10月20日(土) ローマ4 - 4ナポリ(@スカパー)

 ローマが、緩い守備から昇格組ナポリと点の取り合いを演じてしまい、追い付かれて痛恨の引き分け。(ナポリの健闘で非常に面白い試合になった。)

ローマ  タッデイ、アクィラーニは負傷中。代表帰りのフアンはベンチにとどまり、フェラーリがメクセスとセンターバックを組んだ。右サイドバックには、パヌッチではなくシシーニョが先発。GKはドーニではなく(代表戦移動を考慮?)クルチ。
 開始早々ミスから相手にボールを渡すと、FKのこぼれ球を蹴り込まれ、いきなり失点を喫した。今日は攻撃のコンビネーションが合わない場面が多く、多くのチャンスは創れなかった。しかも、守備への切り替えが遅く相手のカウンターを受けたり、中盤の守備の寄せが甘くパスを回させれたりもし、良くない流れ。シシーニョのクロスからジュリが合わせたが、ヘッドは外れ。
 それでも、トッティとのワンツーからピサーロがサイドに抜け出そうとして引っ掛けられ、PK獲得、同点に。前半終盤には、トッティのミドルシュートがセーブされた所をペロッタが押し込み、ハーフタイム前に逆転に成功した。
 ところが後半のまたしても開始早々、緩い対応でクロスを許すと、中で拾われて蹴り込まれ、あっけなく同点に追い付かれてしまう。さらにカウンターから際どいシュートも浴びた。それでも、デ・ロッシのミドルシュートが決まり、即座に再び勝ち越し。しかし、相手にも同様にミドルシュートを許し、また追い付かれてしまう。直後にも、ロングフィードから裏を取られてバーを叩くシュートを浴びる始末。
 それでも終盤、途中出場のカッセッティの仕掛けでFKを得ると、ピサーロの直接狙ったシュートが守備に当たってゴールイン、幸運な形で3度目の勝ち越し。しかしその数分後、サイドに相手1人を2人で追い込んだのにメクセスがファウルを犯すと、そのFKからヘッドを叩き込まれ、またまた追い付かれてしまった。その後は改めて勝ち越すことはできず、引き分け止まり。
 気を抜いた試合を行った報いを受けた。ローマは時々こういう試合をする印象。

ナポリ  3-5-2の布陣。
 開始早々、FKのこぼれ球を拾ったラベッシが蹴り込み、幸先よく先制点。その後も、押し込まれながらも割りとカウンターを繰り出していた。2トップが起点を作り、ハムシクやブラージが絡んでくるパターンが目立つ。しかし前半は、守備を崩すだけの精度はなかった。
 守備は、引いてスペースを消して対応。前半途中までは押し込まれながらも、しぶとく耐えていた。ところが、パスで崩されそうになってカンナバーロがPKを与え、追い付かれてしまう。さらに前半終盤、ゴール前を空けてしまってミドルシュートを打たれると、こぼれ球を押し込まれて逆転されてしまった。
 しかし後半開始早々、サビーニのクロスをサラジェータが足で落とした所をハムシクが蹴り込み、同点に成功。さらにカウンターから、サラジェータのクロスを受けたハムシクがシュートを放つが、これは枠の外。するとその直後、ミドルシュートを浴びて再び勝ち越しを許した(GKイエッツォはセーブできなかったか?)。それでも気落ちする様子はなく、積極的な姿勢。今度はガルガノが思い切ってミドルシュートを放つと、これが決まって再び同点に。この頃から、最終ラインからの長いパスでラベッシを走らせて起点を作る攻撃が増え始めた。同点直後にも、ロングフィードからラベッシが抜け出して強烈なシュートを放ったが、惜しくもバーを直撃。
 しかし終盤、ゴール前でFKを与えると、そのシュートが守備に当たってGK触れず、不運な形でまた勝ち越されてしまった。それでも諦めない姿勢。そして、FKからサラジェータがヘッドを叩き付け、三度追い付いて見せた。その後は守備の集中を貫き、猛攻を耐えた。ロスタイムにゴール前で再びFKを与えたものの、これは失点につながらず、勝ち点1以上の引き分けを手に入れた。
 戦う姿勢に好感が持てた。攻撃力は割りとありそうだし、残留はして欲しいところ。

■ビッグチャンス
 ローマ: 前半2回 後半3回 =5回
 ナポリ: 前半1回 後半6回 =7回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ローマ:●トネット(クロスの精度等プレーが雑)
 ナポリ:○ラベッシ(スピード、力強いボールキープ)、○ハムシク(2トップに絡む動き)