9月2日(日) ローマ3 - 0シエナ(@スカパー)

 ローマが、シエナの予想外の善戦にあって何度も追い付かれそうになったものの、最後は突き放して結果として快勝。

ローマ  昨シーズン同様、トッティ1トップの4-2-3-1の布陣。負傷者等のチーム事情が分からないが、不思議なスタメン。トップ下は、出場停止明けのペロッタをベンチに置いて新戦力ジュリが先発。攻撃的な左サイドは、マンシーニではなく(ベンチにも入ってない)ブチニッチ。ボランチは、ピサロ負傷?のためデ・ロッシとアクィラーニのコンビ。キブーの抜けたセンターバックは、新戦力フアンをベンチに置いてまでパヌッチが入ってメクセスと組んだ。そのほか、新加入組のシシーニョやエスポージトがベンチ。
 もちろん、ほとんどの時間帯でペースは握った。両サイドバックとも高い位置に上がって押し込んでもいる。今日は、特に左サイドのブチニッチとトネットのコンビからの攻撃が目立った。相手の守備をこじ開けようといろいろ工夫するが、中央を固められてはチャンスは多く創れなかった。ジュリは、まだコンビネーションが合わないプレーが多い。それでも、クロスのこぼれ球からブチニッチが戻したところをアクィラーニがミドルシュートを放つと、バーの下を叩いて入り、前半の早いうちに先制点を確保した。アクィラーニは、もう1本バーに弾かれるミドルシュートを見せていた。
 しかし、2点目を取って安全圏に逃げ込む前に、相手に決定的なチャンスを何度か創られ、際どい展開が続く。最終ラインを破られる場面すらあった。それでもシュートミス等に助けられ、辛うじて無失点でしのぐ。
 ようやく終盤、アクィラーニのパスが守備に当たったこぼれ球を拾ったジュリがシュートを決め、幸運な形で大きな追加点が入った。最後は、前掛かりになった相手を突き、デ・ロッシがボールを奪ってからのカウンターでトッティが駄目押し点。
 結果ほど簡単な試合ではなかった。守備はまだ万全ではないようだ。

シエナ  守備的な4-1-4-1の布陣だろう。1トップにマッカローネ、ボランチにコドレア。新戦力では、デ・チェーリエ、ロリア、グリミが先発。
 人数を掛けて守ってカウンター狙い。特に中央を固め、サイドは崩されても中のスペースを消し、それほど多くのチャンスを相手に与えなかった。しかし、ミドルシュートをうまく決められ、強引に先制点を奪われてしまった。
 攻撃は、1トップのマッカローネ頼み。確かに、マッカローネにボールが収まった時にはチャンスになりそうな気配。それ以外にもパスのつなぎは意外と悪くなかった。実際に、追い付けそうな場面は何度か創れていた。コドレアのパス1本でマッカローネが抜け出したが、シュートは飛び出したGKに止められた。前半終盤、クロスのこぼれ球をデ・チェーリエが戻してガロッパが狙ったシュートは、枠を外れた。後半、ベルガッソーラがガロッパ+マッカローネとのワンツーで抜け出したが、シュートに持ち込めず。ベルトットの強烈なミドルシュートはGKに弾かれた。さらに、マッカローネのクロスを途中出場のロカテッリがつないでコルビアに決定機が訪れたが、シュートを外してしまう。
 何度もチャンスを逸した末に、ついに守備が耐え切れず。終盤にパスのこぼれ球という不運な形で追加点を失った。さらにカウンターからトドメを刺され、勝負あり。
 3点差が付くほどの悪い内容ではなかったが、報われず。降格するような内容には見えなかったが、早く結果を出したいところ。

■ビッグチャンス
 ローマ: 前半4回 後半5回 =9回
 シエナ: 前半3回 後半4回 =7回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ローマ:○トネット、○ブチニッチ
 シエナ:○マッカローネ