルのミドルシュートは惜しくもバーの上を掠めて外れた。また、GKマルオッコのロングフィードのこぼれ球からフォッジャがゴール前に侵入する決定機もあったが、シュートを外してしまう(横にフリーの味方がいたのに)。この時間帯で先制できなかったのが痛かったか。
 すると前半中頃、アゴスティーニの必要もないファウルからFKを与えると、マークを外してしまってフリーでヘッドを合わされ、逆に先制点を許してしまった。さらに、最終ラインをパスで破られて決定機を創られ、いったんはGKマルオッコが防いだものの、こぼれ球を決められ、前半のうちにリードを広げられた。
 この頃から守備が緩まって、いっそう相手のパス回しをつぶすことができなくなった。カウンターもさかんに受けている。逆に相手の早い寄せに遭って、攻撃のリズムは上がらない。フォッジャも空回り気味。GKマルオッコのロングフィードを(途中出場のマトリ?)が落とし、フォッジャが個人技で交わした決定機はあったが、これも決められず。結果としては妥当な敗戦。
[試合後]残留争いは必至。どこかで流れを変えないと、このまま降格か。

■ビッグチャンス
 ローマ:  前半6回 後半3回 =9回
 カリアリ: 前半4回 後半3回 =7回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 カリアリ:●マンコス(攻撃的なアクセントが付けられない)