10月7日(日) アーセナル3 - 2サンダーランド(@J Sports)

 アーセナルが、早々に2点を先取したのに、前半途中からリズムを失って追い付かれたものの、最後は攻撃力で突き放して勝利。

アーセナル  前戦CLから1人だけ変更。エブエに代わってディアビが先発、フレブが右サイドに回った。
 前半途中までは予想どおり一方的な展開。プレスと運動量で押し込み、サイドも使えている。序盤にゴール前でFKを得ると、これをファン・ペルシーが強烈なシュートで沈め、先制点を確保。さらに、サニャのクロスからアデバイヨルがヘッドを決められなかったものの、CKの流れで、アデバイヨルのクロスからセンデロスの当たり損ねのシュートが入り、早々と追加点。続いて、フレブのクロスのこぼれ球をディアビが蹴り込んだ場面もあったが、微妙ながらオフサイドの判定でノーゴール。
 ところが前半中頃、ロングフィードに対してクリシーが競り負けて決定的なシュートを許し、そのこぼれ球を押し込まれて1点を返されてしまう。この頃からタイトな守備も緩まり、相手にペースを譲る時間帯も出始めた。運動量は減ってパスが通らなくなり、チャンスも減った。CL連戦の影響か(中4日もあったけど)?CKからセンデロスがマークを外した決定機はあったが、ヘッドを外してしまう。そして後半序盤、右サイドを崩されてクロスを許すと、クリシーが相手2人と競り合う形になってしまい、ヘッドを決められて同点に追い付かれてしまった。
 その後も、トゥレの強烈なミドルシュートがポストを叩く惜しい場面こそあったものの、なかなか勝ち越すチャンスが創れない、まずい展開。前戦CLの時と同様、シュートが打てそうな時に打たずにチャンスを逸する、悪い傾向も出始める。セスクとのワンツーからフレブが抜け出したが、打たずに折り返すと、途中出場のウォルコットはシュートを空振り、これを拾ったアデバイヨルのヒールシュートはブロックされた。
 しかし終盤、パスを受けたウォルコットがトラップで守備を交わしてサイドからボールを折り返すと、ファン・ペルシーがトラップから素早くシュートを振り抜き、ようやくゴールをこじ開けた。これで落ち着くと、相手に退場者が出たロスタイムには、アデバイヨルやウォルコットにもチャンスがあったが決められず。
 さすがにCLの後は、簡単には勝てないらしい。隙はあるということ。それでも攻撃力でカバーして、首位をキープ。

サンダーランド  守備的に4-1-4-1の布陣か。チョプラは右サイドに張り出し、ジョーンズの1トップ。ヨークが中盤の底に1枚余る形。
 序盤から押し込まれ、パス回しを食い止めることができず、守備があたふた。サイドをふさぐことができない上に、中央のマークも外してしまう場面も。ゴール前でFKを与えると、これを直接決められてあっけなく先制点を失った。さらにCKの流れからシュートを許して失点。先が思いやられた。
 攻撃は、ジョーンズにくさびやロングボールを入れて、これに2列目が絡む形。割とパスは回りながらももう1つパスがつながらなかったが、前半中頃、ヨークのロングフィードを受けたジョーンズが守備を振り切って決定的な形を創ると、シュートがセーブされたこぼれ球を拾ったウォレスが決め、最初のチャンスで1点を返すことに成功した。
 これで息を吹き返すと、出足がよくなってペースを握る時間帯も作り始めた。守備にも好影響で、バランスよく粘り強い守備ができるようになった。そして後半序盤、左サイドを崩してウォレスがクロスを入れると、ジョーンズがヘッドで決めて、何と同点に追い付くことに成功。その後も、左サイドをウォレスやミラーで数的な優位を作って崩す形が観られた。
 しかし終盤、粘っていた守備をついに破られてしまい、再び勝ち越しを許した。それでも直後には、こぼれ球を拾ったミラーがボールコントロールで守備を交わしてゴール前に突っ込むと、GKと競ったこぼれ球をジョーンズが拾ったが、シュートは外してしまう。終盤にはマクシェインが危険なタックルを取られて一発退場、力尽きた。
 この試合のような粘り腰が続くなら、上位進出は無理だろうが、残留の可能性はありそう。

■ビッグチャンス
 アーセナル:   前半5回 後半7回 =12回
 サンダーランド: 前半2回 後半4回 =6回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 アーセナル:○ファン・ペルシー、●クリシー(守備やパスで軽率なプレー多い)