12月16日(日) エトワール・サヘル2 - p2浦和レッズ(@日本テレビ)
※PK戦2 - 4で、浦和が3位。

 浦和が、少ないチャンスから逆転に成功したのに追い付かれ、さらにエトワール・サヘルに決定機を創られたものの、辛うじてPK戦に持ち込んで3位獲得。
http://jp.fifa.com/clubworldcup/matches/round=249932/match=61296/summary.html

浦和(アジア)
[試合前]アジア以外のクラブに勝って存在感を示したいところ。しかし、インターバルが1日少なく、コンディションでは不利。負傷者も多く、オプションがない。(「他のチームのファンの方も浦和に力をお貸しください」って、実況が言ってもいいのか?言われても貸すつもりは全くないけど。)
 準決勝からは1人変更。闘莉王が負傷したため、阿部が最終ラインに回り、長谷部がボランチに下がり、負傷明けの山田がトップ下。右サイドの細貝は変わらず。引き続き田中は使えず、小野も負傷リスト入り、平川はベンチスタート。
[試合内容]立ち上がり、CKの連続でペースを握るのかと思いきや、一段楽した後のロングパスを坪井が処理に失敗、シェルミティにシュートに向かわれそうになって倒してしまい、PKで先制点を挙げてしまった(坪井が一発退場にならなかったのは幸運)。
 その後は相手にバランスよく守備を固められ、パスコースを消されて攻撃のリズムを作らせてもらえない。雑なミスも少なくなく、クロス等の精度にも欠ける。他方で、ラインを押し上げられずに中盤でプレスが掛からず、ゴール前に迫られることも少なくない。サヘルが無理して追加点を取りに来ない分ピンチもなかったが、チャンスの可能性はより少なく、攻めあぐねていた。
 しかし30分過ぎ、クロスのこぼれ球を相手がクリアに失敗してくれて、相馬がフリーでクロスを上げることに成功、これにワシントンがヘッドで合わせ、1チャンスで同点に追い付くことができた。この頃から選手の並びを変え、細貝がボランチに入って山田が右サイド、長谷部がトップ下の布陣。サイドを使う意識が高まった様子。前半終盤には、山田のパスを受けた永井のクロスのこぼれ球からワシントンが守備を負いながらシュートにつなげたが、惜しくもポスト直撃。他方で、CKからヘッドをポストに当てられ、ヒヤッとする場面も。
 後半になると、また前半の繰り返し。序盤に右サイドをネネが突破されてえぐられた決定的なピンチをまた創られたが、シュートを外してもらえて失点はせず。しかし、やや積極的になったサヘルにペースを押し戻され、やや劣勢の展開。前半途中までと同様にともにチャンスを創れなくなって、こう着状態に陥った。
 しかし後半中頃に、FKからワシントンがヘッドを叩き込み、またもや1チャンスで得点、逆転に成功した。ところがその数分後、ロングボールからシェルミティに粘られてネネが絡んだこぼれ球を、GK都築が確保する前にシェルミティにかっさらわれてしまい、また試合は振り出しに。
 その後は、サヘルのパワープレー気味の攻撃にさいなまれ、圧倒されて耐える時間帯。カウンターから、クロスから、と決定的な形を創られたが、ベンディファラーがことごとく外してくれ、再逆転は免れた。山田のクロスから長谷部が合わせたチャンスはあったが、シュートは守備にクリアされた。辛うじてPK戦へ。
 PK戦は、GKを交代する等対策をしていたはずのサヘルの方が2つ失敗してくれて、勝利。
[試合後]浦和最終戦のワシントンに拠る所が大きい引き分け。逆にベンディファラーに決定力があれば、負けていたのでは。結局は、少ないチャンスを生かして守備で何とかしてしまう、浦和らしい戦い方か。

■ビッグチャンス
 エトワール・サヘル: 前半2回 後半6回 =8回
 浦和:        前半2回 後半4回 =6回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 エトワール・サヘル:○シェルミティ(スピードと粘り)、●ベンディファラー(決定力なし)