10月31日(水) ユベントス3 - 0エンポリ(@スカパー)

 ユベントスが、前半は覇気のないエンポリにも攻めあぐねたものの、後半に守備を崩して勝利。

ユベントス  ネドベド、ノチェリーノ、キエッリーニ、レグロッタリエと4人も出場停止。このため、センターバックは、右サイドバックから回ったグリゲラと久々のクリシートの急造コンビ。右サイドバックにはビリンデッリが先発。中盤センターには、珍しくティアゴが使われた。中盤の左サイドにはパッラディーノ。デル・ピエロはベンチに残し、イアクィンタが先発。カモラネージとマルキオンニが負傷からベンチに復帰。
 しっかりプレスを掛けて相手のミスを少なからず発生させ、ペースは握った。しかし、いつまで経っても工夫やアイデアが出て来ないため、守備を崩すようなパスがなく、また相手のミスも生かせず、結局は攻めあぐねた。2列目からの飛び出しのような効果的な動きも観られない。前半のCKからは、こぼれ球を(クリシート?)がフリーで叩くが、シュートはGK正面で逃げられた。
 それでも後半、トレゼゲが惜しいヘッドを放ち始め、そして後半序盤、ティアゴのパスからオフサイドラインをかいくぐって抜け出したトレゼゲが倒されてPK獲得、ようやく先制点を確保した。
 その後しばらくは相手に攻撃を許したが、ゴール横からのFKからトレゼゲが守備の前に入ってヘッドを合わせ、追加点に成功。さらに、途中出場のデル・ピエロの折り返しからティアゴが放ったシュートがセーブされると、いつものようにこぼれ球をトレゼゲが難なく押し込み、3点差として勝負を付けた。
 これで、負傷明けのカモラネージやマルキオンニを調整で出場させる余裕もできた。相手の大して迫力の無い攻撃もあって、守備の破綻はなし。最後は、相手のフィールドプレーヤーのGKに枠内シュートを打たない優しさも観られ、余裕の勝利。

エンポリ  トストの位置が微妙だが、おそらく4-4-1-1の布陣。サウダーティ1トップ、負傷明けのバンヌッキがトップ下かな。
 立ち上がりは前線からプレスを掛けて悪くない入り方をしたが、徐々に押し込まれて守勢の時間帯が続いた。相手からプレスを掛けられているにもかかわらず、無理してボールをつなごうとしてミスが多数発生、自滅しそうな危険な匂い。前にパスを出せずにバックパスも多いが、GKバッリがその処理をミスしそうになっている。当然、前線にボールが入ることは少なく、カウンターの機会もほとんどない。
 前半はそれでも何とか無失点でしのいだが、後半序盤についに最終ラインの裏を突かれてしまい、GKバッリが倒してPK献上、先制点を失った。その後はようやく攻撃的な姿勢を見せたが、今さらチャンスを創れそうにない。しかも、FKからマークを外されて追加点を失って、その姿勢も無駄に。
 3点目を失った後には、交代枠が残っていないのにGKバッリが負傷退場し、なんとサウダーティがGKに回る有様。さらに終盤、1トップに残していた途中出場のボルパートまで負傷退場しては、どうしようもない。踏んだり蹴ったりの惨敗。
 ミラン戦の時はやたら戦う意欲を見せたくせに、この試合にはほとんど覇気を見せないなんて、ずるいんじゃないか?あれだけミスをしてくれれば、さすがに不調のミランも勝つことができたのに。。。

■ビッグチャンス
 ユベントス: 前半2回 後半6回 =8回
 エンポリ:  前半0回 後半1回 =1回

■印象に残った選手・注目した選手
・ティアゴ(ユベントス):前半は持ちすぎて囲まれてボールを失うことが多く、やはり不振と思われた。ゴール前に走り込む場面もほとんどない。しかし後半になると、裏を突くパスを出したり、ゴール前に入り込んだり、結局は3点すべてに絡んだ。