11月18日(日) ジュビロ磐田1 - 3川崎フロンターレ(@J Sports)

(磐田の布陣)

     中山   前田

        船谷
パラナ            太田
    エンリケ   犬塚

  大井   田中   加賀

        川口

 磐田が、川崎の決定力に負けた。
http://www.jubilo-iwata.co.jp/live/2007/J071118_980.php

磐田
[試合前]前節から4人変更。五輪代表にカレンと上田が召集され、茶野と成岡が出場停止、西とファブリシオが負傷、とメンバーが足りない。このため、中山や船谷、犬塚、大井が久々に先発。船谷はトップ下、犬塚はボランチ。ベンチには見知らぬ若手が混じっている。
[試合内容]立ち上がりは攻められてペースを握れなかったが、最初に決定機を創ってからは守備で優ってペースを握っていたはず。序盤に相手ゴール前でパスカットした犬塚のパスから前田がその決定機を迎えたが、シュートを外してしまう。中盤の守備の寄せや囲みが早く、前線からもよくプレスを掛け、高い位置でボールを奪うことができ、攻め込める展開だった。
 しかしその流れの中の前半中頃、相手2トップの2人だけのパス交換で数的優位のゴール前の守備を切り崩されてしまい、先制点を失ってしまう。おかげで攻撃の方もリズムが悪化。チャンスもあるにはあったが、決められない。太田のクロスから、中の中山に守備が引き付けられてファーサイドの前田はフリーだったのに、またシュートを外してしまう。逆にカウンターを受けたピンチが目立つ。田中は決定機をファウルで阻止したが、退場は見逃してもらえた。守備の厳しさも緩まった印象で、寄せが甘くシュートを打たれるようになった。また、2トップだけでなく中村に対するマークも緩まる。そして前半終盤、守備を崩されてフリーでクロスを入れられ、追加点を失った。
 後半序盤には、相手のクリアをゴールまで拾った犬塚のパスから船谷が決定機を迎えたが、シュートをGK正面に放ってこれも決められない。それ以外は、ボールは支配していても相手の守備を崩せそうな形を創れていなかった。トップ下の船谷も、中では守備につぶされてしまい、左サイドに流れて何とか奮闘するのみ。
 それでも、エンリケのパスでサイドに抜け出した加賀の折り返しを前田が押し込み(相手のクリアの自殺点?)、ようやく1点を返す。これで勢い付いて再びペースを掴んだが、もう1つ同点機を創ることができない。
 すると、逆に加賀がパスで裏を突かれてしまい、シュートも抑えることができず、あっけなく突き放されてしまう。タイミングの悪い失点を繰り返し、敗れた。
[試合後]決定力が低いために先手を取れなかったのも痛かったが、守備のもろさにもがっかり。なお、次節田中が出場停止。

川崎
[試合前]中村がトップ下に回り、磐田から期限付移籍中の河村がボランチで先発。左サイドには久木野が入った。
[試合内容]立ち上がりはシュートもあって押し気味だったが、徐々に相手の守備に押し返されてペースを失った。中村は守備に消されてほとんど出て来ない。逆に中盤の守備は厳しくなく、攻め込まれてしまう。自陣でボールを奪われてシュートにまで持ち込まれる、悪い状況だった。
 ところが前半中頃、チョン・テセとジュニーニョの2人だけのパス交換で相手の守備を崩し、最後はジュニーニョが決めて先制点を挙げることに成功。途端に守備意識が高くなって、カウンターもはまり始める。また、中村も存在感がようやく出始める。先制直後には、カウンターからジュニーニョのパスでチョン・テセが抜け出しかかったが、ファウルで止められた上に相手に退場者なし。前半終盤には、中村のパスでサイドに抜け出した久木野の折り返しを、守備の前に入ったチョン・テセが押し込み、大きな追加点が入った。
 後半序盤までに、パスミスやクリアミスから何度か決定的なピンチは与えていたが、相手に決定力なく無失点。しかし後半、サイドからのクロスで(?)が一歩間に合わず1点を返されてしまう。これで相手が勢い付いたものの、同点のチャンスは与えず。逆に河村の一発のパスでジュニーニョが抜け出してシュートをしっかり決め、再び2点差としてほぼ勝負を付けた。その後もカウンターで脅かしつつ、無難に勝利。
[試合後]チョン・テセとジュニーニョのコンビネーションと決定力が勝利の要因かな。カウンターサッカーの形で十分に勝てそう。

■ビッグチャンス
 磐田: 前半5回 後半3回 =8回
 川崎: 前半3回 後半3回 =6回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 磐田:○犬塚(積極的な姿勢)
 川崎:○チョン・テセ(力強さ、ジュニーニョとのコンビネーション)