5月3日(土) フルアム2 - 0バーミンガム・シティ(@J Sports)

 フルアムが、バーミンガムとの残留争い直接対決を制し、1試合を残して降格圏内をようやく脱出。

フルアム
[試合前]降格圏内同士の残留争い直接対決。勝てば、バーミンガムを上回ることができ、また他会場の結果によっては降格圏内を脱出できるかもしれない、重要な試合。一方で、引き分け以下なら降格が決まってしまうおそれもある。
 4-4-2の布陣。マクブライドと前戦殊勲のカマラの2トップ。
[試合内容]相手より攻撃的な意欲を見せて、ややペース。しかし、中盤で攻撃を組み立てることがあまりできず、なかなかチャンスが生まれない。相手の中盤のラインを突破するのも一苦労。むしろ、組み立てに失敗してカウンターを受ける場面も少なくない。
 序盤のFKからは、横に流したサインプレーからデイビスがフリーで叩いたが、好セーブに阻まれた。前半終盤には、デイビスのクロスのゴール前のこぼれ球からカマラが狙うが、シュートは飛び込んだ守備にブロックされた。
 しかし後半序盤、FKにマクブライドが飛び込んで合わせ(オフサイドぎりぎり?)、待望の先制点を確保。その後も守備に回ることなく、流れをキープ。(デイビス?)のクロスからデンプシーがヘッドを合わせるチャンスもあったが、これは外れた。守備はよく集中して対応できていた。ただ、簡単にボールを失ってターンオーバーを許すパターンを繰り返し、試合運びとしては落ち着かなかった。終盤には、CKからマークが外れてヘッドを許す、危険な守備も発生。
 それでもその直後、パントキックのこぼれ球から途中出場のネブランドが抜け出すことに成功、追加点を取って試合を決めた。
[試合後]レディングが負けたため、得失点差でレディングを上回って降格圏を脱出。終盤の追い上げで大脱出なるかどうか。

バーミンガム
[試合前]勝てば、降格圏内を脱出できるかもしれない。しかし、最近は守備にやや不安を抱えている。
 2点差を追い付かれた前戦から1人変更。中盤の負傷したナフティに代えて出場停止明けのジョンソン。4-4-2の布陣。
[試合内容]特に序盤は、相手に押し込まれて危険な状態。かなり微妙な判定のオフサイドで助かった場面や、GKテイラーの好セーブに助けられる場面もあった。
 しかし、その危険な時間帯を過ぎると、勇気を持ってラインを押し上げ、持ち直すことに成功。2ラインを作って相手の攻撃を封じ込め、こう着状態に持ち込んだ。ただ、攻撃的な意識は薄く、相手のミスを待ってカウンターの、リアクションの攻撃が主体。
 ところが後半序盤、FKから最初からマークを外していてヘッドを許し、痛い先制点を失ってしまう。前半にリッジウェルが負傷し、ハーフタイムでキュードリューに交代してしまったのが影響したか。
 後半途中からサラーテを入れて3トップで勝負を掛けたが、相手の守備に阻まれたこともあって、攻撃のリズムが出て来ない。こちらも攻撃を創り切れない。それでも終盤、CKからジャイディがヘッドを合わせたが、枠に飛ばず。するとその直後、キュードリューがクリアに失敗して相手に抜け出されてしまい、追加点を奪われてジ・エンド。
[試合後]レディングが負けてくれたため、降格は確定されなくて済んだ。最終戦ブラックバーン戦は勝利が必要。レンジャーズの監督に続き、このスコットランド人監督も(どちらも元スコットランド代表監督)、かなり守備的だなぁ。

■ビッグチャンス
 フルアム:   前半2回 後半4回 =6回
 バーミンガム: 前半1回 後半1回 =2回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 フルアム:●スタルテリ(フィードやパスが雑)