スピードワゴン小沢が“小説家”デビュー! キザ芸人の“恋愛”はどこへいく


「あま~い!」芸風が人気のお笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬(36)が、今月26日に短編集『でらつれ』で“小説家デビュー”を飾る。

このほどORICON STYLEの取材に応じた小沢は、小説の題材となった“恋愛”に対する今の想いや、アラフォー間近の独身芸人としての結婚観にも言及。

25歳でお笑いの道に足を踏み入れてから10年。

新たな一歩を踏み出す小沢の行く道とは。


 同じ愛知県出身の井戸田潤(37)とコンビを結成して12年目。

昔から「何でも飽きちゃうタイプ」だったが、15歳で社会人の世界に飛び込み、お笑いを志してから「スピードワゴンだけはそうならなかった」と芸歴を重ねてきた。

そしてもう1つ、飽きないものが読書だった。

現在も「漫画から小説まで、月に50冊。サッと読んでしまう」といい、

読み終わる前に「自然と(話の)ポイントがわかってくるんですよね」と、気づけば趣味から特技へと進化していた。


 ネタ本からイラスト集、小説など“芸人本ブーム”が続く昨今。

小沢もモノ書きができる芸人の1人としてこれから認知されていくはずだが、これまでの人生においてその“飽き性”が自分の才能の伸びしろを自ら邪魔してきた。

楽しさを感じられない」と高校を退学した。

周囲の友人は学校に通う。

皆が勉強している時間に、俺も何かをしたい」と一念発起、“モノを書く”という経験を自ら選択。

そしてそれは飽きることなく今に至った。



 現在、コンビのネタ作りも小沢が担当する。

そして今回、小説家という新ジャンルへの扉を開けたとき

ネタを作るのも、小説を書くのも実はそんなに大差はない」と感じた。

「“好き”だから書くし、本だって読むんです。1つ短編を書き出すと1日で書き上げ、それを様々なアプローチで挑戦しました」と気負いもない。

ネタを書く際は相方の反応を見ながら作り上げるように、小説も周りの反応を見ながら設定やテンポを変え「単独ライブ(の準備を)やる感覚」に達した。


 そんな小沢は自分の性格を「なかなか心が開けない人」と分析する。

一方で、「恋は毎日している」とも。

だからこそ小説の題材は自然と“恋愛”に絞った。

やっぱり経験していなかったり、知識が乏しいテーマは書けないと思いました」。

それでも「恋なんてどうせ…」とどこかさめた自分の気持ちもあり「こんな性格ですから、内容は(恋愛を)皮肉ったことも入れました」という。



 ところが「最近、温もりを求めているような気がしてならないんですよね」と心境の変化があった。

昔は絶対にそんなこと思わなかったのに」と、今年で37にもなる男は、真剣に恋の悩みで自分と向き合う。テレビや漫才でもその“うじうじ”した部分を目にすることもあると思うが、この日も恋についていったりきたりを繰り返した。


 そんな彼の“恋愛観”については、小学校の頃から恋愛に対して冷ややかな目でそれを眺める“皮肉”な部分と、素直に想いを伝えて成功させたいという“憧れ”の両方を今も強く持つ。

結婚しないのか尋ねると「僕が求めているのは、そういう形じゃない」とキッパリ。

特定の人物と幸せになるのではなく、今後もあくまで自由恋愛を貫いていくという。



 ちなみに、バツイチで同じ独身となった相方には今回のデビュー作は見せていないという。

やっぱり16年の付き合いをしていることもあって、恥ずかしい」。

本業のお笑いはこれからも続くが、続編については「オファーがあれば、書きたい」が、今後は小説家以外のフィールドにも挑戦していくと明言した。

芸人、小説家など様々な肩書きを持つ小沢の次なる“飽きないこと”探しは、もうすでに始まっているようだ。


YAHOO!ニュース

ORICON STYLE




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