暑いのでプールにでも浸かりたい気分なので
実は「公認水泳教師」だった僕が泳ぐのが苦手な方に向けに提案するクロールの泳ぎ方を少し書いてみたいと思います。
25mを泳ごうとするときに大事なことは「進むこと」、「沈まないこと」、「呼吸が続くこと」の3つになります。
「進むこと」は単純に「作用」と「反作用」の関係なのでお水の中で手の平を後ろに向けて自分の進みたい方向の反対(足方向)に動かせばOKです。
「沈まないこと」は「足が沈まない」ということにポイントをしぼります。
クロールはプールに対して「水平姿勢(うつ伏せ)」で泳ぎます。
身体が沈んでいくのは「水平姿勢」のからだと必ず「足」からになります。
「足」が沈まないようにするために「バタ足(キック)」をするのはとても体力を消耗します。
そこで「バタ足」をしなくても足が沈まないように上半身の動きを工夫します。
工夫といっても簡単です。動かしている腕の位置を下半身の位置よりも深く沈めることです。(頭の位置は水面程度)
プールの中でも「テコの原理」ははたらくので手を水深に沈めた分だけ下半身は浮かぼうとします。不足は下半身が沈まない程度にキックができればOKです。(体力の消耗も少なくなります)
「足から沈む」という点から「足」が沈まないので当然上半身は水面に浮いています。
「バタ足」をして足が沈まないように「がんばる(体力を浪費)」することをやめてしまえば「呼吸は楽」になってきます。
「呼吸が続くこと」ということは「体力を消耗させない」ことが大事です。
「体力を消耗させない」ことで呼吸に余裕が出てきます。
水泳の呼吸は「水中で鼻から息を吐いて、顔が水面にあがったら口で吸う」が基本になります。(鼻から息を吐かなくてもOK、吸うのは必ず口!)
「沈まない」の項目でキックをするのを少なくできているので呼吸は楽しています。
呼吸が楽なので後は呼吸が苦しくなる前にどんどん呼吸をおこなっていきます。
一度に多く吸えなくても、何度も呼吸を続ければ呼吸、体力は長く続けることができます。
結果として25m泳げる可能性が高くなります。
僕は初心者の方にはこの方法で提案してきました。
20年のインストラクター歴の中でほとんど方はこの方法で泳げるようになりました。
25m完泳出来る成功率はけっこう高いとおもいます(笑)
水泳が苦手な方はちょっと試してみてください。
個別に聞きたい方は気軽にコメントなどください(笑)
近いうちに背泳ぎの方法も書こうかな