Side JK
「はぁ…ジミニヒョン…」
僕はぐったりしてベ ッドに後ろ手をついて、僕の下 着 をきちんと戻し、口元を清めるジミニヒョンを見つめていた。
どうしよう…
ジミニヒョンに、こんなことされるなんて…
自分の太 もも の間にジミニヒョンが顔を埋める光景はすごく刺 激的で、ぞくぞくするのがとまらなかった。
「ふふ、グギすごく可愛かった」
にこにこと満足げに微笑むジミニヒョンは、再び僕の膝の上に乗った。
「どうだった?よかった?」
「…よかった…」
気まずくて小さな声でぼそっと言うと、ふふっ、と笑みが聞こえてきて、ジミニヒョンの人差し指が僕の頬を指した。
「ジョングギにしかしないからな、こんなこと」
「…ん…当たり前です…」
「赤くなってる。可愛い」
目を合わせると、ジミニヒョンは満面の糸目の笑顔で、僕はなんだか悔しくなった。
可愛いのは、ジミニヒョンの方なのに…
僕だって、気持ちよくしてあげたいよ…
「わっ」
僕はジミニヒョンを抱きしめると、そのままベッドに倒れこんだ。「こらっ」と声をあげて逃げようとするジミニヒョンの手を取ってシ ーツに押 し付けると、体に覆いかぶさった。
「グガ、待って、だめ…」
シーツに押し付けた手をジミニヒョンはバタバタさせて、必死に 抵 抗 する。
「なんで?お返しにいっぱい…気持ちよくしてあげる」
片手を離してジミニヒョンのシャツをめくりあげる。
「ダメだってグガっ」
ジミニヒョンは顔だけ起こして、僕の手の邪魔をした。
「なんで…僕にあんな…やらしいことしたくせに」
逃げられないようにもう一度手を取ってシー ツに押し付けて、顔を覗き込む。顔を赤く染めたジミニヒョンが僕の顔を見つめて「うう」とうめいた。あまりにもジミニヒョンが 抵 抗 するから、僕は少し心配になって聞いた。
「やっぱり、誰かと浮気…してるの?」
