4月26日(土) バーミンガム・シティ2 - 2リバプール(@J Sports)

 CL控えてローテーションのリバプールが、バーミンガムに2点先取された後にようやく攻撃が活性化、追い付いて引き分け。

バーミンガム
[試合前]降格圏に落ちた。モチベーションで上回る相手だけに、ホームで何とか勝ち点3を取っておきたいところ。
 惨敗の前戦ダービーから、しかし攻撃陣のみ3人を変更。前戦空回りのサラーテに代えて、得点したフォルッセルが先発。中盤両サイドを、カポと負傷明けのラーションに変更。
[試合内容]序盤は、非常に消極的な入り方。ほとんどプレスを掛けずに相手の攻撃を受けて構え、引き分け狙いかと思われた。攻撃時の動きも押し上げも少なく、カウンターの狙いもはっきりしない。
 しかし10分過ぎからは、積極性が出始めてやや盛り返し始めた。相手ゴール前に迫る場面もかなり増えた。すると、マクファーデンのクロスをファーサイドで受けたフォルッセルがシュートを決め、先制点を挙げることに成功。
 その後は再び守備重視。自陣のスペースを埋めて逃げ切りの狙い。それでも後半序盤、やや遠目のFKからラーションが直接シュートを沈め、追加点も取れた。勝ち点3を確信したはず。
 ところがその10分足らずで、ドリブルで切り崩された守備を破られ、1点を返されてしまって余裕がなくなる。その数分後にFKからジャイディがヘッドを合わせるが、外れ。この頃から相手の攻撃の動きが活性化し始めると、守備が後手後手になってしまい、厳しい守備を強いられるようになった。そして、左サイドを崩されてフリーでクロスを入れられた上に、中でもフリーでヘッドを許し、味方に当たってコースが変わったこともあって、とうとう同点に追い付かれてしまった。
 後半は攻撃はつながらず、再び勝ち越す可能性はほとんどなかった。相手の攻撃を何とかしのぎ、引き分けに持ち込むのが精一杯。
[試合後]勝ち点1を加えたのみ。次週フルアムとのサバイバル戦が残留の鍵かな。

リバプール
[試合前]最低限目標の4位はほぼ確保(勝ち点1の積み上げで確定)、間違いなくCL注力でローテーションするはず。
 前戦CLから9人変更。連戦はGKレイナとシュクルテルの2人のみ。アウレリオが負傷し、左サイドバックはリーセ。クラウチとボロニンの2トップ。中盤にはプレシを再び起用。トーレスやバベル、マスチェラーノ、チャビ・アロンソは休養。
[試合内容]特に序盤は相手が引いてくれたので、ボールを支配できてペース。しかし、雑で淡白な攻撃ばかりで、チャンスに結び付かない。テンション低く、無理はせず、しかもミスも少なくなく、攻撃は活性化しなかった。
 一方で守備も、中盤で緩い上に、最終ラインでも相手にくさびを受けさせてしまっており、緊張感が不足気味。そして、クロスから、フィナンとシュクルテルのマーキングの受け渡しのミスでファーサイドに流れた相手をフリーにしてしまい、先制点を失った。さらに後半には、シュクルテルが交わされてFKを与えると、これを直接決められて、追加点も奪われてしまう。
 ボールを支配しながら、パスで守備を崩すことができず、個人で打開を図る場面ばかりが目立つ。それでも60分過ぎ、ペナントがドリブルで自陣からゴール前まで持ち込んで相手の守備を混乱に陥れると、そのパスを受けたボロニンの戻した所をクラウチが決め、ようやく1点を返すことに成功。この頃から、パスと動きがつながり始め、またパスのスピードも上がり、攻撃が活性化。後半中頃には、ベナユンがヘッドでつないでボロニンがボレーを放つが、わずかに外れ。そして、ペナントのパスで右サイドに出たルーカスのクロスからベナユンがヘッドを合わせると、相手に当たってコースが変わって入り、同点に追い付くことができた。
 その後も攻め立て続けたが、逆転には至らなかった。
[試合後]結局控えの主力を全く使わず、最低限の引き分けを持ち帰ることに成功。CLへの準備は万端。

■ビッグチャンス
 バーミンガム: 前半1回 後半2回 =3回
 リバプール:  前半1回 後半4回 =5回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 リバプール:○ペナント(特に後半、ドリブルでチャンスを築く)、●ルーカス&プレシ(特に前半、雑な攻守)、●ボロニン(特に前半、ボールが収まらない)