11月3日(土) ウィガン・アスレティック0 - 2チェルシー(@J Sports)

 チェルシーが、前半緩い守備を見せたウィガンに順当に勝利。

ウィガン  4-5-1の布陣。負傷のヘスキー戻らず、Mベントの1トップ。クーマスが左サイド、バレンシアが右サイド。中盤の底にランツァートが余る形かな。
 この試合の最初のチャンスは創った。右サイドに流れたシャルナーのクロスがファーでフリーになっていたクーマスに渡ったが、シュートは外した。しかし、緩い守備からあっけなく先制点を許してしまう。ランツァートとキルバーンがダブルで抜かれてフリーでクロスを入れさせてしまい、中も間に合わずシュートに結び付けられた。さらに、キルバーンがスローインとセルフジャッジしたために(確かにラインを割っているようにも観えるが)フリーでドリブルに持ち込まれ、ランツァートも簡単に抜かれると誰も前をふさぐことなくシュートまで許してしまい、20分前に追加点を失った。
 このダメージで攻撃の勢いは失われた。パスはつなぐが効果的な動きはなく、結局はシュートにまで持ち込めずにボールを失う。強烈なプレスを掛けてボールを奪おうとするわけでもない。
 後半に入って何とか気持ちを立て直し、もう一度攻撃の勢いを見せた。プレスも積極的になり、高い位置でボールを奪う場面も現れた。後半序盤に高い位置でボールを奪って(クーマス?)のパスがベントに通ったが、守備に体を寄せられトラップに失敗。また、ブラウンがドリブルで守備を外してコースを作りシュートを放つが、守備のブロックに阻まれた。しかし全体的には動きの量は劇的に増えず、守備を崩すに至らなかった。終盤のバレンシアのクロスに合わせた途中出場のシビエルスキーのヘッドも外れ、前半だけで試合に敗れた。
 抵抗しない守備にも課題があるが、攻撃力も厳しい。勝てなくなって久しく、試合後にハッチングス監督は解任された。チェルシー相手の試合で最終判断するのはどうかと。。。

チェルシー  久々にライト・フィリップスが先発。マケレレやJコールは休養。右サイドバックはベレッチ、左サイドバックはブリッジ。
 序盤、パスを受けたライト・フィリップスがトラップで守備を交わしてサイドに抜け出すと、その絶妙なクロスを走り込んだランパードが押し込み、早くも先制点。続いて、ベレッチがドリブルでするするとオーバーラップしてそのままミドルシュートに持ち込み、あっさり追加点。2回のチャンスで2点差を付けた。その後も、ライト・フィリップスとブリッジの右サイドからの攻撃が目立つ。
 これで余裕を持って試合をコントロール。序盤こそベレッチのポジショニング・ミスから際どいピンチはあったが、前半はほぼ無風。
 後半になると途端にミスが出始めて、よくない流れ。ミケルが横パスを失敗したりブリッジがボールを奪われたりしたが、失点は食い止めた。それでも60分を過ぎてからは再び試合を落ち着かせることに成功。駄目押しの可能性も薄かった。CLをにらんでか、途中でドログバやエッシェンを交代させる余裕はあった。前半だけで試合を決めて勝利。
 ますますしたたかなチェルシーが復活しつつある。

■ビッグチャンス
 ウィガン:  前半1回 後半2回 =3回
 チェルシー: 前半4回 後半1回 =5回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 チェルシー:○ライト・フィリップス(スピードに乗ったドリブル)