5月3日(土) マンチェスター・ユナイテッド4 - 1ウェスト・ハム・ユナイテッド(@J Sports)

(マンチェスターUの布陣)

      ロナウド     テベス

パク   スコールズ  キャリック   ナニ

エブラ  ブラウン    リオ   ハーグリーブス

       ファン・デル・サール

 マンチェスターUが、モチベーションの薄いウェスト・ハム相手に効率よく得点を重ねて快勝、優勝に王手。

マンチェスターU
[試合前]チェルシーに勝ち点で追い付かれたとはいえ、連勝すればいいんだから。しかし、まずは対戦成績で3連敗中と相性の悪い相手を下さなければならない。
 1点を守り切った前戦CLから、意外にも変更なし。ビディッチとルーニーは間に合わなかった。負傷交代したエブラは問題なく先発。ロナウドと古巣相手のテベスの2トップも引き続き。
[試合内容]相手の攻撃もそれなりに受けてしまい、またチャンスもそれほど増えず、それほど良い内容ではなかったが、効率よく得点を重ねることができた。序盤、ロングフィードのこぼれ球を拾ったロナウドがドリブルでゴール前に持ち込むと、シュートが相手に当たりながら入り、早い時間帯で待望の先制点。前半中頃には、ハーグリーブスのクロスがうまくファーサイドに抜けて、これをロナウドが押し込み、追加点。さらにその直後、テベスが珍しくミドルシュートを突き刺し、一気に3点差を付けた。これで、この試合は早くも決まりかと思われた。
 しかしその直後、ブラウンのクリアミスからうまくシュートを決められ、1点を返される。さらに前半終盤には、相手の挑発に乗ったナニが頭突きを犯して当然の一発退場を食らい、余計な状況を創ってしまう。前半の間はまずまず攻撃的に試合をコントロールしていたが、後半からはやや守備を優先した様子にも観える。
 それでも後半、キャリックがぽっかり空いた中盤を持ち上がってミドルシュートを狙うと、守備に当たってコースが変わって入り、貴重な追加点。退場者が出た後に突き放すことに成功し、勝負を付けた。これで余裕を持つと、むしろ攻撃意欲も高まった様子。途中出場のギグスやフレッチャー、オシェイも、積極的にボールに絡んで試合をコントロールできた。後半中頃には、エブラのパスからゴール前に持ち込んだギグスがフリーのフレッチャーにチャンスを与えたが、シュートは惜しくもポスト直撃。
 少ないチャンスを確実に生かし、快勝。
[試合後]優勝に向けて一歩前進。最終戦のウィガン戦1つに集中できる状況を整えた。厳しいCL後がホーム戦、しかもモチベーションのない相手で助かった。

ウェスト・ハム
[試合前]上も下もなく、10位はほぼ確定。モチベーションないはずだが、カービッシュリー監督にはサポーターからプレッシャーが掛かっている様子。
 負傷者相変わらず多い。リュングベリが新たに負傷。ベラミーやボウヤー、ダイヤー、エザリントン、アプソン、ガビドン、アントン・ファーディナンドは負傷中。古巣相手のスペクターも負傷中?
 4-4-2の布陣。右サイドは、ソラーノ使わずノーブル。最終ラインが揃わず、センターバックはニールとトムキンスのコンビ、右サイドバックにパントシル。
[試合内容]勝ち点を絶対に必要な状況ではないため、引いて守り入らず、普通に立ち上がり。ところがその序盤、ニールが交わされてゴール前に持ち込ませてしまい、あっけなく先制点を失った。
 フィジカルの強いアシュトンとザモラの2トップに起点ができないことはなく、攻撃を仕掛けることはできているが、なかなか守備を崩すだけの精度はない。序盤のCKから、トムキンスがヘッドでつないでゴール前でザモラがGKに競り勝ったが、そのシュートは相手にクリアされた。しかし逆に、クロスからトムキンスがかぶり、パントシルもマークを外し、追加点を許してしまう。その直後にも、ミドルシュートを止められず、3失点目。
 それでもその直後、こぼれ球からアシュトンがオーバーヘッドを上手く決め、1点を返すことに成功。さらに前半終盤には、相手に退場者が出る幸運にも恵まれる。
 しかし、特に後半になってから押し込む時間帯が増えたものの、やはりチャンスが創れない。そもそも、ボールを積極的に奪おうというガツガツ感も観えない。それどころか、中盤センターをぽっかり空けてミドルシュートを許し、これが守備に当たって入ってしまい、再び3点差を付けられてほぼ勝負あり。中盤の守備がスカスカになって、人数で上回っている状況に観えないまま、終了。
[試合後]さすがに、勝つ意識が足りなかったと言わざるを得ない。

■ビッグチャンス
 マンチェスターU: 前半3回 後半3回 =6回
 ウェスト・ハム:  前半2回 後半0回 =2回