11月11日(日) フィオレンティーナ1 - 2ウディネーゼ(@スカパー)

 フィオレンティーナが、ウディネーゼの堅い守備とカウンターに苦しみ、ついに今季公式戦初黒星。

フィオレンティーナ
[試合前]大勝の前戦UEFAカップから7人をローテーションできている。ガンベリーニ負傷の最終ラインを除けば、ほぼベストメンバーに戻った。
[試合内容]序盤からペースを握って攻め立てた。スムーズなパス回しで攻撃のリズムよく、リベラーニを起点にサイドに展開してムトゥやセミオーリ等が仕掛ける。惜しいクロスやパスが入っているが、相手の堅い守備でなかなかゴールをこじ開けられない。序盤に仕掛けたセミオーリのシュートも好セーブに阻まれた。
 カウンターから際どいクロスを何度か入れられていたが、クロルドルップ等がよく対応していた。しかし前半中頃、早めのクロスからダイネッリがマークを外してヘッドを決められ、まさかの先制点を失った。
 それでも即座に、リベラーニの浮き球パスからの競り合いのこぼれ球を無人のゴール前で拾ったパッツィーニが押し込み、試合を振り出しに戻すことはできた。しかしその後の前半終盤は、攻撃のリズムが悪くなって、チャンスは減った。
 後半からパッツィーニ(負傷?)をビエリに代え、リフレッシュして攻勢。ビエリの高さを狙った長いボールというオプションも増えた。後半序盤には、クロスのこぼれ球からモントリーボが無人のゴールに向かってヘッドを狙うが、バーを叩いてしまう。しかし、やはり相手の堅い守備が崩せず、徐々に攻めあぐね始める。
 すると、ゴール前でパスを回された末にクロスを押し込まれ、再びビハインドを背負ってしまう。選手交代で攻め数を増やしたが、セミオーリとのワンツーからムトゥのシュートがわずかに外れる等、得点できず。逆に、前掛かりになった裏を突かれてカウンターの罠にはまり始める。ついには、決定機をファウルで止めたパスクァルが一発退場の痛手も受けた。終盤の相手のパスミスから途中出場のクズマノビッチのシュートも力なく、ついに敗れた。
[試合後]UEFAカップ等を含め、今季の公式戦で初黒星。まさかホームで初黒星とは思わなかった。

ウディネーゼ
[試合前]3-4-3の布陣。アサモアはベンチで、クァイアレッラが前戦の中央、右にペペ。
[試合内容]守勢に回り、クリアボールや相手のミスを拾ってカウンター狙い。特に前半途中まではさかんに際どいクロスやパスをゴール前に送られ、ピンチになりかけていたが、最終ラインでフェリペ等が粘り強く対応して先制点を許さなかった。攻撃の方も、カウンター等から精度のあるクロスには持ち込めており、可能性は残していた。
 そして前半中頃、ペペのクロスをクァイアレッラがヘッドで決め、先制点を奪って見せた。しかしその数分後、浮き球パスを守備も飛び出したGKハンダノビッチもクリアできず、そのこぼれ球への対応も遅れて押し込まれ、すぐに追い付かれてしまった。後半序盤にも、同様にGKハンダノビッチがクロスに飛び出したのに触れず、こぼれ球をシュートに持ち込まれたが、これはバーに外してもらえて助かっていた。
 それでも、前線3人だけでパスを回し、クァイアレッラのパスを受けたペペのクロスを守備の前に入ったディ・ナターレが押し込み、再び勝ち越しに成功。さらに相手が前掛かりになってくれたおかげでカウンターを連発。(ダゴスティーノ?)のパスからクァイアレッラが抜け出した決定機は、シュートする前に守備に戻られた。ディ・ナターレのパスからペペが抜け出した決定機は、退場と引き換えにファウルで止められた。また、クァイアレッラのパスから途中出場のアサモアのシュートは外れ、駄目押しすることはできず。
 守備は最後まで集中を欠くことなく対応、決定機を与えず相手の猛攻を抑え切って勝利を手に入れた。
[試合後]以前観た時と比べ、守備の堅さが観られた。カウンターに切れ味は継続。インテルに昨季から続けて引き分け、ユベントスには勝ち、大物食いの印象が漂う。

■ビッグチャンス
 フィオレンティーナ: 前半3回 後半4回 =7回
 ウディネーゼ:    前半2回 後半4回 =6回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 フィオレンティーナ:○リベラーニ(特に前半のパスのアイデア)、○クロルドルップ(好守)
 ウディネーゼ:○フェリペ(好守)