セリエA第9節 ミラン×インテル | spxpy549の備忘録(過去書庫0607)

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サッカー観戦記録、2006-07シーズン

10月28日(土) ミラン3 - 4インテル(@スカパー)

(ミランの布陣)
            インザーギ
 
        セードルフ   カカ

  アンブロジーニ  ピルロ  ガットゥーゾ

ヤンクロフスキ  カラーゼ  ネスタ  カフー

             ジーダ


 甘い守備で大量失点を喫したミランが、後半になり追い上げるも追いつけず、ミラノダービーで完敗。

 ミランは、アンチェロッティ監督が何を考えたか、突然の4-3-2-1の守備的にも見える布陣に変えてきた。序盤こそ、セットプレーからのカラーゼの決定機のほか、カフーの攻撃参加でチャンスが生まれそうだったが、甘い守備からセットプレーとミドルシュートで立て続けに2失点を喫すると、インテルの中盤のプレスに負け、前戦にボールが収まらずチャンスが創れなくなった。後半初めから3人を一気に交代して4-4-2のいつもの布陣に戻して反撃を狙うが、後半開始直後に守備のバランスを崩してカウンターを食らい、痛恨の3失点目。直後にシュートがディフェンスに当たって入るラッキーなゴールで1点を返したが、またもやセットプレーのマークが甘くなり、屈辱の4失点目。しかしその失点時にインテルが退場者を出してくれたお陰で、その後は一方的に攻撃で押し込んだ。カフーのクロスからジラルディーノが今季初得点をマークし2点目を返し、ロスタイムにもカフーのクロスのこぼれ球をカカが押し込んで1点差まで追い上げたが、そこまで。いつもの布陣で臨まずに攻撃がうまくいかなかった采配ミスもあったが、それ以上にセットプレーのマークミスや中盤の緩い守備が痛かった。4失点を喫したのは、記憶では、03-04シーズンCL準々決勝で大逆転で敗退を喫したデポルティーボ戦(A)以来か。ホームではいつ以来だ?終盤のカカ、セードルフ、カフーらの、ダービーらしいあきらめない気迫あふれる攻撃的なプレーが、この試合の救いか。
 インテルは、好調そうなフリオ・クルスはベンチに温存し、レコバ負傷で、クレスポとイブラヒモビッチの2トップ。サネッティを中盤に入れ、スタンコビッチがトップ下に入った、ダイアモンド型の中盤を組んだ。少ないチャンスから、クレスポ、スタンコビッチが立て続けに決めてリードを奪う。他方、ダクールを中心とした中盤の守備・プレスがよく機能し、ミランにはほとんどチャンスを与えない。後半開始直後にもカウンターから抜け出したスタンコビッチのパスからイブラヒモビッチが決めて3点のリード。不運な失点で1点を返されたものの、フリーキックからマテラッツィが4点目を決めて突き放す。しかしこの時マテラッツィがユニフォームをたくし上げて2枚目のイエローをもらい、愚かな退場。その直後にはビエラが負傷したが、3枚目の交代カードを別の選手に使ってしまい、圧倒的にミランに押し込まれる。1点差まで追い上げられたものの逃げ切って、勝つべき内容の試合で勝った。

 ミランは、直接優勝を争うつもりでいたインテルに突き放されて、大きく後退。ジラルディーノの今季初ゴール等、久しぶりに流れの中から3得点も取れたのは良かった。
 インテルは、優勝争いでミランを蹴落とす、貴重な勝ち点3。負傷していたのに交代させてもらえなかったビエラの試合後の憤慨ぶりが気がかり。マテラッツィ退場後の交代カードの使い方で、マンチーニ監督がかなり迷走していた様子も見られた。

■ビッグチャンス
 ミラン:  前半2回 後半9回 =11回
 インテル: 前半4回 後半2回 =6回

■印象に残った選手
●インザーギ(ミラン):前線でほとんど起点を創れず。そもそも1トップ向きではないかも。2失点目のきっかけとなるパスミスも。
○ダクール(インテル):中盤の守備でよく効いていた。なのに、後半途中で引っ込められた。
○サネッティ(インテル):キレのあるドリブル突破でミランの守備を混乱させていた。