9月26日(水) フィオレンティーナ2 - 2ローマ(@スカパー)

 ローマが、フィオレンティーナにペースを握られた悪い流れから2度リードを奪ったものの、ペースを取り戻した終盤に追い付かれて引き分け。

フィオレンティーナ  4-3-3の布陣。ベストメンバーだろう。
 ホームの勢いで押し込む展開が多い。高い位置でパスカットをし、こぼれ球を拾うことができている。しかしペースを握っていた時間帯で先制点を取ることができず、逆にパスワークで崩されて先制点を失ってしまった。それでも、CKのこぼれ球をガンベリーニが押し込み、すぐに試合を振り出しに戻すことはできた。
 さらに逆転のチャンスもあったが、ここでもリードを奪うことができない。パスを受けたパッツィーニがトラップで守備を交わしてPエリア内に侵入したが、折り返しを受けたムトゥのシュートには守備が入った。直後のCKから、ムトゥはノーマークだったのにシュートを外してしまう。続いてCKに合わせたムトゥのヘッドは、好セーブに弾かれた。すると、直後の前半終盤、またパスワークで崩されて、逆に勝ち越しを許してしまった。
 後半からリベラーニをサンターナに代えて4-4-2の布陣に変更、攻勢を増した。速いパスワークで守備を崩しに掛かるが、しかし単純なクロス等で工夫が足りず、決定機までは創れない。すると、後半途中からは徐々にペースを明け渡し、逆にシュートを受けるようになってしまった。
 ところが終盤、カウンターからムトゥがドリブルで運んで途中出場のビエリに渡すと、ビエリが倒されてPK獲得、流れを失った後にようやく同点に追い付くことができた。さらに逆転を狙って攻め立てるが、ビエリが自陣でボールを失ったところでファウルを犯したドナデルが2枚目のイエローで退場、勢いを失った。流れを掴んでいた時間帯にリードを奪えず、やむをえない引き分け。

ローマ  前節から先発5人変更。トッティ、カッセッティが負傷、ペロッタは病欠。最前線にブチニッチ、トップ下にジュリ、右サイドバックにシシーニョが先発。また、アクィラーニに代わってピサーロがようやく先発復帰、フアンに代わってフェラーリも先発。
 特に序盤は前線にボールが入らず、押し込まれる展開が続いた。攻撃がカウンター気味の速攻が多いが、つなぐところでのパスミスもかなり多かった。しかし、シシーニョのパスをジュリがスルーしたところを受けたマンシーニがループシュートで決め、先に得点することに成功。
 しかし、CKにGKドニが飛び出すも、先にデ・ロッシがヘッドですらしてしまい触れず、こぼれ球を押し込まれてすぐに追い付かれてしまった。その後も、CKを中心に際どいシュートを浴び、逆転されそうな危うい展開。それでも、攻撃のリズムは序盤に比べればかなり改善されていた印象。タッデイは負傷でアクィラーニに交代したものの、ブチニッチのパスを、守備を引き付けたそのアクィラーニがワンタッチで流すと、これを受けたジュリが蹴り込み、またもや悪い流れからリードを奪うことに成功。
 後半序盤は相手に攻め立てられたものの、これを決定機を与えずにしのぐと、後半途中からは徐々に流れを押し戻すことができ、むしろシュートも増えていた。FKのこぼれ球からブチニッチの決定的なシュートすらあったが、これはGKに弾かれた。ところが終盤、カウンターからピンチを迎えると、フェラーリのタックルが止まらずに相手を倒していまい、PKでまた追い付かれてしまった。それでも、相手に退場者が出る好機を得たものの、途中出場のパヌッチのクロスに合わせたメクセスのヘッドが外れる等で、3度目の勝ち越しはならず。
 2戦連続の引き分けで、足踏み。

■ビッグチャンス
 フィオレンティーナ: 前半7回 後半4回 =11回
 ローマ:       前半5回 後半7回 =12回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 フィオレンティーナ:○ムトゥ(意外と空中戦強い)
 ローマ:●メクセス(イエロー1枚もらっているのにパッツィーニとのマッチアップでファウル連発)