BL妄想(ジョングク×ジミン)です
苦手な方は閲覧ご注意ください
第1部第1話→こちら
第2部第1話→こちら
Side JK
やった。ジミニヒョンが僕の部屋に来る。
告白しあった日から、ジミニヒョンが僕を気にしてくれているのはわかっていて、すごく嬉しかった。でも、だから、早くキスの先に進みたくて、ここ数日はずっと夢にジミニヒョンが出てきていたくらいだった。
でも…と僕は考える。
ジミニヒョンと僕の仲で、今さらどうやって「キスの先」に進めばいいんだろう。それに、ジミニヒョンはすごく照れ屋だから、はぐらかされたりするかもしれないな…
宿舎に帰ってシャワーを浴び、チキンが届くのとジミニヒョンがやって来るのを待つ。チキンがまず届いて、すぐにパジャマに着替えたジミニヒョンがやってきた。
「新しいパジャマじゃないですか?」
「…ああ、うん…ホソギヒョンがくれた」
ホソギヒョンか。そこは気に入らなかったけれど、大きなボーダー柄のTシャツタイプのパジャマはジミニヒョンによく似合っていた。
「似合ってますね」
僕が言うと、ジミニヒョンは照れたように「へへ」と笑った。
そして、「何も出ないぞ」と言って僕を小突いて、ソファに座った。
僕がジミニヒョンを好きなのはこういうところ。嬉しい時に、嬉しいことを隠せない、素直な人だから、好きなんだ。
僕はまだ酔ってもいないのに、夢見心地になって、ジミニヒョンの隣に腰掛けて、用意しておいたビールを開けた。
「ってテテが言ったらさ、ユンギヒョンが…」
ジミニヒョンは酔うにつれて、テンション高く話しながらころころ笑った。僕のつたないギャグなんかに、頭をのけぞらせて笑ってくれる。白い首筋が目に飛び込んで来て、思わず触りたくなるのを堪えた。
「…で、そしたら、今度はテテが…」
ふふふっ、と柔らかく笑って、濡れた唇をぺろっと舐める口元が壮絶に色っぽい。どくん、と体の底が震えた。でも、もうちょっと、我慢しなきゃ…子供だと思われるのは癪(しゃく)だから。
それにしても酔ったジミニヒョンはくるくる表情が変わって、ころころ笑って、意識しているのかしていないのか、僕に何度も触れるし…可愛くてたまらない。
僕だって男なんだから、我慢にだって限界があるんだけど、この人わかってんのかな…
こういうとき、どうすればいいんだろ。雰囲気とか…作ればいいっていうけど、ジミニヒョンとどうすればそんな雰囲気になるんだろ…
「ふふ、ジョングギ、聞いてないだろ」
言葉とは裏腹ににこにこ笑うジミニヒョンが僕の腕に手を触れさせた。その手のひらが熱くて、どきん、と胸が跳ねる。
「聞いて…なかったです」
「ふふっ…正直だなあ」
くっくっと喉を鳴らして笑うジミニヒョンの手を取って、ぎゅっと握る。
「ジョングガ…」
「キスしたいって思ってて…聞いてなかったです」
一瞬、ジミニヒョンの目が見開かれた。
ああ…雰囲気作んなきゃ、とか思ってたのに、普通に言っちゃった…
でも、ホントのこと、だから…
「ジョングガ……んっ…」
僕はジミニヒョンの手をぎゅっと握ったまま、彼の唇を塞いだ。
僕がジミニヒョンを好きなのはこういうところ。嬉しい時に、嬉しいことを隠せない、素直な人だから、好きなんだ。
僕はまだ酔ってもいないのに、夢見心地になって、ジミニヒョンの隣に腰掛けて、用意しておいたビールを開けた。
「ってテテが言ったらさ、ユンギヒョンが…」
ジミニヒョンは酔うにつれて、テンション高く話しながらころころ笑った。僕のつたないギャグなんかに、頭をのけぞらせて笑ってくれる。白い首筋が目に飛び込んで来て、思わず触りたくなるのを堪えた。
「…で、そしたら、今度はテテが…」
ふふふっ、と柔らかく笑って、濡れた唇をぺろっと舐める口元が壮絶に色っぽい。どくん、と体の底が震えた。でも、もうちょっと、我慢しなきゃ…子供だと思われるのは癪(しゃく)だから。
それにしても酔ったジミニヒョンはくるくる表情が変わって、ころころ笑って、意識しているのかしていないのか、僕に何度も触れるし…可愛くてたまらない。
僕だって男なんだから、我慢にだって限界があるんだけど、この人わかってんのかな…
こういうとき、どうすればいいんだろ。雰囲気とか…作ればいいっていうけど、ジミニヒョンとどうすればそんな雰囲気になるんだろ…
「ふふ、ジョングギ、聞いてないだろ」
言葉とは裏腹ににこにこ笑うジミニヒョンが僕の腕に手を触れさせた。その手のひらが熱くて、どきん、と胸が跳ねる。
「聞いて…なかったです」
「ふふっ…正直だなあ」
くっくっと喉を鳴らして笑うジミニヒョンの手を取って、ぎゅっと握る。
「ジョングガ…」
「キスしたいって思ってて…聞いてなかったです」
一瞬、ジミニヒョンの目が見開かれた。
ああ…雰囲気作んなきゃ、とか思ってたのに、普通に言っちゃった…
でも、ホントのこと、だから…
「ジョングガ……んっ…」
僕はジミニヒョンの手をぎゅっと握ったまま、彼の唇を塞いだ。