何ヶ月ぶりだろう、

あの人の傘をひろげた。

透明の、傘。

雨の日、貸してくれた。


あの人は、この国にいない。


雨がぽつぽつ降っている。


なぜか、捨てられない、この傘。


どこかに置いてこよう、と思っても、
なぜかいっしょに家に帰ってくる、

この傘。


あの人は

どんな空をみているのだろう。


なんだか会いたい

今日この頃。


わたしのこと


少しは思い出したりするのかな。


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