3月15日(土) リバプール2 - 1レディング(@J Sports)

 序盤に先制点を失ったリバプールが、しっかり逆転勝ち。

リバプール
[試合前]布陣固定で連勝中。
 しぶとく勝ち抜いた前戦CLから2人だけ変更で、大きくいじらない。チャビ・アロンソがルーカスに代わって先発に復帰。キャラガーがセンターバックに回ってシュクルテルと組み、右サイドバックにはアルベロア。
[試合内容]開始直後にアウレリオがボールを奪われる軽率なプレーで幕を開け、嫌な雰囲気が漂ったが、立ち直ったはずだった。ところが、アルベロアの正当に観えたタックルがファウルを取られた微妙なFKから、オプションプレーにしてやられ、先制点を失ってしまう。相手の積極的な姿勢に遭い、ペースは完全には握り切れない。また、サイドを崩されそうなパスを狙われる場面も何度か。
 それでも好調の攻撃のリズムは悪くなく、徐々にペースアップ。ジェラードのパスからトーレスが最終ラインの裏を突いた決定機は、シュートを飛び出したGKに阻まれた。そして、ゴール正面でコースを見つけたマスチェラーノが珍しくミドルシュートを決め、同点に追い付いた。さらに、アルベロアのクロスからゴール正面でカイトがボレーを叩くが、枠を捉えない。続く後半序盤、FKからマークを外したトーレスがヘッドで決め、しっかり逆転に成功。
 その後も後半途中まで攻め立てたが、仕掛けたバベルのシュートがわずかに外れる等、突き放すことには失敗。相手の反撃ムードが高まるのと合わせ、徐々に大雑把な攻撃が増え始め、守る方が先決になった。同点以降は守備が崩れることはなく、勝利に持ち込んだ。
[試合後]翌日エバートンが敗れたらしく、4位の座を固めた。

レディング
[試合前]2連勝できたものの、残留争い継続中。
 4-4-2の布陣。
[試合内容]割りと普通に攻撃的な姿勢。両サイドの裏にハントやオスターを走らせてパスを通そうという狙いも観える。そして序盤、Pエリア横でFKを得ると、ゴール前に流したオプションプレーからマテヨフスキーがミドルシュートを突き刺し、幸先よく先制点を挙げた。
 一方守備は、戦う意識で比較的タイトに厳しくできていたように観えたが、結局は引き剥がされて崩されてしまう。ビケイが裏を取られた決定的なピンチは、GKハーネマンが飛び出してストップ。しかし、ゴール正面でハントが交わされた上にインギマルソンが寄せずにミドルシュートを許し、同点に追い付かれてしまう。
 その後も、クロスからマークを離して際どいシュートを許し、オスターのゴール前でのパスミスから危険なミドルシュートを許し、心許ない状態。攻撃の方は、徐々に前線に収まらなくなり、可能性を失った。そして後半序盤、FKからビケイが?マークを外してヘッドを許し、逆転を喫した。
 さらにセットプレーやミドルシュートで追加点を失うおそれありながらも、辛うじて1点差をキープすると、選手交代を経て後半途中から反撃の流れを引き寄せることができた。しかし、攻撃の精度やアイデアは相手の守備を崩すには不十分で、1チャンスをつかめない。ロスタイムのFKからの攻撃も実らず、敗れた。
[試合後]連敗中に失っていた自信は取り戻した様子だが、残留争いから脱出するのは難しそう。

■ビッグチャンス
 リバプール: 前半5回 後半4回 =9回
 レディング: 前半1回 後半1回 =2回