12月26日(水) チェルシー4 - 4アストン・ビラ(@J Sports)
チェルシーが、アストン・ビラの勢いに負けて2点先取されながら前半終了間際のPK&退場で優位に立って逆転まで持ち込んだのに、2度にわたって追い付かれる体たらくで、痛恨の引き分け。
チェルシー
[試合前]このボクシング・デイでは4強の中で唯一のホームゲーム、確実に勝ち点3を確保しておきたいところ。アウェイでの敗戦の借りも返したいところ。
前戦からは1人だけ変更。ミケルに代わってピサーロが先発してトップ下に入り、攻撃的な4-2-3-1の布陣かな。前戦負傷交代したツェフは、間に合って先発。バラックは引き続きベンチ入り。
[試合内容]コンディションの問題か、相手と比べて動きが悪すぎた。試合開始から立て続けに相手にシュートを許す、らしくない入り方。Aコールが交わされ、カルバーリョがパスカットに失敗し、アレックスも交わされ、ピサーロが抜かれ、守備の動きの鈍さも目立ち、ピンチが連続。案の定、カルーが自陣でボールを奪われると、クロスからフェレイラが競ることもできず、落とした所にアレックスがマークを外し、先制点を決められてしまった。
その後はペースを握ったものの、シェフチェンコやカルー等前線にはボールが収まらず、攻撃のリズムが出て来ない。攻撃面でも動いてパスを受けようとする選手が少ない。しかも、ランパードが負傷し、バラックと交代せざるを得ないアクシデントも発生。逆に前半終盤には、いったん相手のカウンターを止めて攻撃にかかろうとした所でピサーロが自陣でボールを失うと、持ち込まれて許したシュートをGKツェフがまさかのキャッチミス、追加点まで失った。
ところが前半終了直前、エッシェンのミドルシュートの当たり損ねが偶然絶妙なラストパスとなってバラックが抜け出すと、後ろから倒されてPK獲得、1点を返すと同時に相手に退場者が出る幸運が回って来た。これで後半から一方的な展開に持ち込み、またパスを回してシュートを積極的に狙い始めた。そして早速、シェフチェンコがミドルシュートを決めてまずは同点。一気に逆転に持ち込もうと畳み掛けると思いきや中だるみの時間はあったが、後半中頃には、シェフチェンコにくさびを入れたアレックスがそのままオーバーラップしてワンツーから抜け出すことに成功、ついに逆転に成功した。
しかしその数分後、FKから、オフサイドを取るのかどうか中途半端な対応でフリーでシュートを許し、あっけなく再び同点に追い付かせてしまう。さらに、カウンターを両足の危険なタックルで止めたカルバーリョが一発退場、数的な優位も捨ててしまう。
このまま引き分け止まりかと思われた終盤、ゴール前で得たFKをバラックが直接決め、再び勝ち越しに成功。さすがにこれで逃げ切るかと思いきや、ところが、直後に反撃を受けてヘッドに持ち込まれると、これをゴール手前でAコールが手でクリアしてしまい、PKでまた同点に追い付かれた(Aコールは一発退場)。
前半の出来から考えれば負けなくて良かった展開だったが、後半の優位な状況下では勝ち切れなかったと言える。
[試合後]ホーム無敗記録は伸ばしたものの、特に前半の内容は最低に近い部類。逆転した後に試合をコントロールできなかったのも、問題。ランパードの負傷、カルバーリョとAコールの出場停止と、詰まった日程の中で離脱者も増えた。また、モウリーニョ前監督と違いグラント監督は、ビハインドを追った状況(+数的優位)下で、エッシェン又はライト・フィリップスを右サイドバックに置くような思い切った采配は取らないようだ。
アストン・ビラ
[試合前]若干調子下降気味だが、まだ8位。
マローニーが先発してカリューと2トップを組み、中盤の右サイドにアグボンラホール。
[試合内容]アウェイながら意外にも攻勢を握ることができた。攻撃への切り替えが早く、2トップと両サイドが積極的に仕掛け、開始直後から次々とシュートチャンス。ロングフィードからPエリア内でキープしたマローニーのパスからカリューのチャンスは、シュートまでが遅く守備に入られた。CKの流れからヤングのクロスに合わせたカリューのヘッドは外れ。そして、相手ゴール前でボールを奪ったアグボンラホールのクロスからカリューが落とした所を、走り込んだマローニーが押し込み、守備を完全に崩して流れどおりに先制点を獲得。
その後は攻撃のペースを落としてラインを下げ、相手にペースを明け渡した。逆転されたアーセナル戦同様のパターンだったが、今回はラウルセンを中心に最終ラインで相手の反撃をしっかり受け止め、よくしのいでいた。逆にカウンター等から追加点のチャンスを創っていたほど。FKをカリューが落とした所をアグボンラホールが狙うが、これは外れ。前半終盤には、相手陣内でラウルセンがしつこい守備からボールを奪い、マローニーが持ち込んでミドルシュートを放つと、GK正面ながらこぼしてくれて追加点が舞い込んだ。
ところが前半終了間際(ほぼラストプレー)、ミドルシュートの当たり損ねから相手に抜け出された所でナイトが後ろから引っ掛けてしまい、PKで1点を返された。しかも、ナイトが一発退場となり、一転して窮地に陥った(どうせ1点返されるなら、退場になるファウルを犯さずに、GKが止めてくれるかもしれないシュートを許す判断の方が良かったのでは?)。
これで流れが変わってしまい、後半序盤にはミドルシュートを防ぐことができずに早くも同点に追い付かれる。同点後は少ない人数で攻撃を仕掛ける意識も見せてはいた。しかし後半中頃に、相手センターバックをオーバーラップから抜け出させてしまい、逆転まで持って行かれた。
それでもその数分後、FKから飛び込んだラウルセンが足で合わせて、貴重な同点弾。さらにカウンターから相手にも退場者を発生させ、引き分けには持ち込めるかと思われた。
しかし終盤、ゴール前のFKを直接決められ、痛い勝ち越し点を奪われてしまう。命運尽きたかと思われたが、その直後、Pエリア内で粘ってバリーのクロスをヤングが折り返した所をアグボンラホールがヘッドで押し込もうとすると、相手が手で止めてくれてPK獲得、土壇場で再び同点に追い付くことに成功。
[試合後]前半の内容からすると金星を挙げることも可能だったかもしれないが、粘りある試合運びで大きな引き分け。前半最後の流れでそのまま逆転負けして勝ち点を持ち帰ることができなかったら、非常に気の毒だったほど。攻撃陣好調(復調?)で、観ごたえのある試合を展開できている。
■ビッグチャンス
チェルシー: 前半3回 後半6回 =9回
アストン・ビラ: 前半8回 後半3回 =11回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
チェルシー:●ピサーロ(パスを受けては下げるプレーばかり、ボールを失うプレーもかなり多い)、●○シェフチェンコ(前半はコンビネーションが合わない等何もしていなかったのに、他人が得たPKを決めると後半は生き返った)
アストン・ビラ:○アグボンラホール(Aコールとのマッチアップで互角以上に渡り合い、しっかりチャンスに絡む)、○マローニー(カリューの周りで動き回る。退場者発生の犠牲となって前半のみ。)、○ラウルセン(しつこく積極的な守備で、特にピサーロを消した)
チェルシーが、アストン・ビラの勢いに負けて2点先取されながら前半終了間際のPK&退場で優位に立って逆転まで持ち込んだのに、2度にわたって追い付かれる体たらくで、痛恨の引き分け。
チェルシー
[試合前]このボクシング・デイでは4強の中で唯一のホームゲーム、確実に勝ち点3を確保しておきたいところ。アウェイでの敗戦の借りも返したいところ。
前戦からは1人だけ変更。ミケルに代わってピサーロが先発してトップ下に入り、攻撃的な4-2-3-1の布陣かな。前戦負傷交代したツェフは、間に合って先発。バラックは引き続きベンチ入り。
[試合内容]コンディションの問題か、相手と比べて動きが悪すぎた。試合開始から立て続けに相手にシュートを許す、らしくない入り方。Aコールが交わされ、カルバーリョがパスカットに失敗し、アレックスも交わされ、ピサーロが抜かれ、守備の動きの鈍さも目立ち、ピンチが連続。案の定、カルーが自陣でボールを奪われると、クロスからフェレイラが競ることもできず、落とした所にアレックスがマークを外し、先制点を決められてしまった。
その後はペースを握ったものの、シェフチェンコやカルー等前線にはボールが収まらず、攻撃のリズムが出て来ない。攻撃面でも動いてパスを受けようとする選手が少ない。しかも、ランパードが負傷し、バラックと交代せざるを得ないアクシデントも発生。逆に前半終盤には、いったん相手のカウンターを止めて攻撃にかかろうとした所でピサーロが自陣でボールを失うと、持ち込まれて許したシュートをGKツェフがまさかのキャッチミス、追加点まで失った。
ところが前半終了直前、エッシェンのミドルシュートの当たり損ねが偶然絶妙なラストパスとなってバラックが抜け出すと、後ろから倒されてPK獲得、1点を返すと同時に相手に退場者が出る幸運が回って来た。これで後半から一方的な展開に持ち込み、またパスを回してシュートを積極的に狙い始めた。そして早速、シェフチェンコがミドルシュートを決めてまずは同点。一気に逆転に持ち込もうと畳み掛けると思いきや中だるみの時間はあったが、後半中頃には、シェフチェンコにくさびを入れたアレックスがそのままオーバーラップしてワンツーから抜け出すことに成功、ついに逆転に成功した。
しかしその数分後、FKから、オフサイドを取るのかどうか中途半端な対応でフリーでシュートを許し、あっけなく再び同点に追い付かせてしまう。さらに、カウンターを両足の危険なタックルで止めたカルバーリョが一発退場、数的な優位も捨ててしまう。
このまま引き分け止まりかと思われた終盤、ゴール前で得たFKをバラックが直接決め、再び勝ち越しに成功。さすがにこれで逃げ切るかと思いきや、ところが、直後に反撃を受けてヘッドに持ち込まれると、これをゴール手前でAコールが手でクリアしてしまい、PKでまた同点に追い付かれた(Aコールは一発退場)。
前半の出来から考えれば負けなくて良かった展開だったが、後半の優位な状況下では勝ち切れなかったと言える。
[試合後]ホーム無敗記録は伸ばしたものの、特に前半の内容は最低に近い部類。逆転した後に試合をコントロールできなかったのも、問題。ランパードの負傷、カルバーリョとAコールの出場停止と、詰まった日程の中で離脱者も増えた。また、モウリーニョ前監督と違いグラント監督は、ビハインドを追った状況(+数的優位)下で、エッシェン又はライト・フィリップスを右サイドバックに置くような思い切った采配は取らないようだ。
アストン・ビラ
[試合前]若干調子下降気味だが、まだ8位。
マローニーが先発してカリューと2トップを組み、中盤の右サイドにアグボンラホール。
[試合内容]アウェイながら意外にも攻勢を握ることができた。攻撃への切り替えが早く、2トップと両サイドが積極的に仕掛け、開始直後から次々とシュートチャンス。ロングフィードからPエリア内でキープしたマローニーのパスからカリューのチャンスは、シュートまでが遅く守備に入られた。CKの流れからヤングのクロスに合わせたカリューのヘッドは外れ。そして、相手ゴール前でボールを奪ったアグボンラホールのクロスからカリューが落とした所を、走り込んだマローニーが押し込み、守備を完全に崩して流れどおりに先制点を獲得。
その後は攻撃のペースを落としてラインを下げ、相手にペースを明け渡した。逆転されたアーセナル戦同様のパターンだったが、今回はラウルセンを中心に最終ラインで相手の反撃をしっかり受け止め、よくしのいでいた。逆にカウンター等から追加点のチャンスを創っていたほど。FKをカリューが落とした所をアグボンラホールが狙うが、これは外れ。前半終盤には、相手陣内でラウルセンがしつこい守備からボールを奪い、マローニーが持ち込んでミドルシュートを放つと、GK正面ながらこぼしてくれて追加点が舞い込んだ。
ところが前半終了間際(ほぼラストプレー)、ミドルシュートの当たり損ねから相手に抜け出された所でナイトが後ろから引っ掛けてしまい、PKで1点を返された。しかも、ナイトが一発退場となり、一転して窮地に陥った(どうせ1点返されるなら、退場になるファウルを犯さずに、GKが止めてくれるかもしれないシュートを許す判断の方が良かったのでは?)。
これで流れが変わってしまい、後半序盤にはミドルシュートを防ぐことができずに早くも同点に追い付かれる。同点後は少ない人数で攻撃を仕掛ける意識も見せてはいた。しかし後半中頃に、相手センターバックをオーバーラップから抜け出させてしまい、逆転まで持って行かれた。
それでもその数分後、FKから飛び込んだラウルセンが足で合わせて、貴重な同点弾。さらにカウンターから相手にも退場者を発生させ、引き分けには持ち込めるかと思われた。
しかし終盤、ゴール前のFKを直接決められ、痛い勝ち越し点を奪われてしまう。命運尽きたかと思われたが、その直後、Pエリア内で粘ってバリーのクロスをヤングが折り返した所をアグボンラホールがヘッドで押し込もうとすると、相手が手で止めてくれてPK獲得、土壇場で再び同点に追い付くことに成功。
[試合後]前半の内容からすると金星を挙げることも可能だったかもしれないが、粘りある試合運びで大きな引き分け。前半最後の流れでそのまま逆転負けして勝ち点を持ち帰ることができなかったら、非常に気の毒だったほど。攻撃陣好調(復調?)で、観ごたえのある試合を展開できている。
■ビッグチャンス
チェルシー: 前半3回 後半6回 =9回
アストン・ビラ: 前半8回 後半3回 =11回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
チェルシー:●ピサーロ(パスを受けては下げるプレーばかり、ボールを失うプレーもかなり多い)、●○シェフチェンコ(前半はコンビネーションが合わない等何もしていなかったのに、他人が得たPKを決めると後半は生き返った)
アストン・ビラ:○アグボンラホール(Aコールとのマッチアップで互角以上に渡り合い、しっかりチャンスに絡む)、○マローニー(カリューの周りで動き回る。退場者発生の犠牲となって前半のみ。)、○ラウルセン(しつこく積極的な守備で、特にピサーロを消した)