8月25日(土) ラツィオ2 - 2トリノ(@スカパー)

 ラツィオが、せっかく逆転したのにあっさり追い付かれ、負傷者をまた増やしただけの痛い引き分け。

ラツィオ  負傷者もあって最終ラインが変更。本来サイドバックのディアキテとザウリの2人がセンターバック、若手のデ・シルベストリが右サイドバック、新加入のコラロフが左サイドバック。マウリも負傷で新加入のデル・ネーロがトップ下に先発。
 最初の15分こそペースを握ったが、ここで先制点を取れなかった。レデスマのクロスにロッキがヘッドで合わせたが、好セーブに阻まれた。ムディンガイのミドルシュートは惜しくも外れ。すると、攻撃のリズムを取り戻した相手にペースを握られ、逆に守勢に回った。急造の最終ラインは、ややバタバタ。パンデフのクロスからゴール前に入ったデル・ネーロがシュートを放つチャンスもあったが、好セーブに阻まれた。
 さらに、CL予選に続きこの試合でも最終ラインに負傷者発生。しかも、コラロフが負傷交代(スカローニがセンターバックに)した直後、クロスのこぼれ球を拾われて上手くシュートを決められて先制点を失ってしまう。また、前半終盤にはディアキテまで負傷交代(おそらく骨折、負傷を抱えるクリバリを投入)、悪い流れが続く。
 それでも後半は攻勢に。2トップにボールがよく収まるので、チャンスは創れている。デル・ネーロのパスから抜け出したロッキはGKの飛び出しにあって決められなかったものの、そこからムディンガイのクロスのこぼれ球をパンデフが決め、ようやく同点。その数分後には、パンデフ→ムタレッリとつないだパスを受けたロッキが素早い反転からシュートを決め、ついに逆転に成功した。
 これで試合をコントロールできるかと思いきや、クロスから中央の選手に守備が集まってしまい、フリーにしたファーの選手に楽々とヘッドを許す痛恨のミスであっけなく同点に追い付かれた。終盤にパンデフの反転からのシュート等惜しいチャンスもあったが、勝ち越しはできずに引き分け止まり。
 CL予選に続いて失敗した試合。守備陣に負傷者が続いているのも痛い。CL予選は勝ち抜けるのだろうか?

トリノ  4-4-2の布陣。ブエラノビッチ、ベントラ、コリーニ、グレッラ、ランナ、ナターリ、GKセレーニと、新戦力が大量に先発。そういえば、大黒もベンチに入っていた。
 序盤は攻撃の形が創れずに守勢に回ってピンチの連続。中盤の守備が緩く、ラインを下げて人数を掛けて守っている状況。それでも何とかしのぐと、バローネが惜しいシュートを放ったあたりから攻撃のリズムを取り戻し、逆に攻勢を掛けられるようになった。そして、クロスのこぼれ球を拾ったロジーナが絶妙なループシュートをゴールに沈め、先制に成功。
 しかし、その後は相手の反撃に耐え忍ぶだけ。ついに後半、立て続けに守備を崩されて逆転まで待ちこまれた。
 ところが、バローネのクロスからフリーになった途中出場(セリエA初出場)のバイラッティがヘッドを決め、1チャンスで再び追い付くことができた。その後はさすがに引き分け狙い。終盤にコモットが遅延行為で2枚目のイエローをもらって退場になったものの、逃げ切り成功。
 まだチームとして完成していないため、攻守ともまだまだ。選手は揃っているので、成熟すれば面白い存在になるはず。

■ビッグチャンス
 ラツィオ: 前半9回 後半4回 =13回
 トリノ:  前半4回 後半1回 =5回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ラツィオ:○ロッキ
 トリノ:○バローネ