「『いいとこ』に…連れてってくれるんだろ?」
「え」
うう…プレッシャー…
表情の変わった僕を見てジミニヒョンはまたくすくすと笑った。
もう、ほんとにこの人は…
「図々し」くて、最高だ。
僕は寝転がったままジミニヒョンのうな じに再びキ スをして、ジミニヒョンの体の前に手を伸ばした。
「わかったよ。僕がいいとこに連れてってあげる…」
「あっ…」
胸 の 飾 りをきゅ、とつまむとジミニヒョンから焦ったような声が漏れた。そのまま指先でくりくりともてあそぶ。
「ふあぁっ…あっ…んん…」
びくびく跳ねる体をぎゅっと抱え込むように抱 いて、う なじにきつく口 づけた。
「跡っ…つけるなって…」
気づいたジミニヒョンがジタバタするけれど、僕の力には通じない。
いつも怒られるけど、僕はジミニヒョンにキ スして跡をつけるのが好きだった。ジミニヒョンが服を着た時、見えるか見えないかの位置につけるのが特に好きだ。たまに皆といるとき、その秘密の印が他の人に見えないか、こっそり気にしているジミニヒョンが最高だから。
「僕のものって…印」
僕が囁くとジミニヒョンが振り向いた。真っ赤になった顔は不満気だ。
「この前…首のとこの、ユンギヒョンに見つかったんだぞ」
「なんか言われました?」
「…にやって…笑われた…」
「ふふ…」
ユンギヒョンの表情が目に浮かんで僕は小さく笑った。うな じ よりもうんと下の方へ 唇 を寄せる。