11月10日(土) リバプール2 - 0フルアム(@J Sports)

 リバプールが、ほぼ一方的に攻め立てながらもなかなか得点できなかったものの、何とか終盤に勝ち越し。

リバプール
[試合前]大勝した前戦CLの勢いを駆ってプレミアでも快勝したいところ。その前戦CLから珍しく1人も変更なし。トーレスやフィナンはベンチにとどまる。左サイドバックに引き続きアウレリオ。
[試合内容]ほとんど一方的に攻め立てるが、最近のプレミア同様に最後の決め手に欠いて得点が取れない、じりじりした展開。ジェラードやベナユン、ボロニン等がよく動いてボールを動かそうとしていたが、相手ゴール前での最後の仕上げがうまく合わないことが多い。この展開の中で、クラウチは徐々にボールに絡めなくなる。前半途中でリーセとアウレリオの上下関係を入れ替えたりしたが、あまり効果なし。守備の方は、自陣ゴール前のこぼれ球からシュートを打たれたのが気になる程度。
 前半中頃、アルベロアのクロスがゴール前フリーのベナユンに渡るが、ヘッドはミス。前半終了間際のFKに強引に合わせたクラウチのヘッドは、惜しくもバー止まり。
 コップ・スタンドに向かって攻める後半は、いっそう押し込んで攻め立てチャンスも創り、得点も時間の問題と思われたが、なかなか決まらない。クラウチとのワンツーからボロニンの強烈なシュートは、GK正面で弾かれる。途中出場のバベルのパスからベナユンのタイミングを外したシュートも(オフサイドくさい)、GKにかき出される。ベナユンのパスからボロニンのシュートは、わずかに外れ。
 しかし終盤、GKレイナのロングフィード1本から、途中出場のトーレスがうまくキープして守備を抜き切らずにシュートを放つと、これが決まってようやく先制点。さらにカウンターから、バベルのパスからクラウチが抜け出そうとして相手に後ろから掛けられ、PK獲得(Pエリアの外にも観える)、追加点を取って勝負を決めた。
[試合後]先制点が取れるまで時間が掛かるのは、相変わらず。シュートに対する得点の比率がかなり低いんじゃないだろうか。効率悪い。

フルアム
[試合前]勝ち切れない試合が多いが、この試合は引き分けでもOKだろう。それでも普通に4-4-2の布陣。左サイドバックにはボカネグラが入った。コンチェスキーは負傷?古巣相手のマーフィーが先発。
[試合内容]立ち上がりだけは攻め込んだが、結局は予想通り押し込まれて守勢に回った。その展開の中、よく粘って耐えて均衡を崩さない。攻撃は長いボールが多く、2トップがボールが収めないので、得点の可能性は薄い。カウンターもできない。それでも、ゴール前のこぼれ球から何度かシュートは放っている。前半には、やはり空中戦のこぼれ球をマーフィーがボレーで叩くが、守備に当たったシュートは好セーブに阻まれた。
 後半になると、いっそう押し込まれて厳しい状況、攻撃の可能性はほとんどなくなった。Pエリア近辺まで侵食され際どいシュートも増えて、GKニエミの好セーブ等で何とかしのいでいる状態。
 終盤まで耐えたが、残り10分、ロングフィードを両センターバックがクリアできずに相手にシュートに持ち込ませてしまい、ついに失点。さらに、抜け出そうとした相手をボカネグラが後ろから引っ掛けたとして、微妙ながらPKを取られ、勝負あり。
[試合後]攻撃ができないのでは、どうしようもない。

■ビッグチャンス
 リバプール: 前半5回 後半9回 =14回
 フルアム:  前半2回 後半0回 =2回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 リバプール:○ベナユン(よく動いて打開を図った)、●クラウチ(高さ以外はあまり絡めない)、●アウレリオ(選択するプレーがつまらない)
 フルアム:●サイモン・デイビス(中盤でボールを失いすぎ)