1月19日(土) レディング0 - 2マンチェスター・ユナイテッド(@J Sports)

(マンチェスターUの布陣)

       ルーニー     テベス

パク  キャリック  ハーグリーブス  ロナウド

エブラ   ビディッチ    リオ    ブラウン

         ファン・デル・サール

 攻撃の精度で優るマンチェスターUが、粘るレディングを振り切って勝利。

レディング
[試合前]浮上のきっかけをつかめず、下位集団に巻き込まれている。47失点はダービーと並んでリーグ最多タイ。コッペル監督にとっては、古巣との対決。
 攻撃的に4-4-2の布陣。キットソンとリタの2トップ、ドイルが中盤の右サイド、ハントが中盤のセンターに入った。新加入のマテジョフスキーがベンチ入り。
[試合内容]縦に速い攻撃でそれなりに迫力を見せて互角に近い展開に持ち込んではいたが、パスの精度やコンビネーションが不十分で、あまりチャンスにつながらない。パスをつなげられる場面で雑なパスからマイボールを失う場面も少なくない。序盤に1度だけ、相手陣内でボールを奪ったコンベイのパスでリタが守備の裏を突く決定機を創ったが、シュートは飛び出したGKに阻まれ、こぼれ球を拾ったキットソンのシュートもブロックされた。
 相手前線にボールが入った時には厳しく寄せて自由にやらせないような意図は観えたが、他方で攻撃を最後まで創れずにカウンターを受けることが多く、ぽっかりマークを外して相手にパスを受けさせてしまう場面も観られる。GKからのロングパス1本からPエリア内で相手にボールを受けさせてしまう場面も。状況的には、先制される可能性の方が高そうだったが、何とか粘って無失点で抑え込んだ。
 後半になるといっそう守勢に回り、際どいピンチも少なくない。その中で後半中頃、ロングフィードから競り勝ったキットソンがGKと1対1の決定機を迎えたが、ループシュートがGKを越さずに逸機。ところが残り15分を切った所で、クリアを拾われてラストパスを通され、ついに先制点を失った。
 残り10分でリスクを掛けて反撃に打って出ると、駄目押しを食らいそうになりながらもクロスのこぼれ球等から惜しい場面まで持ち込む。ショリーのパスからゴール前に走り込んだハーパーがうまい(偶然の?)トラップで抜け出す決定機もあったが、シュートは外してしまう。しかし終了間際、マーティーの中途半端なシュートからカウンターを食らって追加点をついに失い、勝負あり。
[試合後]戦う意欲は感じるものの、昨シーズンと比べて攻撃の精度が足りない。

マンチェスターU
[試合前]2度目の首位奪取後、相性良くない相手といえども、今度は1試合で手放したくないところ。44得点、11失点とも、リーグ・ベスト。
 前戦から3人変更。負傷明けのハーグリーブスがアンデルソン【追記:(家族に不幸があったらしい)】に代わって先発、ブラウンが出場停止から先発に復帰、ギグスに代わってパク・チソンが先発。
[試合内容]ペースを握ることはできなかったが、攻撃の精度では相手を優って先制できそうな気配はある。特にカウンターからシュートまで持ち込むことができており、前半はロナウドがドリブルから強烈な際どいシュートを放ったり、ルーニーのパスからテベスがシュートを放ったりしたが、取り切れず。相手に合わせてやや縦に急ぎすぎている印象もある。
 後半も、攻撃参加したリオがPエリアに入り込んだ折り返しからロナウドがシュートを放ったり、ルーニーが切り返しからシュートを狙ったり、とそれなりにチャンスは創るものの決定力を欠いてなかなか先制できない。他方で、前半序盤に自陣でパスカットされてリオの裏に決定的なパスを通され、また後半中頃にはロングフィードからリオとビディッチが競り負けて決定的なピンチを迎え、逆に先制点を失いそうな場面も発生。流れ的にはまずい展開の印象。
 後半途中からハーグリーブスに代えてナニを投入、途中出場していたギグスをセンターに入れる、さらに攻撃的な布陣を取り、是が非でも勝ち点3を狙う。すると、クリアを拾ったテベスの浮き球パスから最終ラインの間に入ったルーニーが右足アウトでシュートを決め、ようやく先制に成功。
 終盤の前掛かりになった相手を突いてカウンター等から駄目押しのチャンスはあるのに、ナニのマイナスの折り返しに詰めたキャリックがシュートを外し、ルーニーのパスからロナウドがGKと1対1の決定機を決められない。逆に途中出場のフレッチャーが2列目からの飛び出しに遅れて決定的なピンチも与えてしまっている。終了間際、やはりカウンターから、ルーニーをおとりに使ってロナウドがドリブルで抜け出し、やっとこさ駄目押し。
[試合後]攻撃内容からすればもっと安全に勝ちたかった展開だが、やはり相性の悪さだろうか。とりあえずは予定通りに首位をキープ。

■ビッグチャンス
 レディング:    前半1回 後半4回 =5回
 マンチェスターU: 前半4回 後半10回 =14回