岡本太郎展(愛知家美術館)に行ってきました。

3月14日までというので慌てて行きました。

平日の昼間というのに年配者だけでなく若者も大勢いて凄く混雑していました。

 

僕の岡本太郎の印象は、なんといっても、1970年大阪万博で見た「太陽の塔」の強烈なインパクトです。

その造形といい、スケールといい、比類なき唯一無二の圧倒的な存在感でした。

テレビに出て「芸術は爆発だっ!」のフレーズが有名でしたが、若いころの岡本太郎を知る機会は少なくて、以前NHKの番組で妻の敏子さんが太郎との二人三脚の人生を語っていたのを見たことがあります。

今回はそれ以来の出会いと思って出かけていきました。

何点か太郎の撮った写真が展示してありましたが、その構図のうまさに感心しました。構図の決定は、自らがその位置に動いてあるいは被写体がその位置に来るのを待ってシャッターを切る一瞬の判断です。瞬間的にベストな形をイメージできる想像力と洞察力が必要です。さらにその瞬間を切りとってやるぞという情熱がないと良い構図は撮れません。写真の下手な人はこの熱意と動きがない。(僕は元写真家なので言えます、横道にそれましたが…)

やはりこの人には天賦のセンスがあったんだなと感じました。

そのベースがまずあって、様々な出逢いや経験にインスパイアされて、イメージが完成していき、吐き出されたものが作品ということなんですね。だから絵画に限らず、彫刻やデザインや書籍も出すなどできるわけだ。

吐き出してからさらに完成イメージに近づいていくこともあります。スケッチや習作からもその変遷が辿れます。

今回、時系列で作品を追っていくことができて、その過程の心境の変化を垣間見れた気がして(勝手な想像に過ぎませんが)とても面白かったです。

昨今、心を揺さぶられるような出会いがない、平平凡凡というか、安定平穏指向になりつつある自分がつまらないなあと感じています。

世界一周の船旅に出かけて五感で刺激を受けてみたいですね。誰か一緒に行きませんか?な~んて妄想が膨らみます。(^_-)-☆