2月9日(土) アストン・ビラ4 - 1ニューカッスル・ユナイテッド(@スカパー)

 アストン・ビラが、流れの悪かった前半から立て直し、後半に幸運な形も含めて得点を重ね、逆転で快勝。

アストン・ビラ
[試合前]6位に着けて4位争い継続中。
 アグボンラホールが負傷し、2トップはカリューとマローニーのコンビ。中盤の右サイドにペトロフ。カーティス・デイビスは、ナイトに代わってセンターバックのレギュラーの座をつかんだ様子。
[試合内容]序盤、CKの流れでクロスからヘッドを許し、いきなり失点。ほとんどの時間帯で攻勢を取っているものの、チャンスが増えない。相手の中盤のプレスに負けて中盤で攻撃を形作ることができず、最終ラインからカリューを目掛けたロングフィードばかりが目立つ。それでも、そのこぼれ球をマローニー等が拾ってゴール前に攻め込むことはでき、ヤングの左サイドを中心に仕掛けるが、人数を掛けた守備を崩すことができない。全体的に持ちすぎの印象で、囲まれてコースを塞がれてしまう。前半終盤のFKにカリューがヘッドで合わせたが、GKに弾かれた。
 ところが、選手を入れ替えた後半序盤、一気に悪い流れを変えることに成功。相手陣内深くでボールを奪ってバウマのミドルシュートに持ち込むと、これが相手に当たってGKの反応を交わし、やや幸運な形でまずは同点に。さらにその3分後、CKから相手と競り合いながらカリューがヘッドで合わせ、あっという間に逆転に成功。ヘアウッドを入れたことでカリューとともに前線のターゲットが増え、合わせてマローニーを左サイドに入れてヤングを右に回したことで両サイドから仕掛けられるようになった印象。また、中盤の守備の寄せは厳しく、相手の攻撃は寄せ付けない。
 後半中頃には、ロングフィードからCKを得ると、そのこぼれ球から途中出場のガードナーの立て続けの惜しいシュートの後、やはりCKのこぼれ球の混戦から、相手のクリアがカリューに当たって入り、またも幸運な形で追加点。終盤には、またも相手陣内でプレスを掛けてボールを奪い攻め込むと、競り合いから相手がハンドを犯してくれ、幸運なPKで駄目押し。
[試合後]ラッキーな展開にも思えるが、後半は今シーズンの勢いを見せた。前半の調子だと、ペトロフは居場所がなくなるかも。

ニューカッスル
[試合前]キーガン監督まだ勝てない。
 ミルナーが先発に戻り、エムレがベンチに逆戻り。エンゾグビアが出場停止の左サイドバックには、本職のエンリケではなくカーが右から回り、右サイドバックにはアフリカ選手権から復帰ベイが入った。
[試合内容]序盤の最初のCKの流れから、ミルナーのクロスにオーウェンがヘッドで合わせ、幸先よく先制に成功。オーウェンが2戦続けてヘッドで得点するとは、意外。
 相手のロングフィードに対する処理にもたつき、セカンドボールを拾えずに押し込まれてしまう場面も目立ってはいたが、ゴール前を数的優位を保った守備でよくしのいでいた。前線及び中盤では積極的にプレスを掛け、相手に楽に攻撃はさせていない。他方、2トップに割りとボールが収まって攻撃する機会も持ち、また両サイドを使おうという意図もありそう。しかし追加点の機会は訪れない。
 ところが後半、自陣深くでダフがボールを失ったことをきっかけにミドルシュートに持ち込まれ、これが守備に当たって入る不運も重なって同点に追い付かれてしまう。するとその数分後、CKからベイが競ることができずにヘッドを許し、逆転に持ち込まれて痛恨。反撃に出ても、今度は相手の中盤の厳しいチェックに遭って2トップにボールが入らなくなり、形が創れない。逆に、CKのこぼれ球の混戦からバットがクリアを相手に当ててしまってゴールイン、リードを広げさせてしまう。
 選手の動きが鈍くなって、攻撃の勢いが出ない。ミルナーがさかんに仕掛けるが、フォローなく守備に止められてしまう。終盤、(?)のパスを受けたオーウェンが仕掛けてシュートに持ち込んだが、枠外。逆に、プレスを掛けられたベイのパスミス、続いて(テイラー?)のクリアミスが重なってゴール前に入り込まれると、競り合いからカーがハンドを犯してPK献上、さらに失点。
 今日も先制しながら勝てず。
[試合後]悪い流れが止まらない。オーウェンが復調したような動きを見せているのは、救い。

■ビッグチャンス
 アストン・ビラ: 前半2回 後半6回 =8回
 ニューカッスル: 前半1回 後半2回 =3回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ニューカッスル:○ミルナー(キレのあるドリブル、後半は孤軍奮闘に近い)