3月7日(水) ミラン1ex - 0セルティック(@スカパー)
※2戦合計1 - 0で、ミランが準々決勝進出。
(ミランの布陣)
インザーギ
セードルフ カカ ガットゥーゾ
アンブロジーニ ピルロ
ヤンクロフスキ マルディーニ シミッチ オッド
ジーダ
ミランが、セルティックの善戦の前に拙攻を続けて延長戦に持ち込まれたが、カウンターを決めて辛うじて勝ち抜け。
http://jp.uefa.com/competitions/ucl/fixturesresults/round=2358/match=85505/report=rp.html
http://wsp.sponichi.co.jp/news/archives/2007/03/post_3402.html
ミラン なぜか2トップではなく、消極的な4-2-3-1の布陣。アウェイゴールを恐れたか。インザーギとマルディーニが負傷から間に合って先発。
とにかく順当に試合に勝てばいいだけの状況。しかし、序盤にカカが好セーブで阻まれたうまいシュートを放ったものの、前半は互角に近い展開に持ち込まれた。総じてパスやクロスの精度が低く、ボールを渡してしまう場面が多い。インザーギにボールが収まらず、カカ頼みの攻撃ばかり。したがって、遅攻よりもカウンター気味の攻撃の方が可能性が高そうな印象。守備では、序盤の最初のフリーキックから決定機を創られたというのに、相変わらず安易なファウルでセットプレーを与えていた。後半になると完全にミラン・ペースになるが、精度の高い攻撃ができず、攻撃のリズムも上がらない。強引なミドルシュートも目立つ。それでもなぜか、選手交代で1トップの布陣を崩さない。終盤になってチャンスが増えるが、ピルロのパスで抜け出したマルディーニのシュートは好セーブに阻まれ、セードルフのフリーキックも弾かれ、カカのシュートもバーに弾かれ、得点できない。逆にPエリア内に侵入されてアンブロジーニのチャージがあわやPKか、という恐ろしい場面もあった。結局、90分で決着を付けることができずに延長戦へ。するとその前半序盤、カウンターからカカがドリブルで駆け上がってシュートに持ち込み、ついにGKの厚い壁を破って均衡を破ることに成功した。やはり得点するならこの形しかなかったか。その後もチャンス続出するが、追加点は奪えず。(途中出場のジラルディーノ?)とのワンツーからのピルロのシュートは好セーブに阻まれ、コーナーキックからフリーのカカのボレーは枠外、ピルロのミドルシュートはまたも好セーブに阻まれ、最後まで余裕の持てる状況を創れず。それでも大きなピンチを迎えることなく逃げ切って、ようやく試合終了。
もっと簡単に90分のうちに決着を付けることができたはずなのに、多くのミスで無駄に苦しんだ印象。この得点力ではとても優勝候補には入らない。
セルティック フェネホールオフヘッセリンク1トップの4-2-3-1の布陣。意外にもヤロシクが左サイド、マッギーディーがトップ下に入った。右サイドバックも、ウィルソンではなく意外なテルファー【訂正:ウィルソンは負傷中だった】。
失点を抑えて、どんな形でもアウェイゴールが欲しい試合。捨てるものはないという開き直りから、序盤から守備的ではなく果敢に点を奪いに出た。前線から積極的にプレスを掛けてボールを奪う姿勢を見せ、危険な場面を迎えても最終ラインがよくカバーしていた。序盤のフリーキックがヤロシクにこぼれてきてシュートを狙ったが、惜しくもブロックされた(たぶんハンド→PKだっただろう)。しかし後半になるとほぼ守勢に回り、攻撃の可能性は薄まった。終盤のピンチもGKボルツがまたしても好セーブを連発してしのぐ。逆に、中村がPエリアに侵入して倒されたが、PKはもらえず。1点勝負になり、セルティックが先制できれば勝ち抜けられそうな状況をキープしたまま、延長戦に突入。しかしその前半、相手ゴール前のこぼれ球をスノが拾い損ね、そこからカウンターを食らうと、レノンが振り切られ、マクマナスもシュートコースをふさぐことができず、GKボルツの股間にシュートを通され、ついに失点を喫した。その後の選手交代で4-4-2の布陣に変更するが、疲労からまるで精度のある攻撃ができず、ほとんどチャンスを創れなかった。延長戦で力尽きて敗退。
これまでのアウェイ戦とは全く異なる、積極的な試合の入り方はできたものの、結局は守備を崩せずまたも敗戦。
■ビッグチャンス
ミラン: 前半2回 後半4回 延長前半4回 延長後半0回 =10回
セルティック: 前半2回 後半2回 延長前半1回 延長後半0回 =5回
■印象に残った選手・注目した選手
・中村(セルティック):第1戦に比べてマークが付かないため、リズムを創るパス、展開するパスは多いが、勝負するラストパスやクロスがほとんどなかった。また、自陣でのパスミスやボールロストからピンチを招く場面が何度かあったのが気になった。後半終盤にようやくいい形でボールを持ってPエリアに侵入できたが、「ショルダーチャージ」を受けて倒れてしまい、シュートに持ち込めず。延長後半頭で途中交代されたが、むしろ疲弊しきってミスを連発していたマッギーディーを交代した方が良かったかも。交代後になって初めて、ゴール前でのフリーキックの場面が生まれた。。。
http://www.jsports.co.jp/column/detail/N2007030920433402.html
●オッド(ミラン):パスやクロスの精度が低すぎる。可能性のあるクロスは2本位じゃなかったか。オーバーラップのタイミングも遅く、攻撃に厚みを加えられず。