3月9日(日) トッテナム・ホットスパー4 - 0ウェスト・ハム・ユナイテッド(@J Sports)

 先制点で調子に乗ったトッテナムが、退場者も出したウェスト・ハムに快勝。

トッテナム
[試合前]上昇気流ではあるものの、カーリング・カップ優勝で来季UEFAカップ出場権をすでに手に入れてしまい、モチベーションが心配。ホームでは気持ちを入れなおすことができるかどうか。
 ジーナス負傷で、中盤センターはゾコラとハドルストーンのコンビ。ウッドゲイトとドーソンが復帰し、センターバックを組んだ。左サイドバックは、引き続きシンボンダ。GKはロビンソンに戻っている。キングは負傷中?ベイルは負傷中。
[試合内容]中盤で攻撃を創れない、良くない入り方。ミドルシュートをGKロビンソンが前に弾いてスクランブル状態に陥り、そのこぼれ球や続くCKから際どいピンチが連続していた。
 しかし1チャンス、FKからベルバトフがヘッドを合わせ、唐突に先制点を挙げることができた。これで中盤でつなぐ余裕が出ると、その流れから再びFKを得ると、またもベルバトフがヘッドを合わせ、10分強で2点のリードを築き上げた。その後は調子に乗って、完全にペースを掴んだ。キーンとベルバトフの2トップのワンタッチ・プレーで、攻撃リズムも高める。前半中頃には、レノンのクロスからハドルストーンがフリーでヘッドを合わせたが、これは外れ。
 前半終盤には相手に退場者が出て、かなり楽な展開。UEFAカップをにらんでマルブランクやキーンを下げる余裕の采配。代わって入ったジウベルトやDベントが攻撃にうまく絡めず、駄目押しの可能性は薄そうだった。それでも終盤、シンボンダのクロスをレノンがスルーし、ゴール前で受けたジウベルトがシュートを決め、移籍後初得点でついに駄目押し。ついでに終了間際、ハットンのアーリークロスからDベントもヘッドで1点を挙げ、理想的な流れで締めくくった。
[試合後]キーンとベルバトフの2トップを中心とした攻撃の破壊力は相変わらず。

ウェスト・ハム
[試合前]4強相手とはいえ連続4失点で、守備が崩壊気味。ヨーロッパが遠ざかってモチベーションも難しい。
 完敗の前戦から4人変更。前線を、アシュトンとザモラの2トップに変更。パーカーが復帰し、ノーブルに代わって中盤に先発。アプソンは負傷でスペクターがセンターバックに入った。ニールとノーブルの出場停止は次戦らしい。
[試合内容]中盤でパスをつなぎ、比較的ペースを掴んだ立ち上がりだった。リュングベリのミドルシュートをきっかけに、先制点を取れそうな匂いもあった。そのこぼれ球にアシュトン、ボア・モルテ、ザモラが次々に詰めるが、いずれもブロックされて押し込めず。続くCKのこぼれ球からも、ニールのパスからアシュトンが反転シュートを叩くが、外れ。
 ところがその数分後、FKからマークを外してしまってヘッドを許し、あっけなく先制点を失う、ショックな展開。するとその直後にも、同様にFKから再びヘッドを許し、追加点まで失った(いずれもアントン・ファーディナンドのマーク?)。途端に、パスがつながらなくなって攻撃のリズムが失われた。前線へのくさびも良いボールが入らない。挙句に前半終盤、それまで何度か際どいタックルを繰り返していたボア・モルテが、ついに2枚目のイエローをもらって退場、どうにもならない状況に。
 後半は、1人で仕掛けたアシュトンのシュートや、パーカーが高い位置で奪って途中出場のパントシルのクロス、といった惜しい場面もわずかにあったものの、得点には至らない。逆に終盤、ゴール前にボールを入れられて駄目押しを食らい、勝負あり。もうとっとと終わって欲しかった終了間際にも、クロスからスペクターが相手に前に入られてヘッドを許し、今日も4失点。
[試合後]FKの連続失点がかなりのダメージだった。どこかで流れを変えないと、後はスルズル試合を消化するだけになってしまう。

■ビッグチャンス
 トッテナム:   前半3回 後半5回 =8回
 ウェスト・ハム: 前半2回 後半1回 =3回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 トッテナム:○ベルバトフ(前線でのボールの収まり、ワンタッチ・プレー)