5月10日(土) リヨン1 - 0ナンシー(@J Sports)

 リヨンが、序盤のチャンスの時間帯を逸してリズムを崩したものの、やや幸運なナンシーの自殺点で何とか勝ち越し、優勝に王手。

リヨン
[試合前]首位はキープしているが、あまり調子が上がらない様子。勝てば、ボルドーの試合次第で優勝が決まる可能性はある。
[試合内容]前半途中までは圧倒的に攻勢。早い守備で押し込み、波状攻撃。相手のクリアミスからケイタの決定機や、サイドを崩したマイナスの折り返しからベンゼマの決定機もあった。
 ところが、この時間帯で決められないでいると、グロッソのボールロストやボドメール、トゥラランのパスミス等でリズムを崩してしまう。相手の守備も厳しくなり、中盤を支配することすらできなくなってしまった。前線、特にベンゼマにボールが入らなくなり、攻撃に形がなかなか創れない。それでも前半終了間際に完全に守備を崩してゴブがゴールするが、かなり微妙なオフサイドの判定で認めてもらえない。
 しかし後半、FKをゴール前に送り込むと、相手が勝手にクリアに失敗してゴールに入れてくれ、幸運な自殺点で先制点が舞い込んだ。直後にCKから決定的なヘッドを許したり、終了間際にもクロスからヘッドを許したり、ピンチもなくはなかったが、逃げ切り。
[試合後]ボルドーも勝ったため、優勝は最終節に持ち越し。チーム状態はやはり芳しくない。

ナンシー
[試合前]マルセイユとの3位=CL予備戦出場権争い。守備は堅いはず。
[試合内容]特に前半途中までは押し込まれ、何とか耐えている状態。守備が乱れた場面もあった。攻撃も攻め手の薄いカウンターのみ。
 しかしこの時間帯で失点を免れると、前半中頃からかなり押し戻すことに成功。中盤のチェックが早くなる等、守備のリズムが出て来て、相手の攻撃を封じ込めた様子。
 ところが後半、ゴール前に入れられたFKから、GKブラチリャーノとアンドレ・ルイスが重なってクリアできず、こぼれ球がゴールに向かってしまい、自殺点で先制点を献上してしまう。
 最前線のフォルチュネが孤軍奮闘するが、反撃が奏功しない。失点直後のCKからフォルチュネのヘッドは好セーブに阻まれる。フォルチュネが抜け出したと思ったら、かなり微妙なオフサイドの判定に嫌われる。終了間際、クロスからマカルソのヘッドも決まらず、もったいない1点に泣いた。
[試合後]マルセイユが勝ち点1にとどまったため、3位はキープ。ホームの最終節に勝てば、CL予選出場権が手に入る。ただ、マルセイユが出た方が、予選でもシードされてグループリーグに進出する可能性高いだろう。

■ビッグチャンス
 リヨン:  前半3回 後半2回 =5回
 ナンシー: 前半0回 後半3回 =3回