2月2日(土) ポーツマス1 - 1チェルシー(@J Sports)

 途中まで優勢に試合を進めていたチェルシーが、ポーツマスに同点を許してからは互角の打ち合いとなってお互いに決定力を欠き、引き分け止まり。

ポーツマス
[試合前]ホームで調子を取り戻したいところ。
 完敗の前戦からは3人の変更。移籍のまとまらないベンジャニはもちろん使わず、期限ぎりぎりで獲得したデフォーが先発。ディスタンは負傷でフレイダルソンがセンターバック。中盤ではラウレンに代わってヒューズが先発。クラニチャルの位置が分かりにくいが、バロシュとデフォーの2トップに、クラニチャルをトップ下に付けた4-3-1-2の布陣かな。古巣相手のディアラとジョンソンも先発。
[試合内容]相手のパス回しを許し、ペースを握れない展開。特に序盤は攻撃時の押し上げがなく、2トップも相手の守備を突破できず、攻撃がまるで機能しない。途中から徐々にディアラによる展開やクラニチャルの個人技で、何とか攻撃の形に持ち込もうとし始めた。CKからは、パマロがヘッドを叩くがバー直撃。また後半序盤には、デフォーがドリブルでPエリア内に仕掛けたが守備に阻まれ、そのこぼれ球を拾ったバロシュはヘナチョコシュートをGK正面に飛ばす。
 他方で、サイドを崩されてフリーでクロスを許したり、カウンターを食らったりして、厳しい守備を強いられており、失点する可能性の方が高かった。前半終盤と後半序盤に最終ラインを崩されて決定的なピンチは、GKのセーブ等で逃れる。しかし、カウンターから守備が大きく振られて崩され、ついに先制点を失った。
 しかしその約10分後、GKジェームズのロングフィードをバロシュがヘッドで落とすと(ファウルにも観えなくもない)、デフォーが抜け出すことに成功(オフサイドにも観えなくもない)、何とか同点に追い付くことができた。これで攻撃の勢いが戻り、それまでとは見違えるように積極的に仕掛け始める。こぼれ球を拾った途中出場のエンブエンバのパスから【追記:ワンツーかな?】デフォーが再び抜け出すが、今度は飛び出したGKの前にシュートを決められず。終盤には、左サイドに起点を作ったディアラが戻した所をデフォーが叩くが、枠を外れた。
 他方で引き続き、パスで守備が振られてピンチも同様に多かったが、何とか失点せず。引き分けに持ち込んだ。
[試合後]特に後半に機能したディアラやデフォーは、今後が楽しみ。調子を取り戻すきっかけとなったかどうか。

チェルシー
[試合前]前戦からは最終ラインで3人の変更。ベレッチが出場停止から復帰した一方、カルバーリョが出場停止でベン・ハイムがセンターバックに入った。またAコールが先発に復帰。
[試合内容]パスがスムーズにつながり、優勢にペースを握った。マルダとAコールのコンビで左サイドから崩してクロスの形を創ったり、スピードに乗ったカウンターの形を創ったり、先制点は近そうに観えた。しかし、意外に1点が遠い。CKからマルダがすらしてバラックがヘッドを叩くが、ゴール手前で相手にクリアされた。ようやく前半終了間際、マルダのパスからアネルカが最終ラインを突破して決定機を創ったが、シュートが決まらない。また後半序盤にも、ライト・フィリップスのパスを受けたAコールが1人交わして決定機に持ち込むが、これも決まらない。守備は相手をほとんど寄せ付けていなかったが、前半にはCKからバー直撃のヘッドを許し、また後半序盤には個人技で突破されてかなり際どいピンチを許す場面が出始め、早く先制したいところ。
 そして、結局はカウンターから、マルダのファーサイドに振ったクロスをJコールが落とした所をアネルカが決め、ようやく先制点を確保。
 ところが、ロングフィード1本からアレックスが競り負けてヘッドでつながれると、ベレッチが残ってしまってオフサイドが取れずに相手に抜け出され、同点に追い付かれてしまう。これで相手に勢い付かせてしまうと、相手にも攻撃の形を許してチャンスの創り合いの様相。
 ライト・フィリップスのサイドチェンジを受けたJコールのパスからベレッチがゴール前に入り込むが、シュートは詰めたGKに弾かれ、これを再び拾ったベレッチの折り返しがゴール前のアネルカに渡るが、シュートに持ち込めず。また、バラックのパスから右サイドの裏を取ったライト・フィリップスが抜け出すが、シュートは枠を外れた。終盤には、アレックスを前線に上げて勝ち点3を狙ったが、再び勝ち越すことはできなかった。
[試合後]流れどおりに先制したのに、もったいない引き分け。首位アーセナルとは勝ち点6の差となり、一歩後退。

■ビッグチャンス
 ポーツマス: 前半1回 後半6回 =7回
 チェルシー: 前半4回 後半7回 =11回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ポーツマス:○ディアラ(パスの展開で機能)
 チェルシー:○ライト・フィリップス(強く当たられても倒されず奪われない、センターでも持ち味発揮)