4月27日(日) エバートン2 - 2アストン・ビラ(@J Sports)

 後半勝負のエバートンが、2度のリードをアストン・ビラに追い付かれて引き分け。

エバートン
[試合前]来季CL=4位の座は遠のき、むしろUEFAカップ出場権の確保も予断を許さない状況に。
 攻撃力のなかった前戦から1人変更。オズマンが負傷から復帰して中盤右サイドに先発、Pネビルは右サイドバックに回った。アルテタも負傷から復帰し、ベンチ入り。
[試合内容]序盤こそ、勢いよくプレスを掛けて一気に攻勢を仕掛けたが、ものの数分で相手にペースを明け渡してしまった。勝ち点差をキープできる引き分け狙いにも観える。守備を固め、カウンターやロングパス一本で攻撃を狙うのみ。そのカウンターからヤクブが力強く持ち込んだチャンスは、シュートがGKに弾かれた。その他、ヤクブにボールを入れて何とかしてもらおうという狙いだったが、そこからクロスが流れてしまう等、あまり攻撃がつながらない。守備はまずまず集中して対応、FKを直接バーに当てられてヒヤッとする場面はあったが、それ以外はしのげている。
 しかし後半から、再び攻撃のエンジンをかけ始めた。動きも活発となり、むしろペースを奪い返した。すると、サイドを突破したヤクブのマイナスのクロスが流れた所を拾ったPネビルがシュートを狙うと、これが相手に当たってコースが変わって入り、幸運も手伝って先制点を挙げることができた。その後は、前半のように極端に守備的に陥らず、しかし相手の強引な反撃を引き続き集中して跳ね返し、狙い通りの流れだった。
 ところが終盤、CKからオズマンがマークを離してシュートを許し、同点に追い付かれてしまう。それでもその数分後、(FKの流れから?)カーズリーのアーリークロスからヨボが守備の前に入ってボレーで合わせ、再び勝ち越しに成功。と思ったらその直後、同様の形でクロスからレスコットがマークに付き切れずにヘッドを許し、あっけなく再び追い付かれてしまった。
 3度目の勝ち越しを狙ったが、CKからヨボのヘッドがセーブされる等、勝ち切れなかった。
[試合後]後半勝負が功を奏したかと思ったが。とりあえず勝ち点3の差はキープしたが、次戦はアウェイのアーセナル戦。まだ決着していない。

アストン・ビラ
[試合前]5位争い直接対決に勝てば、勝ち点で並んで得失点差で5位に浮上、UEFAカップ出場圏内に立つことができる。
 快勝の前戦ダービーと全く同じスタメン。引き続き、カリューとアグボンラホールの2トップにヤングがトップ下に入った、4-3-1-2の布陣かな。
[試合内容]序盤の相手の攻勢をしのぐと、以降はほぼ一方的にペース。しかし、相手の堅い守備に抑え込まれて、攻めあぐね気味。崩すための工夫もやや足りないかな。ゴール前のFKからは、ヤングが直接狙ったが、惜しくもバー直撃。守備への切り替えや出足で早く、相手のカウンターもよく封じ、流れは掴んでいたが、もう1つ打開できずに苦しんでいる。
 すると、後半から再び相手の攻勢が始まってしまう。その後半序盤、ナイトが交わされてサイドの突破を許すと、そのクロスから浴びたシュートが不運にも守備に当たってコースが変わり、痛い先制点を失った。その後も相手の守備を崩せず、セットプレーくらいしか可能性が観えない。ロングボールをカリュー等に当てるパターンが多いが、ファウルで終わったり落としたボールが味方につながらなかったり、あまり効果的でない。
 それでも、レオ・コーカーを右サイドバックに、またバリーを左サイドバックに回し、攻撃的な選手交代のギャンブル。すると終盤、CKから何人かつぶれた中でアグボンラホールが足で合わせ、何とか同点に持ち込んだ。
 ところがその数分後、攻撃的なギャンブルが裏目に出て、アーリークロスからレオ・コーカーが相手に前に入られてシュートを許し、再びリードを失った。しかしその直後、今度はギャンブルが奏功、バリーのアーリークロスからカリューがヘッドを合わせ、再び追い付くことができた。
 その後は攻撃はままならず、引き分けにとどまった。
[試合後]攻撃が強引な印象で、少し残念。残り連勝で望みをつなぎたいところ。

■ビッグチャンス
 エバートン:   前半1回 後半3回 =4回
 アストン・ビラ: 前半2回 後半3回 =5回