11月24日(土) ジェノア0 - 1ローマ(@スカパー)

 ローマが、ジェノアの善戦に苦しんだものの、終了間際のセットプレーで先制点を確保し、しぶとく勝利。

ジェノア
[試合前]5戦勝ち星なし、とやや低迷期。3-4-3の攻撃的な布陣。
[試合内容]積極的にサイドから仕掛けるが、クロスやらすとパスの精度が低く、なかなかチャンスには結びつかない。逆にクロスからシュートを許す回数の方が多かった。
 それでも前半中頃から、ボリエッロにボールが入るようになってチャンスの芽は広がった。守備は次第に厳しく対応、相手の攻撃を弾き返すようになって、ペースを握り始めた。スクッリのクロスからボリエッロが飛び込むが、押し込もうとしたシュートはGKに弾かれた。
 しかし後半序盤、個人技で強引に仕掛けられたピンチを何とか食い止めた辺りから、ペースを押し戻されてしまう。セットプレーから決定的に近いシュートも浴びた。後半中頃にはパーロが強烈なミドルシュートを叩くチャンスはあったが、惜しくもポスト直撃。逆にクロスから決定的なヘッドも許し、また徐々にファウルも増え始めてイエロー乱発。そして終了間際、そのFKからゴール前でフリーの選手を作ってしまい、とうとう失点。チャンスはあったものの、避けられた失点で勝ち点を1すら取ることができなかった。
[試合後]積極的な姿勢は買えるが、なかなか得点できないのが悩みらしい。

ローマ
[試合前]トッティ戻れず、引き続きブチニッチ1トップの布陣。ペロッタやタッデイ、メクセスも負傷中で、トップ下にピサーロが上がって、ボランチにブリーギが初先発、左サイドにはトネット、センターバックはフアンとフェラーリのコンビ。左サイドバックにはカッセッティ、右サイドバックはパヌッチ。
[試合内容]互角に展開ではあったが、攻撃の精度に優って、そこそこチャンスは創れていた。細かいパス回しからシュートに持ち込む場面もあったが、回数は少ない。また、トッティ1トップ時に観られる、2列目からの飛び出しのような場面はほとんどなく、決定機までは至らない。
 そうこうするうちに、徐々に相手の守備が厳しくなって攻撃のリズムが上がらなくなった。むしろチャンスを創られるようになり、苦しい状態。
 それでも後半序盤、ブチニッチが連続して強引に突破を図って守備に止められたのにファウルを取ってもらえなかったが(1つはPKくさい)、このプレーでペースを押し戻すことに成功。CKから、トネットが折り返した所をデ・ロッシがシュートを合わせるが、わずかに外れ。同じくCKから、デ・ロッシがニアですらした所をパヌッチがシュートを合わせるが、これも外れ。さらに後半中頃、マンシーニのクロスにブチニッチがヘッドで合わせるが好セーブでバーに阻まれ、そのこぼれ球に詰めたデ・ロッシのシュートもGKに止められた。
 そして終了間際、FKにパヌッチがフリーでヘッドを叩き込み、ようやく均衡を破った。最後の最後に勝ち越して勝利。
[試合後]トッティ不在の中、ブチニッチの奮闘が目立つ。なお、次節はフェラーリが出場停止。

■ビッグチャンス
 ジェノア: 前半2回 後半2回 =4回
 ローマ:  前半4回 後半4回 =8回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ジェノア:○ボリエッロ(力強いボールキープ)
 ローマ:○ブチニッチ(粘り強く起点を作った)