4月13日(日) マンチェスター・ユナイテッド2 - 1アーセナル(@J Sports)

(マンチェスターUの布陣)

             ルーニー

パク   スコールズ  ハーグリーブス  ロナウド
            キャリック

エブラ      ピケ      リオ     ブラウン

          ファン・デル・サール

 マンチェスターUが、ペースを握れずアーセナルに先制点も許しながら、幸運なPK等で何とか逆転勝ち。

マンチェスターU
[試合前]少なくてもチェルシー戦までは引き分けも許されない。もう1チームを優勝争いから直接突き落とすチャンスでもある。2シーズン振りにアーセナル相手に勝利が欲しいところ。
 主力の何人かを温存しても勝利した前戦CLから4人の変更。温存したロナウド、スコールズ、エブラ、ルーニー(途中出場)は全員先発。味を占めたか、引き続き4-1-4-1の布陣。前戦良かったハーグリーブスが引き続き先発、パクやピケも引き続き。Gネビルやシルベストルはベンチに入らなかった。
[試合内容]やたらにミスの多い、まずい立ち上がり。ブラウンのクリアミスからシュートも浴びた。相手のプレスに負けているような印象もあり、中盤で攻撃を組み立てるのに苦労しているどころか、エブラやピケ等がクリアミスを連発する一幕も。また、相手の流動的な動きを捕まえ切れず、サイドを崩されたり危険な場面も少なくない。ピケが交わされてラストパスを通された決定的なピンチすらあったが、相手の迫力のないフィニッシュに助けられている。
 攻撃は相手のバランスを保った中盤の守備を突破できず、チャンスは少ない。ロナウドのドリブル突破も不発。中盤を飛ばしてロングフィードで打開を図る場面も。前半中頃、エブエのパスからロナウドがサイドをえぐって中のルーニーに折り返したが、シュートはGKに防がれた。また、相手のクリアミスからルーニーが決定機を拾ったが、シュートはGKに当たってしまう。
 そして後半序盤、クロスからの対応が中途半端で、GKファン・デル・サールは取れそうなのにキャッチに出ず、キャリックも遅れてヘッドを許し、結局は先制点を失った。
 ところがその数分後、幸運なハンドのPKをもらって即座に試合を振り出しに戻すことができ、ラッキーな展開。直後にはテベスやアンデルソンを投入し、余勢を駆って一気に逆転狙い。しかし、流れ自体は大きく変わらず、サイドを崩されてクロスを入れられる等守備が危なっかしい。エブラのパスからルーニーが抜け出した決定機はあったが、シュートを決められない。それでも、ゴール前で得たFKをハーグリーブスが直接沈め、何とか逆転に持ち込んだ。
 終盤の相手の必死の反撃を苦しみ、ブラウンのマークが遅れてヘッドを許したり、FKから(ロナウド?)がマークを外してヘッドを許したり危ない場面は残しつつも、辛うじて逃げ切り。
[試合後]内容的には攻守にわたって勝てる内容ではなかった、幸運な勝利。そういう意味では貴重な勝ち点3だろう。

アーセナル
[試合前]CLから敗退、無冠のおそれが現実味に。おそらくこれがプレミアでのラストチャンスだろうが、コンディションが伴わない。
 ショックの残る敗退を喫した前戦CLから4人の変更。フラミニが負傷し、ジウベルト・シウバが先発。ファン・ペルシーが先発に復帰。ファン・ペルシーは左サイドに入り、フレブがトップ下に入った4-2-3-1の布陣かな。ここまでは分かる。センデロスに代えてソングがセンターバックに入り、アルムニアに代わってGKはレーマン。2人は負傷?トゥレが引き続き右サイドバック。
[試合内容]パスワークや積極的な動きで、どちらかといえば流れを掴んでいた。中盤の守備のバランスも優り、相手のパスワークを積極的に封じて、サイドを使う等してチャンスに持ち込めている。ただし、最後のフィニッシュの場面がもの足りない。アデバイヨルのパスを受けたフリーのエブエのクロスから再びアデバイヨルがシュートを放つが、守備にブロックされた。また、相手を交わしたフレブのパスからアデバイヨルが抜け出すが、シュートはGK正面で決められず。
 一方で、やはり最終ラインに突然入ったソングがやや不安。トゥレと譲り合ってシュートを許す場面や、交わされてサイドをえぐられる危険な場面あり。また、クリアミスから相手に決定機を与える場面すらあった。
 それでも後半序盤、FKのサインプレー崩れ(失敗)からファン・ペルシーのクロスをアデバイヨルがヘッドで押し込み、ようやく先制に成功。
 ところがその直後、相手のパスがギャラスの手に当たってしまい、不運なPKを取られてあっけなく同点に追い付かれてしまう。とはいえ、攻撃のリズム自体は失うことなく、十分に可能性を持っていたはず。クリシーや途中出場のウォルコットを使ってサイドを崩す動きもあった。しかし後半中頃、ゴール前のFKを直接決められ、先に逆転されてしまう。またもや流れが悪い展開。
 このままではシーズンが終わってしまうため、死にもの狂いの反撃。ギャラスやソングが攻撃参加に出る場面も。それでも焦らず、しっかりサイドから攻撃を仕掛ける。終盤、セスクのフィードから途中出場のベントナーがヘッドを合わせたが、叩きつけることはできずGK正面。また、FKからもベントナーがヘッドを合わせが、これもGKに防がれた。一歩及ばず、無念の敗戦。
[試合後]シーズン終戦か。中4日空いたためか、コンディションは悪くなさそうだったが、ここ最近の悪い流れを象徴するようなツいていない展開。

 現地実況の音声が映像より若干早く、映像前に次の展開が分かってしまい、興醒め。調整してもらえないのだろうか。

■ビッグチャンス
 マンチェスターU: 前半4回 後半3回 =8回
 アーセナル:    前半5回 後半5回 =10回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 マンチェスターU:●ピケ(横の動きに弱い?)、●ブラウン(軽率なクリアミス)、●スコールズ(パスミスが比較的多かった)
 アーセナル:○クリシー(積極的な攻守)、○フレブ(特に前半、ボールコントロール)、●ソング(不安定な守備)