12月2日(日) リバプール4 - 0ボルトン・ワンダラーズ(@J Sports)

 リバプールが、攻撃力もなければミスも多いボルトンに、余裕の勝利。

リバプール
[試合前]重要な試合だった中3日の前戦CLから4人変更。ボロニンに代えてクラウチ、マスチェラーノに代えてルーカス、バベルに代えてキューウェル、フィナンに代えてリーセが先発。アルベロアが右サイドバックに回ってリーセが左サイドバック。アッガーの負傷が長引き、最終ラインのキャラガー、ヒーピア、アルベロアはほぼ出ずっぱり。2トップはCLで得点したトーレスとクラウチのコンビ。
[試合内容]多くの時間帯でボールを支配し、押し込んでいる場面多い。ジェラードは控え気味でゴール前に絡んでくることは珍しく少なかったが、両サイドのキューウェルとベナユンから十分にチャンスが生まれている。序盤、キューウェルのパスから抜け出したベナユンのマイナスの折り返しをクラウチが狙ったが、シュートは守備にブロックされた。結局はFKから、ヒーピアがヘッドで合わせて先制点を確保。
 守備で厳しい対応を強いられそうのはセットプレーくらい。前半終盤には、ゴール前に出されたパスにGKレイナとキャラガー2人でクリアに行って交錯してしまい、こぼれ球を拾われた致命的なピンチはあったが、シュートをなぜか外してもらえた。すると前半終了間際、ジェラードの自陣からの長い縦パスからトーレスが守備を振り切ってシュートに持ち込み、追加点を挙げることができた。
 後半も、リーセのクロスからクラウチの決定的なヘッド(枠外)、ジェラードのドリブルからのシュート(好セーブ)とチャンスが続く。後半序盤にキャラガーを引っ込めて若手のホブスをセンターバックに使ったのは、余裕の展開の中キャラガーの疲労を考慮したもの?上がったクロスに向かったクラウチを引っ張ってくれ、労せずPKで駄目押しの3点目が入った。終盤には、カウンターからジェラードのパスを受けた途中出場のカイトのシュートがセーブされたこぼれ球を途中出場のバベルが押し込み、4点目。もう1つ、カイトのパスを受けたベナユンの折り返しからバベルがゴール前フリーの決定機を迎えたが、シュートはわざわざ守備に当ててしまい逸機。
 途中出場のホブスも落ち着いて守備をこなし、ほとんど守備が破綻することなく、無失点で快勝。
[試合後]攻撃面で完全に復調した様子。守備でもホブスに使える目処が立てば大きい。

ボルトン
[試合前]前戦リーグ戦の勝利でやっと降格圏内脱出。センターバックにAオブライエンではなくミハリク、右サイドバックにJオブライエンや出場停止のハントではなく本来左のサミュエルが先発。ノーランも出場停止、ガスリーはリバプールからの期限付移籍のため出場不可。激闘のUEFAカップから中2日で、コンディション上は不利。
[試合内容]さすがに守勢に回った。Pエリア内にパスを通されて難しい局面はあったが、メイテ等が何とか対応してしのいでいた。しかし、FKからヘッドをあっけなく許してしまい(オフサイド狙いの中途半端な対応?)先制点を失った。
 攻撃する場面もないわけではなかったが、長いボールのこぼれ球やセットプレーからが中心で、チャンスは少ない。序盤のCKにニアで競り勝ったデイビスのヘッドはGK正面。それでも前半終盤、ゴール前で相手が味方同士で交錯してくれて、こぼれ球をアネルカが拾った絶好の同点機が舞い込んだが、なんとアネルカは無人のゴールにシュートを入れることができない。
 すると前半終了間際、長い縦パス1本からミハリクが相手に振り切られてシュートを許し、追加点を奪われてしまう。これで後半になると守備の集中を欠いて、ミスが目立ってピンチばかり。入れられたクロスに対し、メイテが安易に相手を掴んでPKを与え、3点目をプレゼントするようでは、どうしようもない。
 攻撃の可能性はほとんど観えず、やはり無得点。終盤には、カウンターからシュートに持ち込まれ、GKヤンナコプーロスが前に弾いた所を押し込まれて4失点目も食らい、惨敗に終わった。
[試合後]先週のマンチェスターU戦は何だったの?なんであの試合だけまともに戦ったんだ?欧州との連戦の影響か。

■ビッグチャンス
 リバプール: 前半6回 後半7回 =13回
 ボルトン:  前半2回 後半3回 =5回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 リバプール:●ルーカス(パスミス目立つ)