12月8日(土) サンフレッチェ広島0 - 0京都パープルサンガ(@スカパー)
※1勝1分けで、京都が来季J1へ昇格。
後半のシステム変更で流れを変えた京都が、広島とともに決定力を欠いたもののスコアレスドローに持ち込み、再昇格を決めた。
広島(J1・16位)
[試合前]力負けの第1戦終了間際にアウェイゴール1点を返したことで、ホームで1-0又は2点差以上の勝利を収めれば残留を決めることができる状況。攻守とも修正してアウェイゴールを与えずに勝ち切ることができるか。
3-5-2の布陣。第1戦からは1人変更。戸田に代えて森崎和をボランチに上げ、3バックにより高さのある盛田を加えた。
[試合内容]パスを回すことで、徐々に押し込んでペースを握った。序盤は相手の早い寄せに苦しみ、なかなかチャンスを創れなかったが、1つ決定的な形を創ってからは、相手の腰を引かせて攻撃のリズムが生まれた。駒野のクロスからファーサイドの佐藤がフリーでヘッドを放ったが、惜しくもバーの上を弾いた。3バックのうちの1人も攻撃に参加させ、厚みのある攻撃ができており、特にサイドに展開してからのクロスからチャンスが生まれそう。最初の決定機以外にも先制できそうなチャンスはあったが、決められない。FKの流れから森崎浩のクロスに槙野がヘッドを合わせたが、外れ。同じくFKの流れからクロスのこぼれ球を拾った柏木のシュートも外れ。駒野のクロスを受けたウェズレイがコントロールしてシュートに持ち込むが、これはGKに止められた。
守備では、カウンターをされる場面は何度かあったが、前半はそれほどシュートには持ち込ませていなかった。ただ前半終盤に、ラストパスを通されていきなり決定的なピンチもあったが、これはGK下田が食い止めた。
ところが後半から相手がシステムを変えて攻撃的な姿勢に転じると、カウンター等からシュートを許すようになり、途端にペースを持って行かれた。前線からのチェックを受けて攻撃の可能性は薄まり、逆に際どいシュートを浴びてしまう。決定機を含めて危ない時間帯だったが、相手の拙攻にも助けられ、辛うじて失点は免れた。
それでも後半中頃、パスを受けてPエリアに入った柏木がバーを叩く惜しいシュートを放ってからは、ようやく攻撃で押し切ってペースを取り戻すことに成功。終盤に掛けてリスクを犯しつつも攻撃を畳み掛け、惜しいシュートも何度かあったが、やはり決まらない。駒野が切り返しから放ったミドルシュートは、わずかに外れ。(?)のパスで左サイドに抜け出した柏木の折り返しから佐藤のシュートは、守備にブロックされた。終了間際にも、FKの流れからストヤノフのクロスから槙野が果敢にオーバーヘッドに持ち込むが、悲しいことに今度はポスト。
必要十分な1点が取り切れず、引き分け止まり。
[試合後]ホームの第2戦はよく持ち直したものの、J2への降格が決定。J1クラブからの草刈場になってしまうのか?
京都(J2・3位)
[試合前]第1戦にアウェイゴールを許したことが気がかりだが、引き分け以上に持ち込めば再昇格を果たすことができる状況。守備を重視してカウンター狙いでアウェイゴールを取り返すか。
3-5-2の布陣。第1戦と全く同じスタメン。
[試合内容]やはり守備的で、カウンター狙い。序盤は寄せが早く、ファウルも含めて起点をよくつぶし、守備のリズムは悪くなかった。しかし、相手にパスを回させているうちに徐々にチェックが甘くなり、ラインを極端に下げてしまった。中盤はスカスカ状態で自由に展開を許し、5バック状態にもかかわらずサイドに展開されてクロスを入れられてしまう。バーを叩くもの等、何度か際どいシュートを浴び、失点してもおかしくない時間帯だった。
下がりすぎてこぼれ球を拾えずに攻撃の機会少なく、押し上げることもできない。少ないカウンターのチャンスもあったが、うまくシュートに結びつけることができない。前半終盤に1回だけ中山のパスからパウリーニョが最終ラインの裏に抜ける決定機を創ったが、GKを交わそうとして失敗。
後半から角田を中盤に上げて4バックに変更、4-3-3のような布陣を取って攻撃的な意識を持たせた。これが功を奏し、カウンター等からチャンスに持ち込めるようになってペースを反転させることに成功。他方で前からボールを取る意識も高くなり、またサイドのケアも堅くなった印象。後半序盤には、カウンターから得たCKから(?)が落としたこぼれ球を角田が狙うが、守備にブロックされた。カウンターから田原のパスを受けた途中出場のアンドレは、シュートまでに時間が掛かって守備にブロックされる。またサイドを突破してえぐったパウリーニョの折り返しがゴール前至近距離のアンドレに渡る決定機もあったが、これもシュートに時間が掛かりすぎて失敗。この時間帯はむしろ相手にダメージを与える得点を取れそうだったのに、取れなかった。
しかし後半中頃にバーを叩くシュートを許してから、再び守備の意識の方が高くなってペースを手放した。カウンターから途中出場の徳重の惜しいシュートこそあったが、多くの時間帯では押し込まれ、際どいシュートも許した。終了間際に今度はポストに当たるシュートもあったが、辛うじて逃げ切り。
[試合後]攻撃的な4-3-3の布陣の方がやりやすそう。来季J1でも、それを貫くか。試合中に修正できた点は評価できる。
■ビッグチャンス
広島: 前半6回 後半5回 =11回
京都: 前半1回 後半6回 =7回(後半45分~70分まで5回)
※1勝1分けで、京都が来季J1へ昇格。
後半のシステム変更で流れを変えた京都が、広島とともに決定力を欠いたもののスコアレスドローに持ち込み、再昇格を決めた。
広島(J1・16位)
[試合前]力負けの第1戦終了間際にアウェイゴール1点を返したことで、ホームで1-0又は2点差以上の勝利を収めれば残留を決めることができる状況。攻守とも修正してアウェイゴールを与えずに勝ち切ることができるか。
3-5-2の布陣。第1戦からは1人変更。戸田に代えて森崎和をボランチに上げ、3バックにより高さのある盛田を加えた。
[試合内容]パスを回すことで、徐々に押し込んでペースを握った。序盤は相手の早い寄せに苦しみ、なかなかチャンスを創れなかったが、1つ決定的な形を創ってからは、相手の腰を引かせて攻撃のリズムが生まれた。駒野のクロスからファーサイドの佐藤がフリーでヘッドを放ったが、惜しくもバーの上を弾いた。3バックのうちの1人も攻撃に参加させ、厚みのある攻撃ができており、特にサイドに展開してからのクロスからチャンスが生まれそう。最初の決定機以外にも先制できそうなチャンスはあったが、決められない。FKの流れから森崎浩のクロスに槙野がヘッドを合わせたが、外れ。同じくFKの流れからクロスのこぼれ球を拾った柏木のシュートも外れ。駒野のクロスを受けたウェズレイがコントロールしてシュートに持ち込むが、これはGKに止められた。
守備では、カウンターをされる場面は何度かあったが、前半はそれほどシュートには持ち込ませていなかった。ただ前半終盤に、ラストパスを通されていきなり決定的なピンチもあったが、これはGK下田が食い止めた。
ところが後半から相手がシステムを変えて攻撃的な姿勢に転じると、カウンター等からシュートを許すようになり、途端にペースを持って行かれた。前線からのチェックを受けて攻撃の可能性は薄まり、逆に際どいシュートを浴びてしまう。決定機を含めて危ない時間帯だったが、相手の拙攻にも助けられ、辛うじて失点は免れた。
それでも後半中頃、パスを受けてPエリアに入った柏木がバーを叩く惜しいシュートを放ってからは、ようやく攻撃で押し切ってペースを取り戻すことに成功。終盤に掛けてリスクを犯しつつも攻撃を畳み掛け、惜しいシュートも何度かあったが、やはり決まらない。駒野が切り返しから放ったミドルシュートは、わずかに外れ。(?)のパスで左サイドに抜け出した柏木の折り返しから佐藤のシュートは、守備にブロックされた。終了間際にも、FKの流れからストヤノフのクロスから槙野が果敢にオーバーヘッドに持ち込むが、悲しいことに今度はポスト。
必要十分な1点が取り切れず、引き分け止まり。
[試合後]ホームの第2戦はよく持ち直したものの、J2への降格が決定。J1クラブからの草刈場になってしまうのか?
京都(J2・3位)
[試合前]第1戦にアウェイゴールを許したことが気がかりだが、引き分け以上に持ち込めば再昇格を果たすことができる状況。守備を重視してカウンター狙いでアウェイゴールを取り返すか。
3-5-2の布陣。第1戦と全く同じスタメン。
[試合内容]やはり守備的で、カウンター狙い。序盤は寄せが早く、ファウルも含めて起点をよくつぶし、守備のリズムは悪くなかった。しかし、相手にパスを回させているうちに徐々にチェックが甘くなり、ラインを極端に下げてしまった。中盤はスカスカ状態で自由に展開を許し、5バック状態にもかかわらずサイドに展開されてクロスを入れられてしまう。バーを叩くもの等、何度か際どいシュートを浴び、失点してもおかしくない時間帯だった。
下がりすぎてこぼれ球を拾えずに攻撃の機会少なく、押し上げることもできない。少ないカウンターのチャンスもあったが、うまくシュートに結びつけることができない。前半終盤に1回だけ中山のパスからパウリーニョが最終ラインの裏に抜ける決定機を創ったが、GKを交わそうとして失敗。
後半から角田を中盤に上げて4バックに変更、4-3-3のような布陣を取って攻撃的な意識を持たせた。これが功を奏し、カウンター等からチャンスに持ち込めるようになってペースを反転させることに成功。他方で前からボールを取る意識も高くなり、またサイドのケアも堅くなった印象。後半序盤には、カウンターから得たCKから(?)が落としたこぼれ球を角田が狙うが、守備にブロックされた。カウンターから田原のパスを受けた途中出場のアンドレは、シュートまでに時間が掛かって守備にブロックされる。またサイドを突破してえぐったパウリーニョの折り返しがゴール前至近距離のアンドレに渡る決定機もあったが、これもシュートに時間が掛かりすぎて失敗。この時間帯はむしろ相手にダメージを与える得点を取れそうだったのに、取れなかった。
しかし後半中頃にバーを叩くシュートを許してから、再び守備の意識の方が高くなってペースを手放した。カウンターから途中出場の徳重の惜しいシュートこそあったが、多くの時間帯では押し込まれ、際どいシュートも許した。終了間際に今度はポストに当たるシュートもあったが、辛うじて逃げ切り。
[試合後]攻撃的な4-3-3の布陣の方がやりやすそう。来季J1でも、それを貫くか。試合中に修正できた点は評価できる。
■ビッグチャンス
広島: 前半6回 後半5回 =11回
京都: 前半1回 後半6回 =7回(後半45分~70分まで5回)