*BL妄想(テテ×ユンギ)です
苦手な方は閲覧ご注意ください
*画像お借りしています
Side T
ユンギヤ
来世は石に生まれ変わりたがってるけど
心配しないで
그므시라꼬クムシラコ
僕がいつもそれを身に付けて
「恋」には「落ちる」ものなんだ。
ユンギヒョンがくれたメッセージに書かれていた愛の言葉で、俺は簡単に恋に落ちた。
「愛してる」
もちろん、ユンギヒョンが恋愛の意味で書いたのではないことはわかっている。でも、その文字を見た途端、俺の胸はどきん、と震えて、きりりと痛くなった。
どうしていいかわからなかった。メッセージのことをメンバーに、そして本人に話したら忘れられるのかと思って、VLIVE収録の時に話してみたけれど、俺の試みは間違いだった。
なぜなら、逆に余計に、忘れられなくなったんだ。
メンバーの話で、普段は筆不精なユンギヒョンがたくさん書いてくれたことがわかったし、なにより俺が明らかにしたことで「やめろ!」と照れるユンギヒョンはとびきり可愛くて、俺の胸を、まるでとどめと言わんばかりに撃ち抜いた。
もっと一緒にいたい。
もっといろんな顔を見たい。
そのうえで、俺だけを見つめてくれる瞬間があるなら…最高だ。
思いが募って、俺は数日前ユンギヒョンに、話があるから時間を取ってほしいとお願いした。できたら、ユンギヒョンの部屋で、2人だけで話したいと。
最近、ユンギヒョンは作業が忙しいらしく、結局、今日のこんな夜更け過ぎに約束することになった。遅いのは全く構わなかった。俺は部屋で、何と言って気持ちを伝えようかずっと悩みながら、約束の時間が来るのを待っていた。
さっきはジミナからメッセージが来て、開けたら「ファイティン!」と書いてあった。
嬉しいけど…
超、緊張してきた…