1990年、総務省の国際青年交流事業「国際青年の村」が愛知県で行われました。

【Our Lovely Earth】をテーマに、7月27日から8月2日までの7日間、世界23か国の青年400名が、現在の愛・地球博記念公園(通称:モリコロパーク、当時の名称は青少年公園)に集結し、国際交流を深めました。ある国は国費で若手国会議員を送り込むなど、熱の入った事業でした。

僕は、国内の各種青年活動団体や大学のサークルから集められたスタッフの一員として、1年前から準備に関わりました。

これはその時のマスコットキャラクター【アーサー&モーリー】もぐらです。

おそらく人類よりはるか昔から地球の住民として住み着いているに違いないモグラが、色眼鏡をはずして、こっちへおいでと誘っています。アーサーが差す指は、一つの地球を表し、また、この指とまれと言っているようにもとれます。

色はついてないけど、モーリーの目の色はブルーなのだ。

右側の地球は当時はなかったけど、全体のイメージとしてはあったほうが良いので付け足しました。

このキャラクターデザインは実は、僕の作品なのです。

広報委員長として、ガイドブックや報告冊子の編集、ポスターの制作に当たり、マスコットキャラクターも作ってしまいました。全員がこのキャラクターのプリントされたTシャツを着て、7日間まさに寝食を共に過ごしました。

観光プログラムもありましたが、班別に分かれて「この地球のために我々は何ができるか」を真剣に討議しました。

最終日には総会を行い、国際青年の村in愛知のメッセージを採択して幕を閉じました。

 

この時、採択された英文のメッセージを元に、後日【Our Lovely Earth】という歌を作りました。その歌詞を書きます。

 

【Our Lovely Earth】                             翻訳文

On the way back to your home,             家へ帰る途中で

Look from the sky Our Lovely Earth.       空から私たちの愛する地球をみてごらん

I'm sure you can't find any boader.         国境などみつからないとわかってる

There is no line divides the countries.     国を分ける線などどこにもないのさ

Take away the wall from your heart,       心の壁を取り払おう

Holding your hands together.                  共に手を取り合って

Let's clean our heart and share the truth.心をきれいにして真実をシェアしようよ

Love each other as you love yourselvs.    自分を愛するようにお互いを愛し合おう

On the way back to your home.              家への帰り道

All together back to our home.               みんな一緒に帰ろう 

All together now back to our home is      さあ、みんな一緒に家に帰るんだ そこは

Our Lovely,Our Lovely,Our Lovely Earth.  愛しい愛しい、Our Lovely Earth

 

この採択文は、メッセージ起草委員会が作成したもので、特定の作者はありません。

これに勝手に曲を付けたのでYou Tubeにアップします。村終了後の打ち上げの時に披露しましたが、一部の人しか聴いたことのない、幻の曲なのです。

 

 

この時の実行委員長だった橋本氏も一昨年昨お亡くなりになりました。

インターネットで検索しても1990年の国際青年の村は出てきません。

まだ、ネットはなく、携帯電話すらも普及しておらず、報告書の原稿もグリーン画面のワープロで打ち込んでいた時代ですから。

だんだん忘れ去られていく、輝いた時代の軌跡。

僕はここにささやかな抵抗かもしれないが、足跡を残したい。

僕にとって1990年はほんとうに特別な年なのです。