でんじろう先生の日曜実験室ラブラボ!★
中京テレビ 日曜日10:55~
出演:米村でんじろう スピードワゴン (井戸田潤・小沢一敬)
鶴木陽子 (中京テレビアナウンサー)
---------りつさんがレポしてくださいました-------------
テーマ 科学の力でポッカポカ
でん「木枯らしも吹いて、だいぶ寒くなってきましたね。」
小沢「そうですね~。」
でん「寒くなってくると、私なんかは必需品なんですけど結構。こういうものはお使いですか?」
ポケットから使い捨てカイロを取り出す先生
潤「あらら。これはね~あの~・・・。」
小沢「外でね、ロケやる時とか、いつも使ってます。」
潤「そう。この時期はね。」
小沢「でもね、ずーっと疑問に思ってたんですよ。だいたい温まる時って、たき火とか、火じゃないですか。
これ(使い捨てカイロ)には火が使われてないのに何で温かいんだろうって思う。」
潤「本当だね。」
でん「いい質問ですね。で、この中にはそういう熱が発生する科学的な原理。それがたくさん秘められているんですよね。」
潤「なるほど。」
使い捨てカイロの原理を調べてみよう
でん「これ(使い捨てカイロ)は袋から出したばっかりでまだ温かくないんです。しばらく立ってから温かくなるでしょ?」
使い捨てカイロの中身をペットボトルの中に入れる
でん「このままでもいいんですけど、少しスピードアップしましょう。」
ペットボトルの中にある気体を入れる先生
でん「これ(気体)を入れて、ふたをします。少し振っていきましょうかね。(ペットボトルを振る)・・・きてますね。」
小沢「え~何?」
潤「何がきてるの?何がきてるの?」
でん「じゃ、持ってゆすってみてください。」
ペットボトルを小沢さんに渡す。
小沢「(持って)熱っ!熱っ!!ちょっと持ってみ?」
潤さんにペットボトルを渡す。
潤「・・・熱っ!(ペットボトル振って)熱っ!!」
つる「あ、(ペットボトルが)へこみましたよ?」
でん「へこんできましたね。ほら。」
小沢「わ、どんどんへこんでってる。」
ペットボトルがどんどんへこんでいった。
でん「そろそろ(入れた気体)知りたいですか?」
潤「そりゃ知りたいね。」
でん「これ実は、酸素。」
潤「あ~。」
小沢「まぁね、熱のね。」
でん「空気中にも酸素はありますけど、これ(スプレー)で濃い酸素を入れたわけです。
だから反応が早くなったわけですね。だから急速に(触って)うわ、本当熱いわ。
ちょっと持ってられないぐらい今熱いです。でも熱ければ空気が膨張するから膨らんでも良さそう。」
小沢「そうですよね。普通は。」
でん「そこにカイロの科学的な秘密・原理があるんですね。じゃ今度は中身をまず出しますね。」
今度は中身を白いアクリル板の上に広げる。
でん「見ててください。ほら。」
潤「あ、動くねぇ・・・。」
黒い粉が少し動く。
小沢「これは見覚えありますよ?小学校の時によくやったな~これ。」
でん「要するに磁石が。」
カイロの中身が磁石に反応して動いていた。
小沢「ということはすなわちカイロの中身は・・・。」
でん「ちょっと(磁石に)くっつけちゃってみましょうか。この方がよく分かる・・・。」
黒い粉が磁石にくっついた。
小沢「お~っ!すごい。」
つる「磁石にくっつく。」
でん「くっつきますね。つまり?この中には鉄が・・・。」
小沢「砂鉄?」
でん「まぁ砂鉄はちょっと違うんですけど、鉄の粉が主成分なんですよ。」
潤「それが何で熱くなるの?」
小沢「そうだよね。」
でん「鉄は意外に燃えやすい。言い方変えましょうか。さびやすい。酸素と反応しやすい。」
小沢「あー。酸化しやすいと。」
でん「特に海辺だとさびやすいですよね。さびるっていうのは実は緩やかな燃焼。燃えてるんです。」
潤「・・・え~っ!そうなの?」
でん「そうなんです。だから熱は出てるんです。だからこのカイロの中では鉄の粉がですね、
空気中の酸素を取り込むことで、少しずつ酸化、さびて、つまり緩やかな燃焼を、燃えてですね、それで熱を出している。」
潤「燃えてんのかこれ?」
でん「燃えてるんです。一瞬でも燃えてるんです。」
小沢「じゃ、こうやって(振って)ほぐしている時に酸素と混ぜてるんだ。」
でん「そうそう。だから全体がビニール袋、ポリ袋に入っているときは酸素が入ってこないから、熱くないでしょ?
だって売ってるときに熱くなっても意味ないでしょ?(ビニール袋から)といてからそれから温かくなる。
だからこれはある程度空気を通す。そういう袋でできているということ。結構そこも秘密ですけどね。」
小沢「すごいっすね。」
使い捨てカイロの仕組み→鉄が空気中の酸素と結合し、ゆっくりと酸化反応するときに発する熱を利用。
でん「で、こちらの(ペットボトルに入れた)方は、濃い酸素を入れましたから、当然反応がとても早かった。
で、酸素を使っちゃうんですから、鉄と結びついて使っちゃうわけでしょ?
ってことは酸素がなくなるから、真空(状態)になるから?」
小沢「あ~(酸素が)なくなっていくからその分(つぶれていく)」
でん「つぶれる」
小沢「なるほどね~。」
使い捨てカイロを作ってみよう!
でん「使い捨てカイロの材料があります。この3つですね。とりあえず使うのは、まず(透明な)液体があります。
ちょっと味見してもらいましょうか。ちょっと指につけてなめていただけますか?」
潤「ちょっとぉ~・・・もう・・・わかりませんけどもねぇ・・・。」
小沢「あまいのかなぁ・・・あま~いのかなぁ・・・。」
潤「やめてくれよそんないつもやり飽きたようなことやらないよ。
あまいとか、辛いとかさ・・・(なめてみる)・・・しょっぱ~い!!」
小沢「はい!お疲れさまでしたぁ~っ!お疲れさまでした。お疲れさまでした。しょっぱかった?」
でん「要するに食塩水ですね。」
食塩水・鉄粉・炭の粉を使って使い捨てカイロを作る
封筒の中に鉄粉と炭の粉をスプーン2杯ずつ入れる。反応を進めるために食塩水を使う。
ティッシュペーパーを食塩水で湿らせ、そのまま封筒の中へ入れる。中身をよく振って混ぜる。
小沢「あ、もう熱いよ?」
でん「あ、少し温かくなってきましたね。」
小沢「これさっき先生が言ってたあれなんだ。海辺の方がさび・・・。」
でん「熱っ!熱っ!!熱っ!!!」
小沢「今、結構大事なこと言ったんじゃないの?海辺の方がさびやすいって言ってたのが、塩水・・・。」
でん「あ、そうです。正解です。塩がさびやすい、いわゆる触媒、反応を早める効果があります。」
使い捨てカイロでおもしろクッキング!
使い捨てカイロを使って、ゆで卵を作ろう!!
30分ほどで普通に作るのと変わらないゆで卵ができた!
体の中からポッカポカになろう!
つる「さぁ続いて今度はこちらはいかがでしょうか?お2人の前にありますが。」
テーブルの上には、白菜キムチ、からしレンコン、わさび漬けが置いてある。
潤「珍味揃いじゃないですか。」
でん「まぁ体の中から温めると。」
小沢「あ、さっきは外側からだったから。」
でん「例えば鍋物だったら熱いものを食べるんだから、お腹の中が温かくなるから当然温まるのは当たり前。
でもこれは冷たい食べ物ですよ?冷たい食べ物でも体の中から温まるという。そういう科学の原理です。
まぁ同じ辛いんですけども、辛さが微妙に違うでしょ?
実は同じ辛味でも例えばわさびとからしの辛さでは体が温ったまんないんですよね。
で、体が温まるのはいわゆる唐辛子。キムチ。この唐辛子なんですよ。これは体が温まる。」
小沢「そうだ。キムチ鍋とか食べるとすごい温まるもん。」
つる「そこで、どうして唐辛子だけが温かくなるのか、調べてきました。」
唐辛子の研究を二十数年続けている達人が静岡県立大学にいる!→渡辺達夫教授
どうして唐辛子を食べると温かくなるのか聞いてみた
つる「さぁそこでお2人に温まってもらおうということでこんなものを用意しました~。色鮮やかでしょ~?」
用意したのは渡辺先生注目の新しい唐辛子(2種類)
小沢「1個じゃあ僕緑(の唐辛子)いただきます。」
つる「じゃあ井戸田さんが赤(の唐辛子)」
小沢「じゃあお先に失礼します。」
小沢さん緑の細長い唐辛子を試食。
潤「いいのか~?先に。」
小沢「・・・・(もう1口かじる)」
つる「あ、2口目。あれ?」
潤「辛いのそれは?圧からかーかーくるんじゃない?」
小沢「俺、俺、本当に味音痴だから分かんないんだけど、全くそんな普通においしいよ?」
小沢さんが食べたのは辛くない唐辛子 CH-19甘
辛くないが、カプサイシンと同じような成分→カプシエイトがが入っている。
体を温めたり、エネルギーの消費を高める作用がある
潤さん赤く丸っこい唐辛子を試食
潤「・・・かぁ~っ・・・。」
小沢「絶対辛いと思う。」
つる「辛い・・・わー顔が赤くなってきました。」
潤「・・・辛いよぉ~っ。」
つる「顔をゆがめてますが・・・。」
潤さんが食べたのはギネスも認めた世界一辛い唐辛子 レッド・サビナ・ハバネロ
辛さはタカノツメ(日本でおなじみの唐辛子)の7~10倍
でん「(潤さん)すごい汗が・・・。」
小沢「わ、す~ごい。」
潤「熱い・・・。」
小沢「でも唐辛子ってやっぱり体温まるんですね。」
小沢「じゃーもうみんなでいこっ!!」
小沢・でん・つるもレッド・サビナ・ハバネロを試食することに。
つる「えぇ~っ!本当に?」
小沢「絶対裏切りなしね。」
つる「裏切ったら分かりますもんね。せ~の。」
潤「3回ぐらいもぐもぐもぐってして・・・。」
小沢「あぇ~っ!うぇ~っ!!あーーーーーっ!!!うわうわあーーーーーっ!!!」
牛乳を飲む小沢さん
つる「先生泣いてる・・・。」
横でめちゃめちゃ笑う潤さん。
体の熱を逃がさない断熱の工夫
でん「今度は断熱ということで、体温はある程度一定、36℃、36.5℃あるわけです。
それを逃がさなければ、温かい状態でいられるわけです。人間は恒温動物ですからね。
熱を生み出していますから、どうしたらいいですか?体の熱を逃がさないためには。」
小沢「そのために僕たちは服を着てるんじゃないですか。」
でん「まぁそうですね。でも普通の服じゃ面白くないじゃないですか。」
つる「まぁ、ラブラボらしくといえば、普通じゃないとこを探していきますよね。ということで、
ちょっと変わったスーツで、冬を乗りきってもらおうと。こんな実験してみました。」
名古屋市熱田区にある中部水産の巨大冷凍庫を使って実験。
-25℃の冷凍庫でプチプチスーツ(気泡シートを全身に巻いたもの)と
アワアワスーツ(洗剤の泡を体につけたの)では、どちらが長い時間寒さに耐えられるのか?
実験開始!と、アワアワスーツの泡が冷凍庫入り口のエアーカーテンでほとんど吹き飛ばされてしまった!
ということでプチプチスーツのみで実験。
15分後、入る前とほとんど変わらず温度が下がらなかった。
でん「プチプチも、空気をたくさん含んでるでしょ?空気は熱をあんまり伝えない。断熱性が強いんですよ。
ダウン(ジャケット)を着るのも同じですね。ふわっと膨れてるじゃないですか。
空気がたくさんあるからなんですよ。ということで、(プチプチスーツは)大丈夫だったんですね。」
空気の断熱効果を使って、アイスクリーム天ぷらを作ろう
1cmの厚さに切ったカステラを何枚も敷いて、その上にアイスクリームを乗せ、さらにカステラを包み込んで丸める。
冷凍庫に数時間入れた後、ホットケーキミックスの生地にくぐらせ180℃~190℃の油で
表面がきつね色になるまで揚げる
小沢「これで中のアイスクリームが溶けてなければ楽しみだね。」
つる「じゃ、中がどうなってるか、見てみたいですよね。さぁ中のアイスはどうなっているのでしょうか?じゃ~ん。」
2人「おぉ~っ!」切ると中のアイスは溶けていない!
潤「すげ~っ!」
小沢「これはすごい!」:
つる「ね、中のアイスクリームは・・・。」
潤「溶けてない。」
つる「溶けてないでしょ。」
みんなで試食
4人「いただきま~す!」
でん「ん~!!」
小沢「不思議!うまい!」
つる「おいしい!」
小沢「超うまい。」
潤「うめぇ!うまいよ!!」
でん「で、要するにカステラの層があるじゃないですか。ここが空気をたっぷり含んでいるから、油180℃でしょ?
凄く熱いんですよ。それでも熱が中のアイスクリームまで届かないって事なんですね。
ってことは寒いときはカステラを着ればいいって話ですよ。ま、それは冗談ですけど、これ意外でしたね。」
小沢「これはうまい!」
お父さん必見!新コーナー
つる「お父さんのための、」
SPW「科学マジック講座~!!」
つる「さぁこれからのシーズンは忘年会や新年会などありますよね。
そこで宴会で披露する芸がないっていうお父さんたちいませんか?いらっしゃいますよね。
困っている方、そんな方、大丈夫ですよ。これさえ覚えれば宴会のヒーローになれるという科学マジックを、
でんじろう先生が教えてくださいま~す。お願いしま~す!」
でん「今日はすごいものを用意しましたよ。この中に入っています。」
クーラーボックスから取り出したものは・・・
でん「ペットボトルの中に水が入ってますね。液体状態です。そしてこの水を一瞬で氷に変えてごらんにいれましょう。」
小沢「そんなことできるわけないでしょ?」
でん「はい、こちらにグラス(お皿)がありますよ。ここに注ぐとみるみる氷になっていきます。いきます。」
先生がお皿に水を注ぐと・・・
つる「えーーっ!えーーっ?」
小沢「何で?これすごいじゃん!!」
注いだ水が一瞬にしてどんどん氷になっていく!
潤「すげーっ!!」
小沢「これはすごい!!」
でん「どうぞ。お召し上がりください。」
注がれた水を飲む潤さん
潤「うわ・・・・水ですね。」
小沢「え、何で何で?何で?」
でん「というマジックです。要するに過冷却という現象なんですよ。」
潤「なんだそりゃ?」
でん「0℃いかに冷やしておくんです。水をペットボトルとか、もっと小さい容器でもいいですよ。
そういうのに水を入れておきます。」
クーラーボックスに氷を入れ、塩を加えて温度を下げる。ふたを閉めて4時間ほど待つ。
でん「あんまり(氷を)冷やしすぎると凍っちゃうので、それで冷えるのを待ちます。」
水温が-10℃前後になっているのを確かめて、水入りペットボトルを入れて30分待つ。
でん「なかなかタイミングが難しいので何本も入れて、そしてゆするとかですね、衝撃を与えるとか、
氷の種(かけら)をちょっと入れるとか。これ実は(お皿に)氷のかけらが少し入ってたんですね。
そこの上に(水を)注いでいくと、その氷のかけらがきっかけになって、0℃以下になってますから、
水があっという間に氷になっていくって事なんですよ。」
小沢「すごい。これはすごいよ。」
でん「まぁできたらなかなか見事ですね。」
小沢「でもこれできたら宴会のヒーローですよね。」
つる「なれますよね。」
でん「まぁお家の冷凍庫でね、色々やってみたらいいと思いますよ。お子さんと一緒にね。」
----------りつさん ありがとうございました----------