2月16日(土) ルマン1 - 0リヨン(@J Sports)

 リヨンが、攻守とも良い所なく、カップ戦に続いてルマンに敗れた。

ルマン
[試合前]例年通り混戦の中、中位の8位に着ける。
 4-2-3-1の布陣。負傷から復帰したデ・メロが1トップで先発、アフリカ選手権組のロマリッチやカマラ、ジェルビーニョも戻って来て先発。松井は中盤左サイドで先発。
[試合内容]立ち上がりは押し込まれていたが、序盤を過ぎる頃にはむしろペースを引き寄せた様子。ジェデルを中心とした集中した守備で相手の攻撃を封じ、トップ下のセセニョンを中心とした組み立てで攻撃のリズムを生んでいる。10分過ぎには、デ・メロの展開から左サイドの松井が折り返すと、相手に当たった所をデ・メロがフリーでヘッドを叩くが、決められず。チャンスはそれほど多くはないが、流れは傾いている。
 そして後半中頃、カマラのクロスをイェブダが落とした所をデ・メロが押し込み、ついに貴重な先制点を挙げた。攻め手を増やした相手の反撃に対し、守備の集中を最後まで切らさず、無難にしのいで逃げ切った。
[試合後]カップ戦に続いてリヨンに勝利、リーグでは初勝利。クラブの歴史に大きなステップが刻まれた。ジェデルの加入で最終ラインが落ち着いたのは、大きいだろう。

リヨン
[試合前]勝ち点4差で首位をキープ、週中のCLに向けて少しだけローテーション。
 ベンゼマやトゥラランはベンチに温存、【追記:フレッジは病欠、】3トップの中央にはゴブが回り、新戦力のデルガドが3トップの一角を埋めた。中盤の底にはボドメール。グロッソも温存か、左サイドバックにはルベイエールを入れ、右サイドバックにクレルクが先発。クリスやアンデルソン、ミュラーが負傷しているセンターバックには、新戦力のブームソンが先発。負傷開け2試合目のジュニーニョは先発。
[試合内容]立ち上がりこそペースを握って押し込んでいたようだったが、特にチャンスを創れないまま流れを失った。試合全体を通し、中盤のチェックが甘く相手に攻撃の展開を許し、特にサイドのスペースを使われてしまう。最終ラインの前でフリーでラストパスを出される、かなり危険な状況も許している。攻撃の方も、単発な攻撃ばかりでリズムが出ず、シュートに持ち込むことすら少ない。
 そして後半中頃、右サイドで2人が寄せていながらクロスを許すと、やはり2人で挟んでいながらヘッドで落とされてしまい、これを押し込まれて流れどおり先制点を失った。その前後にベンゼマやケイタを投入したものの、攻撃のリズムが乗ることはなく、最後までチャンスらしいチャンスを創らせてもらえないまま敗れた。
[試合後]CLに向けて好材料のない凡試合。中盤の緩い守備は、今シーズンを通しての課題、全く改善されていない。マンチェスターUの攻撃の調子が戻っていないことを祈るのみか。不甲斐ない戦いぶりに、オラス会長は大激怒したらしい。

■ビッグチャンス
 ルマン: 前半2回 後半2回 =4回
 リヨン: 前半0回 後半0回 =0回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ルマン:○セセニョン(柔らかいボールコントロールで攻撃を作る)、○ジェデル(肝心な所を抑えた堅実な守備)

■印象に残った選手・注目した選手
・松井(ルマン):第3の動き等でゴール前に飛び出す意欲は健在。前半には、最終ラインの裏に飛び出すが、わずかにオフサイド。後半序盤には、逆にラインの裏を通すラストパスを供給したが、これもオフサイド。他方、サイドから仕掛けて突破するには至らず。決定的な仕事はなかったが、まずまずの出来。ただし、先制点に絡んだ、と評価するのはかなり無理がある。終盤に守備固めでいつもどおり交代。