介護と後悔 | 東京・静岡沼津三島で霊視・ルノルマン対面鑑定。あなたの人生明るく前向きに!

こんばんは

スピリチュアルビジョンの有美子です。

ご訪問ありがとうございます。

 

私は縁も所縁もないおばあちゃんの介護をしていました。

 

認知症で一人暮らしで、お金がないおばあちゃんでした。

当時勤めていた会社の社長が、若いころにお世話になった方で

お世話を任された感じですね。

住んでいた部屋を引き払うのはそれはそれは大変で。

猫を飼っていたのですが、もう掃除もできていなかったので

悪臭と建具がボロボロ。布のものにはすべておしっこがかけられていました。

全て処分。着物も随分とありましたが、袖を通していない物だけ残しました。

事務所の近くに引っ越してもらい、3度の食事を運んで、

話相手になり、わからないように生活保護の申請。

とてもプライドが高かったので生活保護を毛嫌いしていました。

暫く訪問しながらの介護をするつもりでしたが、

仕事と生活と介護とで私が参ってしまい、

施設も探しました。運よくすぐに見つかりまた引越し。

本人の意思はそこにはなかった。

私は今もずっとそのことを、後悔しています。

意思を確認できなかった、ということを。

 

これを言うと認知症だからしょうがなかったんだよ。

とケアマネさんがおっしゃってくれますが・・・。

 

生活保護を受けるにあたって親族の方に連絡をしました。

お子さんはいなかったので、ご兄弟に連絡。

皆さんご高齢で、自らも病気治療中の方もいました。

ご家族の病気に苦しんでいる方もいました。

妹さんが唯一ちゃんとお話できましたが、

おばあちゃん(姉)の生活を支えることはできません。と言われました。

施設に入れること、生活保護を受けることは了承していただきました。

 

今は施設で穏やかに過ごしています。

面会は出来ませんが、電話をしてたわいのない話をします。

 

その妹さんから今日暑中見舞いが届きました。

私は今なにもできていないのに、恐縮です。

 

皆さんの残りの時間を悔いなく過ごしてほしいです。