8月25日(土) ジュビロ磐田2 - 1ヴァンフォーレ甲府(@J Sports)

(磐田の布陣)

        西    前田

           成岡

   パラナ  エンリケ  ファブリシオ

上田    大井    田中    犬塚

           川口

 磐田が、守備はボロボロながら、甲府の決定力の低さにも助けられ、辛うじて逃げ切り勝ち。
http://www.jubilo-iwata.co.jp/live/2007/J070825_952.php

磐田  前節から2人変更。ファブリシオが出場停止から復帰して外国人3人をどう起用するか興味深かったが、意外にも太田をベンチに外して3人をボランチに揃えた。また、同じく出場停止明けの大井も先発。4-3-1-2の布陣に変更。3ボランチの並びは流動的。
 相手の高いプレスの前にペースが握れない展開。しかも守備が甘く、サイドを完全に崩されるは、クロスやセットプレーからマークを外すは、2列目からの飛び出しで中央を破られるは、危険極まりない。川口の好セーブや相手の決定力の低さに助けられ、奇跡的に無失点で試合が進んだ。他方攻撃は、時折際どいクロスは入るものの、こぼれ球をことごとく拾えずに波状攻撃ができず、リズムがつかめない。
 しかし前半残り10分を切ってから、前田のポストプレーを起点に2列目が飛び出してチャンスをようやく創れるようになった。そして、前田やパラナが決定機を外したものの、前田のポストからサイドに飛び出したファブリシオが低く速いクロスを入れると、走り込んだ成岡が押し込み、前半終盤に先制点が入った。これで勢いに乗ると、ボールを動かして選手を走らせる、連動した攻撃がリズムよく創れるように。後半序盤のチャンスで西はシュートをバーに外したが、FKに前田がヘッドで合わせ、流れどおりにしっかり大きな追加点。
 それでも守備は完封できず、CKからヘッドを許してやっぱり失点。その後も際どいクロスやシュートを許し、ヒヤヒヤもの。他方でカウンターから突き放すチャンスも、ファブリシオのシュートは2本ともGKに弾かれた。終盤まで気を抜けない展開だったが、辛うじて逃げ切り。
 攻撃は途中から形が創れたから及第点だが、最終ラインの守備はボロボロ。田中と大井又は茶野のセンターバックでは上位安定は無理(鈴木は出場試合が少なく判断保留)。サイドも簡単に崩されすぎ。反応と思い切りだけのいいGK川口も100%の信頼は置けない。

甲府  4-3-3の布陣。茂原が長期出場停止から復帰。ベンチに新戦力ランドチッチが控える。
 序盤から積極的に高いプレスを掛けて、比較的ペースを握った。守備への切り替えも早かった。実際に先制点を取る可能性は高かったが、この流れで決めることができない。杉山のクロスから須藤がフリーで合わせたが、シュートはミートしない。直後のCKに合わせた秋本のヘッドは好セーブに阻まれた。(井上?)のパスから須藤が最終ラインを抜け出したが、シュートは飛び出したGKに阻まれた。
 ところが前半途中から左サイドのスペースをさかんに使われ、ピンチが続いて流れを相手に持っていかれた。ついには前半終盤、やはり左サイドから速いクロスを入れられて先制点を失った。さらに後半、その流れのまま、セットプレーから追加点も許した。
 ここでランドチッチ等を投入したことで、再び攻勢に。そして、CKにランドチッチとともに飛び込んだ秋本がヘッドで合わせ、1点を返した。さらにラドンチッチが惜しいミドルシュートを放ったり、大西のクロスからランドチッチがヘッドを放ったりと攻め立てたが、一歩届かず。
 先制できていれば流れを渡さずに勝てていたかも。得点力の低さがつらい。しかし、新戦力のランドチッチは可能性を見せ、フィットすれば得点力は増大するかも。

■ビッグチャンス
 磐田: 前半4回 後半6回 =10回
 甲府: 前半4回 後半5回 =9回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 磐田:○加賀(途中出場で守備に貢献)、●田中
 甲府:●山本(裏を使われすぎ)

■印象に残った選手・注目した選手
・ランドチッチ(甲府):大きな体躯が非常に魅力的。守備をなぎ倒してボールを運ぶ力強さもありそう。大きな補強になりそうだ。