8月31日(金) ミラン3 - 1セビージャ(@UEFA.com)

(ミランの布陣)

           インザーギ
 
        セードルフ   カカ

  アンブロジーニ  ピルロ  ガットゥーゾ

ヤンクロフスキ  カラーゼ  ネスタ  オッド

             ジーダ

 ミランが、セビージャに逆転勝ち。
http://jp.uefa.com/competitions/supercup/fixturesresults/round=15062/match=300912/report=rp.html?cid=rssfeed&att=index

ミラン  引き続き4-3-2-1の布陣。前戦リーグ戦から1人、1トップをジラルディーノをインザーギに変更。ロナウドは間に合わず?新加入のエメルソンはベンチには入った。
 セビージャへの同情票が集まって戦いにくい状況かと思ったが、それほどでもない。先に決定機も創ったが、セードルフのパスをPエリア内で受けたインザーギから走り込んだカカがさらって放ったシュートは、惜しくもポストに外れた。両サイドバックのオーバーラップを使ってサイドのスペースに走らせるプレーも多く、攻撃のリズムは悪くなさそうだった。両サイドの奥行きは相手より使えている。ヤンクロフスキーの積極的な攻撃参加は、ダニエル・アウベスを自陣に押し込む狙いか。
 しかしCKから、オッドとカラーゼがマークを外して2人フリーの選手を作ってしまい、先制点を失った。その後はボールを支配するが、相手の集中した守備を崩すことができない。CKからはネスタがニアですらして決定機が生まれたが、フリーのセードルフは枠に押し込むことができず。攻めあぐむ展開が続く。
 ところが後半、ピルロのパスからガットゥーゾがクロスを入れると、フリーになっていたインザーギが難なく押し込み、同点に追い付くことができた。さらにその数分後、ピルロの長いパスから走り込んだヤンクロフスキーが、シュートをダイレクトボレーでサイドネットに流し込み、逆転。相手の反撃をそれほど危なげなくしのぎ、終盤にはカカが倒されてPKも獲得。カカはシュートをセーブされたものの、跳ね返りを押し込んで3点目、勝負のけりを付けた。セットプレー等で危険な場面はあったものの、無事に逃げ切り。
 幸先のいいタイトル1つ目。セットプレーからのピンチが多かったのが気にはなる。なお、エメルソンが後半途中から移籍後初出場(ほとんど目立たず)。

セビージャ  やや守備的に4-2-3-1の布陣に変更。前戦リーグ戦から6人変更。プエルタのほか、カペル、ファビアーノ、マレスカ、ヒンケル、ファシオに代えて、前戦活躍のドゥダ、レナト、マルティ、ポウルセン、負傷明けのエスキュデに加え、移籍でもめるダニエル・アウベスが意外にも先発起用された(移籍期限を迎えたから残留で決着ってこと?)。ポウルセンがセンターバックに入り、ドラグティノビッチが左サイドバック、レナトがトップ下。
 急逝したプエルタに対する追悼試合。いったんCL予選のためにアテネ遠征に向かったため、コンディション的には不利。1トップのカヌーテのポストプレーを生かした攻撃が多い。Dアウベスは移籍騒動の影響なく目立っているが、両サイドの攻撃はいつもより精彩がない印象。ミランよりは細かいパスワークかな。中盤の守備は相変わらず厳しく対応。
 前半の割と早い時間帯に、CKからレナトが押し込み、先制点を挙げた。これでいっそうカヌーテのポストを生かしたカウンター狙いに。実際、カウンターからリードを広げられる決定機もあった。Dアウベスのクロスのクリアボールがうまくこぼれてカヌーテが抜け出し、GKを引き付けてマイナスに折り返したところを真正面からレナトが狙ったが、これは守備のブロックに遭った。
 ところが後半、クロスからあっけなくフリーの選手を作ってしまい、同点に追い付かれた。さらに、Dアウベスの裏を突かれて上手く決められ、一気に劣勢に立たされた。即座にケルジャコフを投入して4-4-2の布陣に変更して反撃。しかし、精度の高い攻撃ができず、シュートすらほとんど打てない。逆に終盤、ドラグティノビッチがPKを与えてしまい、リードを広げられた。ロスタイムにヘスス・ナバスのクロスをケルジャコフがヘッドで落としたが、詰めたマレスカが決められず。CKからケイタのヘッドも枠を捉えず。
 プエルタに勝利を捧げることはできなかった。

■ビッグチャンス
 ミラン:   前半3回 後半2回 =5回
 セビージャ: 前半4回 後半4回 =8回

■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
 ミラン:○ヤンクロフスキー(割と相手の右サイドの攻撃をよく抑えた)、○ピルロ(パスで試合を動かした)
 セビージャ:○カヌーテ(特に前半のポストプレー)