10月20日(土) ニュルンベルグ5 - 1アイントラハト・フランクフルト(@フジテレビ739)

 ニュルンベルグが、フランクフルトのまずい守備を突付いて逆転の大勝、復活ののろしを上げた。

ニュルンベルグ  たぶん4-3-3の布陣。
 なんと降格圏内をさまよう絶不調。ボールは支配するも、チャンスが創れない。と思ったら、サイドから崩されて先制点を失った。その後も前掛かりになったところをカウンターで突かれたりして、守備が危険な状態。完全に崩されたのにオフサイドで助かったゴールもあった。
 それでも、FKを少し動かして狙ったクリスティアンセンの強烈なシュートは惜しくもポストを叩いたものの、その跳ね返りを拾ったハリステアスが押し込み、時間掛からず同点に追い付くことに成功。これで攻撃のリズムは良くなり、速いパス回しも観られるように。ミシモボッチのミドルシュートは、惜しくもバーに弾かれた。
 そして後半序盤、カウンターから(?)のクロスのこぼれ球を拾ったハリステアスが戻した所をミンタルが決め、逆転に成功。さらに、相手のクリアミスのこぼれ球に突っ込んだハリステアスが倒されてPK獲得、即座にリードを広げた。これで勢いに乗ると、押せ押せでチャンス続出。途中出場のケネディが決定機を2つ失敗した後、CKのこぼれ球からミンタルがボレーシュートを突き刺し、試合を決めた。終盤にもカウンターから、クリスティアンセンのクロスをミシモビッチがダイレクトで折り返した所をケネディが倒れこみながらヒールで決めた。
 終わってみれば5得点の大勝。守備にはまだ若干の不安定感があったが、昨シーズン同様のカウンターの切れ味が戻って来た様子。

フランクフルト  ともに負傷明けの稲本と高原が、初めて揃って先発。アマナティディスはサイドに張り出すことが多く、高原が1トップの4-2-3-1の布陣に見える。稲本以外は昨シーズンのメンバー。
 守備を重視してカウンター狙い。稲本のパスを受けたアマナティディスのクロスから、守備の前に入った高原が決め、早い時間帯で先制に成功。その後も、高原のポストやシュトライトの個人技を絡め、カウンター等でチャンスが創れそうな気配。
 しかし、稲本がゴール前でFKを与えると、シュートがポストに当たった所を拾われて押し込まれ、同点に追い付かれた。その後は、相手の速いパス回しを捕まえられずに守備が振り回される場面が目立つようになった。その結果、簡単にパスを受けさせてチャンスを創られてしまう。
 しかも後半序盤、カウンターから守備に入ったルスがクリアミスを犯し、逆転弾を叩き込まれた。さらにその数分後、今度はキルギアコスがクリアを相手に当ててしまうと、こぼれ球に突っ込まれてGKプレルがPKを与える羽目になり、また失点。これでいっそう守備のリズムを崩すと、カウンター等から守備を崩されてピンチ続出。CKのこぼれ球からボレーシュートを許し、4失点目。終盤にもカウンターから失点。
 前線にボールがつながらなくなり、攻撃の可能性も薄まった。CKからは、こぼれ球をキルギアコスと高原がシュートを叩くが、いずれも守備にブロックされた。
 昨シーズンのようなもろい守備が復活し、大敗。リードを奪われると、追い付くよりも大敗しやすい傾向が見られる。

■ビッグチャンス
 ニュルンベルグ: 前半4回 後半10回 =14回
 フランクフルト: 前半4回 後半2回 =6回

■印象に残った選手・注目した選手
○高原(フランクフルト):パスの受け方、シュートへの持って行き方がうまく、今季初得点もマーク。前線で起点を作ることでも貢献。しかし後半は、ボールが入る回数がめっきり減って見せ場なくなる。
・稲本(フランクフルト):持ち味の激しい守備は観られたが、引き換えにファウルも多い。前半途中からは、チーム全体と同様に相手のパスに混乱。大きなパスの展開は、試みるが1つも通っていない。少ない回数ではあったがゴール前に上がり、前半には先制点の起点になった。後半にもカウンターからシュートチャンスがあったが、決められず。