3月10日(土) ジュビロ磐田2 - 1大分トリニータ(@J Sports)

(磐田の布陣)

      西    カレン
        
成岡             太田
   ファブリシオ  菊地

上田   田中   鈴木  パラナ

        佐藤


 磐田が、チャンスも創るがピンチも迎えるオープンな試合展開の末、辛うじて大分を振り切って勝利。

磐田  4-4-2の布陣に変更。攻守のバランスの悪かった犬塚に代わってパラナが右サイドバックに回った。太田が右サイドに回り、カレンが西と2トップを組んだ。
 序盤は非常に積極的な姿勢を見せ、ボールを動かしてそれに選手も連動し、攻撃のリズムよくペースを握っていた。パラナのクロスに西が飛び込んでヘッドを放つが、GK正面。しかし、相手に決定機を創られるようになって互角に近い展開に。中盤の守備の厳しさが無く、比較的簡単にクロスやパス、シュートを放たれていた印象。前半終盤には、ファブリシオが惜しいミドルシュートを放ち、後半には、成岡のパスから西が1人交わしてシュートを放つも枠外。他方で、ドリブル突破を許し、またクロスからフリーに近い形でヘッドを許し、どちらかというと失点の可能性のほうが高かった。すると、なぜかカレンに代えて犬塚を入れ、開幕戦でうまくいかなかった3ボランチの布陣に変更してしまった。それでも、太田のクロスに西が競り合いながらヘッドを合わせると、意外にもこれが決まって先制することができた。その直後にもカウンターから、ファブリシオのパスから太田がクロスを上げ、成岡が飛び込んでヘッドしたが外して追加点ならず。逆に、犬塚がクロスを簡単に上げさせてしまい、ファーサイドで1対2の形も許して失点、同点に追い付かれた。ところが、相手がスローインをGK佐藤に渡してくれてカウンター、ファブリシオが持ち込んでそのままシュート、これが決まって再び勝ち越しに成功。即座に守備固めの選手交代。それでも決定機を創られたもののシュートミスに助けられ、何とか逃げ切って今シーズン初勝利を上げた。
 攻撃はまずまずだが、守備が相変わらずもろい。得点できなければ失点して負ける可能性が高く、今の守備のままでは、安定した成績は望み薄。上位進出は難しいかも。

大分  3-5-2の布陣。GK西川が長期負傷からようやく先発復帰。
 序盤は押されていたが、宮沢のクロスから深谷がフリーで決定的なシュートを外した当たりから攻撃のリズムを掴み始めた。他方で、最終ラインが引きすぎ、バイタルエリアがぽっかり空いてしまう場面が目に付いた。そこを使われて危険なミドルシュートも打たれていた。それでも決定機は創れており、より得点のにおいが強かった印象。高松がドリブルで持ち込むが、シュートはGKに弾かれた。後半序盤には、根本のクロスから高橋がうまくヘッドで狙ったが、惜しくも枠の外。さらにパスを受けた高松がトラップで反転して守備をかいくぐるが、シュートは外した。すると、クロスを上げさせてしまって先制点を奪われてしまった。直後には、(?)がボールを失ってカウンターを食らい、決定的なピンチもあった。それでも、根本が粘ってクロスを上げると、高松がつぶれてその外側にいた高橋が低いヘッドで合わせ、試合を振り出しに戻した。ところが、深い相手陣内のロングスローをGKにカットされてカウンターを食らい、だれも止めることができずにゴール前まで運ばせてしまい、再び勝ち越しを許した。その後は2人FWを投入してパワープレー。クロスのこぼれ球から高橋がフーで狙える場面を迎えたが、シュートを失敗。勝ってもおかしくない試合だったが、先制できなかったのが痛かったかも。


■ビッグチャンス
 磐田: 前半5回 後半5回 =10回
 大分: 前半4回 後半4回 =8回