3月12日(水) チェルシー6 - 1ダービー・カウンティ(@J Sports)

 チェルシーが、弱い者相手には余裕の勝利。

チェルシー
[試合前]選手のほとんどが揃っていたにもかかわらずカップ戦2つを落とし、やや悪いムード。
 その敗れたFAカップからは、温存したランパードやマケレレ、Aコール、フェレイラ等が先発に復帰。ドログバはベンチ止まりで、アネルカが3トップの中央。ツェフは負傷中で、GKは引き続きクディチーニ。復帰したシェフチェンコがベンチ入り。
[試合内容]もちろん圧倒的に攻勢。早速序盤、相手のクリアミスをきっかけに、カルーのパスをランパードがうまく持ち出して決定機を迎えたが、シュートはポスト直撃。幅広くボールを動かし、また選手も流動的に動き、守備の穴を引き出そうとしていたが、相手のゴール前の粘りもあって、意外にチャンスは少ない。それでも前半中頃、JコールのパスからランパードがPエリア内に走り込むと、倒してくれてPK獲得、先制することができた。また前半終盤には、ランパードからアネルカへのラストパスは通らなかったものの、飛び出してカットした相手GKのクリアが小さく、拾ったカルーが無人のゴールに沈め、追加点もやや幸運な形で手に入った。直後のランパードの折り返しからカルーのシュートは好セーブに阻まれた。
 後半には、アネルカとのパス交換で右サイドを崩したJコールのクロスをランパードがゴール前で難なく押し込み、ようやく守備を完全に崩した得点で駄目押し。続いて、マケレレのパスから抜け出したアネルカは決定機を決められなかったものの、こぼれ球をJコールが押し込み、4点目。直後には、ランパードがミドルシュートを決めて5点目。さらに、ゴール前で守備を交わしたランパードがまた決めて、ついに6得点。
 余裕の展開から、さらにドログバやシェフチェンコと攻撃陣を増やした、弱い者いじめ。一応4-4-2の布陣で、アネルカを右サイドに置いた形か。しかし、結果には結び付かず、シェフチェンコに至ってはほとんど見せ場なし。
 守備の対応は早く、ほとんどピンチはなかった。前半は、序盤にテリーが交わされてシュートに持ち込まれた場面くらい。後半6点目の直後、パスを通されて1点を返され、汚点一つ。
[試合後]FAカップのリハビリにはなったのだろう。

ダービー
[試合前]依然として1勝のみで最下位独走中。後はいつ降格が確定するか、だけ。
 4-5-1の布陣かな。1トップにミラー。中盤ではサベージが一番守備的かな。
[試合内容]予想通り押し込まれ、ゴール前を固めて耐える展開。ムーアのクリアミス、スタッブスの怪しいポジショニング等際どい守備ながら、何とか粘って対応。攻撃の方は、機会は少ないながら、右サイドのステリョフスキー等から1トップのミラーへ送るパターンで、何度か可能性を見せた。さすがに相手のプレスに負けて、後ろに下げてしまう場面も多い。序盤には、エドワーシーのフィードから相手を交わしたミラーがチャンスを迎えたものの、シュートを外してしまった。
 相手の攻撃にさかんに振り回されながらも耐えていたが、しかし前半中頃、Pエリア内にパスを通されると、ムーアがマークに付いて来ていたにもかかわらず、途中出場のリーコックがタックルを相手に掛け、PKで先制点を与えてしまう。さらに前半終盤、Pエリア外に飛び出したGKキャロルがクリアを相手に渡してしまい、無人のゴールに決められて追加点も与えた。1点取るのが精一杯の攻撃力では、不必要な2失点だけでほぼ勝負あり。
 後半になると、守備を崩された失点の嵐。マキャベリーの左サイドを崩されると、カバーしたピアソンも交わされて折り返しを許し、そのコースをふさぐこともできず、失点。エドワーシーが残ってオフサイドを取れずに決定機を創られ、また失点。その直後には、ボールを動かされてコースが空き、ミドルシュートで失点。さらにマキャベリーが交わされてシュートに持ち込まれ、とうとう6失点。
 その直後、ミラーのパスが相手に当たったこぼれ球が途中出場のジョーンズに通り、一矢を報いることはできた。
[試合後]与える必要のなかった前半の2失点が痛すぎた。また、中盤で全く目立たないサベージは、悲しすぎる。

■ビッグチャンス
 チェルシー: 前半3回 後半5回 =8回
 ダービー:  前半2回 後半1回 =3回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 チェルシー:○ランパード(よく動いて攻撃に絡み、PK含めて4得点)、Jコール(右サイドをかき回した)